今日の午後は大野城市のある中学校で保護者対象の講演。
1時間、「鉄板」構成で話をしました。
凶悪少年犯罪を犯す少年の
食生活の特徴として
「家族で鍋を囲んだ経験がない」
からはじまり。
「お母さんのハンバーグ」
「今どきの大学生の食生活」、等々。
1時間、「鉄板」構成で話をし
残り15分は「質疑応答コーナー」としました。
この中学校は
「弁当の日」を
既にやっているか
これからやることが決まっている
学校だったので
「弁当の日」の意義を
こと細かに説明する必要がなかったのです。
「質疑応答コーナー」は私にとって
すごく刺激的な時間で
一つの質問に
120%の答え(期待以上)
を提示するを目標としています。
アドリブ力
瞬発力
ネタの豊富さ、等々が問われる
真剣勝負の場です。
今日も15分の間に
いろんな質問をいただきました。
「今年度、受験なんですが、脳が働く朝ご飯は?」
とか
「子どもが小柄で、もっと食べて欲しいと思うのですが
どうしたら食べてくれるでしょうか?」
とか
「弁当に冷食を使いがちなのですが、どうでしょうか?」
とか。
完璧に、
120%で答えました(笑)
マイクを回していると
あるお母さんが
「いえ、特に何もありません」。
その次のお母さんは
「ここまで、回ってくると思ってなかったので…」。
ゴーシ先生。
スイッチ入りました。
例えば授業参観の時
「一人ずつ、意見言ってごらん
質問してごらん」
って先生に言われて
「いえ、特に何もありません」
「ここまで、回ってくると思ってなかったので」
って自分の子どもが言ったらどうですか?
「もう!
間違ってもいいから
正々堂々と自分の考えを言いなさい!」
って思うでしょう?
子どもにやって欲しくないことを
皆さんが、今、やっています。
子どもは、そんな親の背中を見ています。
子どもに、ステキな背中を見せましょう。
「いえ、特に何もありません」
「ここまで、回ってくると思ってなかったので」
なんてナシです。
やりなおしです。
さぁ、質問、コメントでも
何でもいいのでどうぞ。
と言ったら、そのお母さんは
「今日の夕飯は鍋にします!」(会場、大爆笑)
しかも、そのお母さんが
花束贈呈役だったという(笑)
もう、笑いの神様が降りてきたような
奇跡的な講演でした。
でも、改めて。
子どもにやって欲しくないことを
皆さんが、今、やっています。
子どもは、そんな親の背中を見ています。
子どもに、ステキな背中を見せましょう。