食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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父親の帰宅時間が遅いほど子供の学力が上がる?

ネット上で
「母親の帰宅時間が早いほど子供の学力が上がる」
という記事、データがあり
まぁ、それはそうだろうね、
という感じなのですが
隣にあるグラフを見ると
「父親の帰宅時間が遅いほど子供の学力が上がる」
と読めるわけです。

f:id:kab-log:20181221202044j:plain

 

一瞬、
ひゃっほ~、
毎晩、飲み歩いちゃおうかな~
何なら、外泊、朝帰りもOKでしょう~
すべては子どもの学力を伸ばすため~

 

なんて思ってしまいましたが
「なぜ、父親の帰宅時間が遅いほど子供の学力が上がるのか?」
というロジックが分からない。
説明できない。

 

 

で、考えた結果
多分、こう。

 

 

帰宅時間が遅い父親は
めっちゃ働いていて
所得が高い。

母親は「就業していない」
つまり、専業主婦でも
やっていける。

それほどの経済力がある。

 

 

つまり、
父親の帰宅時間が
子どもの学力に直接的に影響しているのではなく
家庭の経済力と
母親と子供との接触時間が
子どもの学力に影響していて
父親の帰宅時間はそれに相関関係がある
と考えるのが妥当でしょう。

 

イクメンも大事だけれど
子どもを伸ばすためには
それより先に
「働け!稼げ!」
ということか(笑)

 

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