食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

私が「アンケート」が嫌いな理由

2016年度
私が総合プロデューサーを務める
一般社団法人ライフクリエーション協会は
福岡県大木町から事業受託し
1年間、
「ライフデザインセミナー」「出会いイベント」等を
実施してきました。

そして、3/26の
「大木町 出会いのイチゴ収穫&スイーツづくり」
で予定されていたすべての実施業務が終了しました。

カップリング率も驚異の75%と
素晴らしい成果をあげることができました。

f:id:kab-log:20170330050020j:plain

f:id:kab-log:20170330050040j:plain

f:id:kab-log:20170326131827j:plain

 

さて。

 

普段、私がプロデュースするイベントでは
ほとんどアンケートを実施しません。
なぜなら、BESTを尽くしているので
改善の余地がないからです。

しかも
いろんな声をききすぎると
「足し算」になってしまい
結局、軸がぶれたり
何をしたいのかが
わからなくなってしまいます。

デザインもブランディング
なんでも「引き算」が大事。

ユーザー視点は大事ですが
ユーザーの声を聴きすぎるのではなく
自分がユーザーなら
「どういうのがいいか」
と考えることが大事だと思っています。


また、依頼されてお伺いする講演では
主催者がアンケートを実施してくれることはあり
それをまとめて私に送ってくれることもあります。

当然ですが
そのアンケート結果は
超好意的です。

だって、講演を聞きに来てくれる人たちは
基本的にゴーシ先生ファンですから(笑)。


しかし。

こういう「出会いイベント」に参加する未婚者は
違います。

別な目的をもってやってきます。

で、アンケートを実施すると
「改善点をご自由にご記入ください」
の欄にジャンジャン、コメントが書き込まれます。

例えばこんな感じ。

  • もう少し話ができる機会があったらいい。
  • 男性のアンケートが無かった。
  • もう少しマッチングをしっかりして欲しい。
  • セミナーの時間が長くて、もう少し女の子と話したかった。
  • 自己PRだけでいい。
  • 一人ひとりの人と対面で話したほうがいい。
  • 名札が見えにくかった。
  • フリータイムが欲しい。
  • 出会いは年齢ではないのはわかるけど、○代、○代位は知れたらよかった。
  • 積極的に行動を!といわれましたが、2.3.人気になう人がいる場合、グループわけがあると全員と話せない。
  • 食事のときに気になる人がいてもすでにマッチングシートに記入しているので難しいです。
  • 料理の手順などはじめに説明して欲しかった。何をどうするかわからなかったので、、、。
  • カップリングのやり方が不透明でよくわからなかった。
  • 最後の歓談のときは男女で席かえをしたらよかったと思います。
  • 料理の仕方や段取りがバラバラだった。

 

主催者として
不行き届き、不手際があったことは
認めますし、お詫びしますし
改善しなければなりません。

 

だけど、
私が参加者ならどうするか。

 

アンケートに改善点なんか書かず
(書く時間、エネルギーがもったいない)
主催者の人に
「ありがとうございました。とっても楽しかったです!」
と直接伝えて、仲良くなります。

もし、改善点、不満があるなら
次から参加しない、
ただ、それだけです。

 

出会いイベントには
みんな
異性とのいい関係を求めてやってきますが
そのためには
同性とのいい関係
主催者とのいい関係
も必要なはずです。

 

あくまでも私見です。
私ならどうするかです。

第2期 熊本大人塾!

f:id:kab-log:20170330055800j:plain

第2期『熊本大人塾』
ーライフ・デザイン力を身につけるー


発想法、コーチング、ファシリテーションなど
様々なソーシャル・スキルを身につけ
仕事力を高め
自己実現していくための大人塾。
これまで、福岡、北九州、熊本で
のべ1400名以上が受講しました。

2017年4月、熊本第2期開講です。
第2期はさらにグレードアップします。

各回のテーマ、ワークの質、量ともに充実し
さらに、
これまでの大人塾で使用してきたワークシートが
1冊のワークブックにまとまりました!

是非、一度、覗いてみてください。

あなたが思い描く人生を
実現していく人生が待ってます。

 

 

日時:第2期『熊本大人塾』ーライフ・デザイン力を身につけるー
    4月12日(水) 18:30~20:30

場所:未来会議室 http://mirai-k.or.jp/
   〒860-0807
   熊本市中央区下通1-12-27 CORE21 下通ビル5F

内容:
 テーマに関するレクチャーとワークショップ。
 ゴーシ先生による個別特別コーチング&コンサルティング

参加費:2000円
    +ワークブック1000円(すでに持っている人は不要)

定員:30人

申し込み方法:facebookのイベントページの参加ボタンを押したうえで
info@life-cr.jp
まで
タイトル:熊本大人塾、4/12
①名前
②所属
③メールアドレス
④携帯電話
⑤通年 or 単発
を書いて送信してください。
※定員を上回る場合は、メールの先着順とします。
※PCからのメールをブロックされている方は、設定を変更ください。PCからのメールで受け付けメールを返信します。
※通年参加を申込される方は、次回以降、メールは必要ありません。

 

今後の予定
2017年
4月12日(水) 18:30~20:30 「ライフ・デザイン力を身につける」
5月17日(水) 18:30~20:30 「コーチング・スキルを身につける」
6月28日(水) 18:30~20:30 「発想力を身につける」

※7月以降は会場が予約でき次第、ご案内いたします。

 

主催:一般社団法人ライフクリエーション協会 http://life-cr.jp/
   go for it!熊本
講師:佐藤剛史 http://goshisato1973.com/

※参加費の一部は義援金として寄付させていただきます。

『鐘崎のイケメン漁師こうちゃんと一緒にこうちゃんのとった天然トラフグを食べる会』

毎年恒例
『鐘崎のイケメン漁師
 こうちゃんと一緒に
 こうちゃんのとった
 天然トラフグを食べる会』。

 

去年の様子。 

www.goshisato1973.info

今年は、少人数で。

f:id:kab-log:20170325183026j:plain

 

 

天然トラフグづくし。

f:id:kab-log:20170325181602j:plain

f:id:kab-log:20170325190900j:plain

f:id:kab-log:20170325183357j:plain

f:id:kab-log:20170325193312j:plain


日本一の志を持ったイケメン漁師 こうチャンネル①

婚学ワークブック、入稿!

www.goshisato1973.info


なのですが
「婚学」の灯は絶やしてはならない
ということで
2017年度はオープンな場で実施することにしました。

www.goshisato1973.info

さて。

 

この5年間の九大婚学で
様々なワークが生まれました。
ワークシートを作ってきました。

これまでは
そのたびに打ち出して
コピーして使用してきました。

 

来年度以降、オープンな場で
社会人も対象にした婚学を実施するにあたって
もっと参加者満足度を高めたいと考え、
これらのワークシートのフォーマットを整え
一冊のワークブックにまとめることにしました。

この数週間
集中的に作業しました。

昨日、入稿しました。

f:id:kab-log:20170323093843j:plain

はっきり言って
自信作です。

 

このワークを真剣にやって
書き込んでいけば
恋愛、結婚、結婚式・披露宴
妊娠・出産、家計、家事、ワークライフバランス、等々
自分が考える
幸せな人生、豊かな人生の
トータル・ライフプランができるはずです。

 

モラハラやDVや離婚は
誰も経験したくないことですが
そうならないように
もしそうなった場合にどうするのかを
リアリティをもって
考えておくことができます。

 

多くの人に手に取ってほしいワークブックです。

 

日本で唯一の
『婚学』トータルライフプラン・セミナー↓

www.goshisato1973.info

 

関心のある方、ぜひ、ご参加ください。

 

婚学に興味なくても
ワークショップのプログラムデザイン
ワークシートの作り方
という点でも参加になろうかと思います。

へそ曲がり

ゴーシ先生
流行りものにはノらない。
みんなが見ているものは見ない。


『君の名は』
も見てないし
『この世界の片隅で』
も見てない。

 

大好きなスターウォーズだって
『エピソード7』も『ローグ1』
も見に行かなかった。

 

しかし、、、

 

著者の話を直接聞いたとなれば
話は別。

www.goshisato1973.info

即買い(笑)
永遠の0』とかDVDも即買いしたわ(笑)

f:id:kab-log:20170323065327j:plain

f:id:kab-log:20170320061812j:plain

めっちゃ面白かった。

 

作家としても勉強になった。

芸術的、文学的な表現は全くない。

放送作家とあって
事実を淡々と積み重ねていき
ドラマを展開する。

なにより調査、研究が徹底してる。

 

それにしても感動しました。

生き方を考えさせられました。

 

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

 

 

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 

 

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

 

 

 

「キングコング西野亮廣×石川涼 トークライブ」③

www.goshisato1973.info

www.goshisato1973.info

後半戦は、フロアーとの質疑応答。

 

「お互いの好きなところは?」
西野:
石川さんは、男女問わず、モテますよね。
いつもニコニコしている。
前向きで明るい。
石川:
ちゃんと未来に賭けれるところかな。
行動力がある。
普通は「保証」をほしがるけど。

 

 

「そのように、いろいろと考えれるようになったきっかけは?」
西野:
ないです。
幼稚園の頃からやっていることはかわっていません。
周りが何と言おうが、
仲間が笑ってくれていればそれでいい、と思います。
石川:
そもそも大それたことはできないんです。
隣の席の人に頼られるかどうか。
その輪が広がっていくだけ。
その延長でしかない。
西野:
あ、そうそう。
イデアについてはこういう考え方です。
よく、「アイデアが降ってくる」と言うでしょ。
そうすると降ってこない日が辛くなる。
イデアは降ってくるものじゃなくて、
掘り起こすんです。
イデアを見つけるために、
今日は、東を掘ってみよう。
ダメだった。
じゃぁ、今日は西。
ダメだった。
でも、あと北か南を掘れば
そこには絶対ある、みたいな。
掘り起こすというイメージであれば
その日、思いつかなくても
思いつく確率を上げる作業になります。

 

 

「同じ業界の人と話してもつまんない。広げ方はどうすればいいのでしょう?」
石川:面白い人見つけたら、会いに行けばいい。
西野:完結しましたね。

 

 

「私、本書きたいんですけど、無名の人が本を売る方法は?」
西野:どんな本?
質問者:ビジネス書です。
西野:
その人が本の売り方見えてなかったらダメなんじゃない?
経営に失敗している経営者が
経営の本、書いても売れないでしょう。
手売りで5000冊売るのは?
ホームレスの小谷君は手売りで5000冊本、売ってるよ。

 

こんな人も。

saori-exwish-0219-smile.goat.me

 

「お土産化はわかりますが、クオリティとの関係は?」
石川:粗悪品はダメだよね。
西野:
プペルの前に書いた2冊が売れなかったんですよ。
一所懸命書いて、
クオリティが高くて
内容が100点でも
売れないものは売れない。
だから売る努力、工夫が必要だと思います。

 

 

「高校生です。芸術系の大学に進学したいんですけど
 親が、不安定なところにはお金は出せない、と言っています。
 クラウドファンディングで大学に行きたいんですけど
 高校生なのでリターンがありません。
 リターンがないクラウドファンディングのコツは何でしょう?」
西野:
まず、クラウドファンディングは「カネのなる木」ではないです。
信用をお金化する装置なんです。
信用がないければどうしようもないです。
信用がないのにリターンを作りに行っても仕方がないです。
絵本活動の前、「独演会」を行っていました。
お客さん、4500人くらい。
で、クオリティにこだわりたいので
生演奏で、照明も凝って。
で、子どもたちも来れるように
チケット代は2000円に設定しました。
大赤字です。
ペイしようと思ったら
5000円、6000円に設定しないといけない。
でも、その4500人には超感謝されたわけです。
「2000円でいいんですか!?」みたいな。
その一か月後にクラウドファンディングを行いました。
そうしたら、4500人が
お金を払ってくれたんです。
お金を出し入れする「預金通帳」ってありますよね。
「信用通帳」のイメージです。
信用を出し入れし、いつどれだけ使うかとか
信用のペース配分をしていく必要があります。

 

 

「input、outputを意識していますか?」
石川:
何も意識していないです。
何気ないものから吸収していると思う。
西野:
outputしているときのほうが
inputしてると思います。
例えば、外国人に伝えるには
英語をしゃべるまくるしかない。
その中ですごい学びが生まれるから
inputも生まれる。

 

 

「モデル事務所に所属していてデザイナー活動もやっています。
 こんな私がもっと楽しむには、どうすればいいのでしょう?」
石川:
自分がどう楽しむかよりも
お客さんがどう楽しむか、だと思いますよ。
モデル事務所に所属するとかは、関係ない。

 

 

「嫌いなスタッフがいたらどうしますか?」
西野:
ういう人と仕事をスタートさせない。
石川:
合わなくても、気にしない。
違って当然。
西野:
ウーマンの村本とケンカしてても、翌日は普通。
ケンカも意見交換ですから。

 

 

「どんな高齢者になりたいですか?どんな医療を受けたいですか?」
西野:
日本人って寿命伸びたと実感したんです。
100歳になったらもらえる銀杯が
純銀製でなく、銀メッキになった。
それだけ100歳を超える人が増えました。
例えば、90歳まで生きるとして
定年は60歳。
老後が30年間って長すぎでしょう。
老後30年は辛い。
それから「アンチエイジング」みたいな言葉は
年を取ることが悪だ、というイメージ。
そうではなくて
「年を重ねることは成長」のイメージにしたい。

では、成長している部分は何か?
それが仕事になるんじゃないか。
高齢者に仕事を作りたい。
おばあちゃんは、入院したら急に老いたんです。
仕事をさせたら若返った。
高齢者には、仕事が必要なのだと思います。
では、20代にはできない、
80代にしかできない仕事って何だろう?
例えば。
80歳は、遅刻しても怒られない。
許させる力がある。

沖縄に「おもろ」という居酒屋があって
店主は80歳。
で、一番に酔いつぶれるんです。
客が来るから
僕がつけだしを出したり
ビールを出したり
会計までして。
で、僕が店を出たら
その客が次の客の接客

 

するんです。
じじいがポンコツだから
勝手にペイフォワードが起きちゃう。
じじいだから仕方がないんです。
「愛される欠陥力」みたいな。

そういうのも
「しるし書店」
を思いつくきっかけとなりました。

f:id:kab-log:20170320135250j:plain

(おわり)