食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「親ガチャ」とは、「親の経済力ガチャ」ではなく「親の生活習慣ガチャ」

ゴーシ先生は
こういう記事、文脈は大嫌い。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

絶望しか再生産しない。

 

 

確かに統計を取れば
「親の経済力」と「子どもの学力」
の相関関係は出てきます。


「貧困の連鎖」も
現実としてあります。

 

とはいえ、
親の経済力がとぼしくても
子どもの学力が高い家庭、ケースも
あります。

逆に、お金持ちの家庭でも
子どものがく力が低いケースも
数え切れないくらいあります。

 

「親の経済力がなくても
 子どもの学力が高い共通点」
その統計データがあります。

 

それは
・本を読むこと
・親子のコミュニケーションがしっかりしていること
・基本的生活習慣(朝ごはん、就寝・起床時間等)が身についていること
・ルールを守り宿題をちゃんとすること
等々です。

 

つまり、親の経済力がないから
子どもの学力が低いのではなくて
親が子どもに、
・本を読ませず
・話しかけず、テレビやゲームに子守をさせている
・朝ごはんを食べさせず、早めに寝かせず
・そして親自体がルールやきまりを守らない

からだと思います。

 

こういう家庭の子どもは
お金があって、塾にいかせても
学力は伸びません。

 

確かに子どもの貧困問題は
解決しなければなりません。

 

だけど、貧困問題を解決すれば
学力問題が解決するわけではありません。

子どもの学力問題の解決には
単にカネを配ればいいということではなく
上記の面でのサポートが必要だということです。

 

 

 

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