食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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入院まとめ①-これから入院する人のために-

これから入院する人のために。

ゴーシ先生の入院生活振り返り。

百道の「九州医療センター」の場合。

 

【前提】

  • 入院生活に最低限必要なものは、コンビニ(1階)でほとんど揃う。コンビニが空いているのは、7:00~22:00と便利。
  • コロナ禍のため面会、荷物の受け渡し等が基本的に出来ない。
  • シャワー(お風呂)、コインランドリーなどの施設、設備も整っている。

※家族をアテにせず、自分の力だけで入院を完遂するくらいの気持ちがあったほうがいい。

 

【ネット環境】

  • 有料個室はwifi完備。普通の部屋(2人、4人)はない。
  • デイルームは公衆wifiあり。知らなかったので事前に調べたほうがいい。
  • 数日であればスマホだけでなんとかなるが、長期にわたる入院となればレンタルwifiを借りたほうがいい。
  • 私は、「WIFIレンタルどっとこむ」を利用。 
  • https://www.wifi-rental.com/
  • プランは少し高くても余裕があったほうがよい(無制限と言いながら、一定容量超えると通信速度が遅くなる≒ほぼ使えない)。

現代社会の入院においてネット環境は生命線。

 

【持ってきてよかったもの】

  • 当然、PC、スマホ。当初はスマホ用キーボード(wifiが使えるようになって使わなくなった)。
  • ボックスティッシュ。飲み物や点滴や血、いろんなものがこぼれる。
  • 着なれた寝間着にも使えるTシャツ、短パン。寝間着は買ったり、レンタルもできるが、一気に病人ぽくなる。
  • paypay(現金を持ち歩いたり、管理しなくてよい)。

※基本、荷物は少なく現地調達。現地調達できないもの、絶対に譲れないものだけを持参。

 

【持ってきたかったもの】

  • フリースやブランケット等、寒い時に羽織るもの。暑いときはクーラーがガンガンきいているし、この数日間で急に冷え込んだ。
  • 文具。筆ペンや(色)鉛筆や消しゴム、ノートなど。特に、ハサミやカッターなど危険なものはコンビニに売っていない。
  • タブレット、本・マンガ(タブレットに入れておく)。コンビニの書籍コーナーは蔵書が少なく、偏っている。
  • 電源延長コード。
  • 懐中電灯、読書灯。点灯は6:00と遅く、消灯は21:30と早い。同室患者のため電灯は点けれない。今回の場合、PCディスプレイの明かりに助けられた。
  • コンビニに売っていないご飯のお供(今回の場合、ゆかり)。
  • switch(携帯ゲーム)、後述のようにスマホゲームはストレスがたまる。
  • コードの長いイヤホン(コンビニに売ってる)。PC、スマホ用だとテレビに届かない。
  • サロンパス等、使い慣れた湿布薬等。足つぼや肩こりをほぐすためのアイテム。ずっと寝ているので肩がこる。病院にもらおうとすると、一応、先生の許可(処方)が必要みたい。
  • 仕事のための書類をスマホで撮っておく。デジタルデータはクラウドに入れているけど、紙媒体の書類が手元になく非常に苦労。

※入院してみて、はじめて気づくことが多い。事前にどれだけ想像力を働かせるか。そのうえで、不必要なものを選び、必要なものを残せるか。

 

【買ってよかったもの】

  • 嗜好品(コーヒー、アメ、ハイチュウ、メントス、等々)。スナック菓子等、固形物は食事制限のため食べれなかった。
  • ご飯のお供(塩昆布、ふりかけ、お茶漬け)。毎食、重湯、お粥(白粥)だと、味がなく飽きて、水分が多く食べれなくなる。
  • マヨネーズ(調味料)。醤油、塩は売っていなかったので持参すればよかった。
  • 歯ブラシ等洗面具、洗剤、タオル等(持参せずすべて購入)。荷物が多くなるし、帰りには捨てて帰れる。

※病院のコンビニは小さく、スリッパや入院用衣服・下着、おむつ、敷パッド、使い捨て食器、杖等、入院に必要なアイテムにかなりスペースを割いているので、日用品の品ぞろえはよくない。欲しいものがないことも多い。



 

【心持ち】

  • 貴重な機会だと、入院を楽しむ。
  • 他の患者を言動にストレスを感じない。みんな病人なのだと納得させる。すべて退院後に友達に語るネタ、笑い話にするくらいの気持ちで。
  • ストレスを感じないための準備。私は使わなかっけど、耳栓、アイマスク等(コンビニで売ってる)。
  • 好奇心を持つ。病院や入院のしくみ、看護師のキャリア、ほかの人の病気、専門用語、等々に関心を持つ。調べる。聞く。知らないことを知って楽しむ。
  • 分からないことは聞いたほうがいい(シャワーやコインランドリーの使い方)。言いたいことは言ったほうがいい、リクエストしていい(食事内容、借りたいもの)。重篤な患者さんの対応のほうが優先順位が高いので、何も言わなければ無視される。
  • 病院のルールにギリギリまで挑戦。院内の喫茶店に行ってみるとか、オンライン会議やるとか、1時間、院内を散歩するとか、病院に書留を届けてもらうとか。禁止されていないけど、誰もやってない。堂々とやってみたら結構できる。
  • SNSは見ないほうがいい。疎外感、置いてけぼり感を感じる。食事ネタ、お酒ネタはストレスになる。

※病状次第だけど、入院は体の辛さよりも、心の辛さ。とくに入院期間が長くなると後者が圧倒的に大きくなる。

 

【ヒマつぶし】

  • とりあえず、なんでもPCにmemo。
  • 食事内容をすべて撮る。窓から見える風景、掲示板、なんでも撮っておく。
  • 上記、自分なりにルール化、習慣化しておく。怠惰に流されると、何も残らないし、ヒマになって逆に苦痛。
  • 読書。今回は、普段読まない小説がよかった。ビジネス書だったりしたら、何もできない現状に落ち込んでいたかも。
  • スマホゲーム(すぐ飽きるし、課金や広告などストレスが溜まる。ライフ等の回復時間、待たなければならない。やりながらアンインストールし、ストレスがないものだけど厳選していく)。結局、トゥーンブラストとウッドブロック。
  • アマプラ、ネットフリックス、youtube等動画(wifi環境、必須)。
  • ネットニュース。
  • 自分が熱中できるもの、没頭できるもの。今回の場合、デッサン、ショート書き。今となれば、『ナンプレ』とか、やってみてもよかった。
  • 食事、シャワー、洗濯は、日々の重要なレクリエーション、アクセント。
  • 音楽は全く聞かなかった。
  • テレビはスポーツの試合以外観なかった。お昼の情報番組等は、入院しながら観ると本当にくだらなく感じ、それに時間を費やしている自分に自己嫌悪する。普段は、やるべきことをやりながら、BGM的につけているだけ。
  • 哲学。思考を深める。人生について見直す。

(気がついたことがあれば加筆していきます)

 

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