食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「福吉人権を考える日講演会」

今日7/8(土)は、「福吉人権を考える日講演会」。

講師は、在日朝鮮人3世のソマミさん。

演題は『共に生きる社会-ヘイトスピーチを体験して-』。

 

 

個人的成果としては
「差別のピラミッド」等を知れた。

 

コンテンツについては
在日朝鮮人に対する壮絶な差別やいじめ
のような話と思っていたら
私と一世代違うので人権教育等はかなりすすんでいて
学校でちょっとした問題が起きても
先生が積極的にかかわり
クラスで問題解決した的なエピソードがつづく。

 

直接的な差別を受けたことはない、と。

 

「差別やいじめを受けた人生の話」ではなく
在日朝鮮人という自分のアイデンティティをとりもどす人生の話」。

 

ただ、差別には
積極的差別」と「消極的差別」があるのだと
考えました。

 

例えば、エピソード①
弟さんが在日朝鮮人であることがバレたときに
クラスの友達から1週間無視されたらしい。
でも、1週間後にはもとどおり。
「あいつ在日だから無視しようぜ!」
なら積極的差別
だけど
ソマミさんは
「どう接していいか分からなかったんじゃないか」
と推察してる。
だから1週間後にもとどおり。
これは消極的差別。

エピソード②
新しい友達ができて
ある程度仲良くなったら
「私、在日朝鮮人なの」
とカミングアウトする。
するとその友達は
「そんなこと関係ないよ」
と言ってくれる。
だけど、そこに違和感やさみしさを感じるらしい。
こちらは、自分のイメージに
在日朝鮮人と言うアイデンティティも含めてほしいと
勇気をもってカミングアウトしたのに
「そんなこと関係ないよ」って。

正直、それってやさしさや理解じゃないかな
って思った。
ここまでを(消極的)差別に感じてしまい
それを社会からなくそうというのは
不可能だと思う。

 

さて。

 

上述のピラミッドのように
差別の根底は偏見だ。

 

現在、直接的な差別は少なくなったが
ヘイトスピーチヘイトクライム
増えていたり、過激化しているという。

 

ソマミさんのお子さんが
近々、歩いて通学することになるという。
その途中に右翼の車があり
何を言われるか
何をされるか
心配で仕方ないという。

 

それ、偏見やん。

 

講演の最後でそれ言ったら
台無し。

 

いつも指摘している
「多様性を認めない人の存在は認めません」
という矛盾。

 

加えて、最後の謝辞。
(おじいちゃん区長だから仕方ないけど)
チマチョゴリが似合うとってもかわいい…」

それ、ルッキズム

「そんなに若いのに…」

それ、エイジズム。

 

人権講演会の謝辞で言ったらいかんやつ。

 

まぁ、そんなこと誰も気が付いてないんだろうけど。

 

 

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