食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


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ヒトは「いじめ」をやめられない、目次

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第一章 いじめの快感~機能的・歴史的観点から考える~
第一節 いじめのメカニズム
  いじめは種を残すため、脳に組み込まれた機能
  集団にとって制裁行動は必要な行為だった
  「向社会性」がいじめを生む...

 

第二章 いじめに関わる脳内物質
第一節 オキシトシン
  「愛情ホルモン」オキシトシン
  オキシトシンの分泌により愛情が深まる
  オキシトシンがいじめを助長する
  仲が良いほどいじめが起きやすい
   高い仲間意識の危険性~泥棒洞窟実験~
  集団は理性を鈍化する
  誰でも差別者になる~青い目・茶色い目実験~
第二節セロトニン
  「裏切り者検出モジュール」
  安心ホルモン、セロトニン
  日本に不安症の人が多いわけ
  日本人の不安症と勤勉さは江戸時代に作られた?...
第三節ドーパミン
  「快感」は「理性」より強い
  脳内麻薬ドーパミンの働き
  「正義感」がいじめを助長する
  なぜ「いじめられる側にも原因がある」と言われるのか......
  いじめは深化する~スタンフォード大学監獄実験~

 

 

第三章 いじめの傾向を脳科学で分析する
第一節 いじめられやすい人の特徴
  身体的弱者、空気が読めない人
  一人だけ得をしているように見える人
第二節 いじめがより深刻化するとき
  小学校高学年から中学二年生に過激化する
  いじめが増える時期は、6月と1月
第三節 男女のいじめの違い
  女性はグループを作り、男性は派閥を作る
  男性のほうが妬みを感じやすい
  男性の制裁行動は過激化する
  女性のサンクションは巧妙化する
  若い女性は ~嫉妬、を受けやすい
   サイコパスはいじめに参加しない
第四節 学校現場のいじめの現状
  文部科学省のいじめ対策の現状
  仙台市のいじめの例
  「いじめゼロ」を目指すことで生まれる矛盾
  傍観者が通報すればいじめは減るのか

 

 

第四章 いじめの回避策
第一節 大人のいじめの回避策
  女性が女性の妬みを煽らない方法
  プロ意識を見せ、獲得可能性を下げる
  自虐ネタの達人になる「アンダードッグ効果
  相手と自分の感覚の違いを知る
  「メタ認知」を高め、8%の間柄になる
   相手に求める「誠意」には、男女の違いがある
  女性のクレーム対策は、「共感」がキーワード
  率直に話す力を高める
  ミラーニューロンで、芸人のコミュニケーション力を身につける
第二節 子どものいじめの回避策
  6月と11月の学級危機を回避する
  真面目な組織はいじめが起こりやすい
  人間関係を薄めていじめを回避
  学校教育のあり方を見直す
  「ももクロ」から学ぶこと
  団結の意義を見直す
  ザ・サードウェーブ実験
  いじめの悪意は見えにくく、止めにくい
  空間的に距離をおく権利を与える
  学校を休むといじめは酷くなるのか
第三節教育現場における環境的回避策
  第三者の目で死角をなくす.
  暴力を伴ういじめに対する抑止力
  ノンバーバルコミュニケーションによるいじめ
  大津市の取り組みの例: 監視カメラによる抑止力の効果
  匿名化によるルシファー・エフェクト
  メタ認知力を高めて、自分をコントロールする 

ヒトは「いじめ」をやめられない (小学館新書)
 

 

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