食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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夫のモラハラ・DVからシェルターに逃げ込んだママの心の叫びを代弁してみました

モラハラ、DV夫に悩むママの
相談にのったり
モラハラ、DV夫から逃げ出した
ママたちのお話を聞いたりするケースが
よくあります。

 

これまで
いろんなケースを見てきました。


本当に日本の現状、しくみ、制度は
いろんな意味でヒドイと思います。

 

例えば。

 

どんなに夫のモラハラ、DVがひどくても
逃げるのは妻であり、子ども。
夫を追い出すことはできません。

 

妻、子どもは、
経済的にも苦しく
学校も変わったり
いろんな手続きが必要だったり
必死で生きています。

 

でも、その間も夫は
自分の住み慣れた家で
のうのうとテレビを見て
当たり前のように職場に通い
当たり前のように給料をもらい
当たり前のように同僚と飲みに行ったりしています。

 

その間、
子どもたちはいろんなストレスを抱え
体調を崩したり
学校にいけなくなったり
今まで持っていた夢を
捨てざるを得ないケースもあります。

 

しかも、離婚に応じない。

 

シェルターに逃げ込むことができたママたちは
区役所、女性センター、警察、弁護士、シェルター担当者、等々
いろんな人達からヒアリングを受けます。
何度もです。

それで、モラハラ、DVだとちゃんと認められて
シェルターに逃げ込むことができたのに
離婚できないのです。

 

一方、夫は、
そんなヒアリングをうけることはありません。

 

で、離婚に応じない。

 

 

すると、どうなるかというと
調停です。

 

調停になると
ママが子どもたちをちゃんと監護しているか
調査が入ったりします。
すべて録音され、すべて記録され
子どもたちにトラップと思われるような
質問をされたりします。
ちょっとでも、間違いがあれば
養育の資格なしとみなされるわけです。

 

 

じゃぁ、夫の方に
養育の能力があるかどうかの
調査が入るかと言えば
それはありません。

 

離婚に応じないので
母子手当、等
もらえるべき手当ももらえません。

 

一方で、
どんなにひどい夫でも
子どもと親は面会する権利があるからと
調停員は
面会をすすめます。
むしろ半強制的です。

 

じゃぁ、
養育費をちゃんと支払っているかと言えば
まったく支払わない夫も多く
支払ったとしても
いろんな理由をつけて値切ったり。
とても、子どもたちが
安心して暮らせるほどではありません。

 

そもそも
逃げ出せたママはいいほうで
「妻なんだから…」
「子どもたちのために…」
「自分が少し我慢しておけばいい…」
というママがたくさんいます。

 

「子どもたちのために…」
と我慢しているのだけれど
ママが笑顔じゃないので
子どもたちも笑顔になれません。

 

さらに言えば、
夫婦喧嘩やモラハラ、DVの様子を
子どもに見せると
心理的なダメージどころか
子どもの脳に物理的なダメージを与えます。

 

離婚しなくていい離婚
いわゆる
「もったいない離婚」も
たくさんあります。

 

しかし、
モラハラ、DVからは
絶対に逃げ出したほうがいいです。

 

逃げ出したとしても
上記のような理由から
なかなか離婚できない現実。

 

日本の現状、しくみ、制度は
いろんな意味でヒドイと思います。

 

モラハラやDVを受けながら
その、おかしさに気づかなかったり
諦めていたり
我慢し続けているママたちへ。

 

人生はもっと幸せで愉しい。
いろんな不安もあるかも知れないけれど
子どもたちの笑顔のために
一歩踏み出そう。

 

 

 

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