作家。食育研究家。九州大学大学院農学研究院助教/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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食が子どもの学力を育む②

ゴーシ先生の最近の食育講演・執筆活動のテーマは
「食が、食卓が、子どもの体だけでなく
 心も学力も育む」。

それを実証するデータの一つとして
九大生が高校時代のお昼ごはん
何を食べていたかというデータを紹介しました。

www.goshisato1973.info

 

補強するために
改めて調査を実施しました。

九大農学部の学生218人に聞きました。
(調査日:2016/7/28)

ーーーーーーーーーーーーーー
Q10.高校時の毎日の昼食は?
①手作り弁当 202(92.7%)
②学食    10(4.6%)
③買ったもの(パン、弁当等) 3(1.4%)
④それ以外  2(0.9%)
無回答    1(0.5%)
ーーーーーーーーーーーーーー
計      218(100.0%)

前回の90.4%を超える数値でした。
驚きです。

 

このように
食は子どもの体を育むだけでなく
子どもの心を育み
さらには
子どもの学力をも育みます。

九大生の90%が
高校時代のお昼ご飯に
手作り弁当を食べています。

進学校の場合
朝課外とかもあって
6:00に家を出る
なんて高校生もいます。
その子に弁当をもたせようと思ったら
親は4:30とかに起きて
弁当を作らなければなりません。

 

でもそんな弁当が
カバンの中に入っていて
「俺のことを本当に大切に思ってるんやろうか?」
なんて心配する必要がありません。
安心して勉強できるのです。
結果的に学力が伸び
九大に入れるほどの成績を残すのです。

 

1998年に茨城県警、
2002年に群馬県警から
少年犯罪と食についての調査報告が発表されていて
両県警の調査結果はほぼ同じでした。

「非行少年、特に粗暴犯の食生活の大きな特徴」
・朝食を一人で食べる。
・夕食を一人で食べる。
・家族で鍋を囲むことがない。

ということで
逆説的に聞いてみました。

 

ーーーーーーーーーーーーー
Q12.自宅で一人で食事をすることはありましたか?
①多かった  36(16.5%)
②少なかった 137(62.8%)
③全くなかった 44(20.2%)
無回答     1(0.5%)
計      218(100.0%)
ーーーーーーーーーーーーー

正直言えば、
もっと「全くなかった」に
ガツンときてほしかったですが
塾とかあるので仕方ないでしょう。

 

ーーーーーーーーーーーーー
Q11.自宅で鍋料理は多かったですか?
①多かった 125(57.3%)
②少なかった 89(40.8%)
③全くなかった 2(0.9%)
無回答     2(0.9%)
計      218(100.0%)
ーーーーーーーーーーーーー

鍋料理大事(笑)

 

 

鍋があるということは
家族で食卓を囲んでいるということです。

食が
子どもの体を育みます。
そして、食卓が
子どもの心を育み
子どもの学力をも育みます。

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