食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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ゴーシ先生流の簡単燻製の作り方

ゴーシ先生流の簡単燻製の作り方
を紹介します。

キッチンのガスコンロと
中華鍋と網を使って作るような方法もありますが
部屋が煙たくなるので
私は屋外でやります。

それでも体中が煙たくなります。
これが燻製の力です。
この煙の力のおかげで
保存食になるのです。

<準備物>
・カセットコンロ
・火おこし鍋
・簡易燻製器(ナフコで3000円くらい)→コチラ
・スモーク用チップ

I

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使い込んでいますが
カセットコンロと火おこし鍋。
この火おこし鍋に
チップ(サクラ等)を入れます。

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で、簡易燻製器をかぶせ(底面は使いません)
上部の網の部分に
食材を乗せ、蓋をし
カセットコンロの火を付け
火を調節します。

ちなみに燻製には
熱燻法と温燻法と冷燻法があります。

熱燻法は、80度以上の高温で1時間程度の短時間、
スモークする方法です。

温燻法は、50度から80度くらいの温度で燻製します。
水分は5割ほど失われ、保存期間は数日~1週間程度です。

25度以下の低温で燻製する方法が冷燻法。
長時間の燻製が基本です。
その間にほとんどの場合水分が抜けてしましいます。

ゴーシ先生流は
熱燻法と温燻法の中間くらいですかね。
(カセットコンロの火力で調整します)

さぁ、食材ごとに作り方を紹介します。

<初級編>

・チクワ
・かまぼこ
・ゆで卵

何も考えずに網にのせて
弱火で燻製しましょう。
色がついたらOKです。
そのままでも食べれるので
火のとおりを気にする必要がありません。

<初・中級編>

・チーズ

チクワ、かまぼこ、ゆで卵同様
そのままでも食べれるので
火のとおりを気にする必要がありません。

が、火力と温度とチーズ選びに
気を付けなければなりません。
溶けます。

<中級編>

・ササミ

是非、お勧めしたいのがササミ。
超絶、美味です。

まず、タッパーにキッチンペーパーを乗せ
ササミに塩をし、タッパーにいれ(蓋をせず)
冷蔵庫でしばらく保管します。

塩分を浸透させ
水分を抜きます。

(常温に戻し)
中火、弱火で燻製。

アメ色になったら、一本切ってみて
中まで火が通っているかを確認します。

<上級編>

・ベーコン

はっきり言って、お勧めしません。
またいつか、ご紹介します。

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