食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

『寺子屋 佐賀大人塾』、1日目!

今日から2日間、佐賀で
『おもいきり楽しめる大人になろう! 寺子屋 佐賀大人塾』

 

佐賀大人塾の子ども版
特別集中講義編。

 

年齢も小3から中2までと
幅広く
(よく考えたら、小3はおとちゃんと同じか)
初挑戦のイベントなので
ドキドキなのですが
その分、準備は万全に。


あらゆるWSができるように
相当な準備をして臨みました。

おばあちゃんちに
子どもの靴がたくさん集まってるのって
いいなぁ。

f:id:kab-log:20180806104004j:plain

 

机を配置し
そして10:30、スタート。

 

ペペんちが
一気に学びの場になりました。

f:id:kab-log:20180806191920j:plain

 

自分の記録のために
プログラムを振り返ります。

 

 

まず最初は、「リフレイン自己紹介」。

最初に、自己紹介文を書いてもらい
一人目がそれを発表。
二人目はそれを暗記して発表。
そして自己紹介。
三人目は二人目の自己紹介を暗記して発表。

を繰り返していきます。

 

私は、このワークは、記憶力が問われているようで
好きではないのですが
子どもたちは記憶能力が高く
かつ
「memoはダメ、ただし、助け舟あり」
というルールを設け
みんなでみんなのことを自然と覚える、
というワークに仕立てました。


まぁ、改善点はあったのだけれど
昼食時に
このリフレイン自己紹介が活きてきた
ということです。

 

次に、「寺子屋ルール作り」。

「2日間を充実させ、
 参加者各自の目標を達成するためには
 どんなルールが必要だと思う?」
と投げかけると
いろんな意見が出てきて
それをまとめると
こんなルールが出来上がりました。

 

寺子屋ルール

①みんなと話す。
②されてイヤなことはしない、言わない。
③されてうれしいことはどんどんする、言う。
④話す(思ったことは言う)、静かにする、笑うの切り替えをしっかり。
⑤分からないことは分かる人に聞く。

 

バランスの取れたいいルール。

 

ちなみになぜ、こんなルール作りをしたかは
別記事で後述します。

 

「自分たちで決めたルールだから
 ちゃんと守ろうね」と呼びかけて
1時間目、開始。

 

1時間目のテーマは「発想力」。

曼荼羅チャートや
マインドマップなど
大人塾のワークをそのままやってもよかったのですが
全く違う手法をチョイス。

 

というのは
小中学生だと
知識・経験に乏しく
自分一人で考えるには
限界があります。

 

そして、2日間で
パズルのピースを集めて
それが最後に1枚の絵になるようにしたい。

ということで、
次の質問に2人ペアで考えて、書いてもらい
いろんな仕事を洗い出すというワーク。

  • かっこいい仕事 10個
  • お金を稼げそうな仕事 5個
  • これから新しくできる仕事 3個
  • 親・先生が勧める仕事 10個
  • 親・先生が勧めない仕事 10個

これだけでも
単純に考えれば
全体で240くらいの仕事が洗い出せるはず
と思っていたのが
子どもたちって、全然、仕事知らない。

 

でも、
「泥棒は仕事ですか?」
という質問があって
それをゴーシ先生なりに
仕事を定義づけて答えたり
「ロケットを作る仕事」
がでてきて
植松さんのTED動画を見せたり。

 

計画とは大きく違ったけれど
結果的には、仕事や夢について考える
いい時間となりました。

 

なにより
「答えがない問い」
があることを知り
「何でも答えていい」
という雰囲気ができたのがよかった。

 

そして、昼食は
「弁当の日」。
みんな、朝早起きして
お弁当を作ってきました。

(その間、ゴーシ先生は、マシュマロ・チャレンジのための買い出し中)

 

午後、2時間目は
コミュニケーション力。

 

大人塾コンテンツを
子ども向けに丁寧にやって
最後に
こんなアウトプットを作りました。

 

『これからの人生で気を付ける
 コミュニケーションの5つのルール』

①笑顔で聞く。
②あいづちをうつ(リアクションする)。
③目を合わせる。
④「てまぜ」しない。
⑤質問する。

 

ちなみに
「てまぜ」は佐賀弁ですからね!
全国では通用しませんよっ!

 

コミュニケーション力が身に着いたところで
コミュニケーションがなければ成立しない
「マシュマロ・チャレンジ」

 

f:id:kab-log:20180806150050j:plain

 

盛り上がりました。

 

もう一回やりたい!
ということで2セットやりました。

 

3時間目は「好きを探そう」。

「好きか、嫌いか」「いつもやっているか、やっていないか」
の2軸を作って
好きの洗い出し。

 

予想外だったのは
子どもたち
思った以上に
「これが好きっ!」
がない。

 

勝手なイメージで
「好きなことはあるけど
 親が、そんなことじゃ食っていけない…
 と言われるので…」
なんて子が多いとか思っていたけど
そんなことはなく
まず、そもそも
「これが好きっ!」
がない。

 

まぁ、自分の小学生
中学生時代を考えていても
そうだよね。

 

ということで
「これが好きっ!を探す旅に出る」
つまり、なんでもやってみることを伝えて
1日目終了。