食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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wing school、スゴイ②

21日(水)、午後は
wing schoolの教員研修。

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まずは研修後のgoalを聞き出し
それに合わせたアドリブ、オーダーメイドの研修。

 

プログラムは

  1. コンセンサスゲーム(漂流脱出)
  2. マシュマロチャレンジ紹介
  3. ゴーシ先生流夢実現・目標達成メソッド
  4. 自己分析
  5. 曼荼羅チャート作成(自分ができること)
  6. マインドマップ作成(1年後のwing school)
  7. 情報発信とブランディング
  8. Q&A

充実の4時間でした。

 

そのあとは
田上先生と二人で懇親会。

 

連れて行ってもらった
居酒屋がすごくよかった!

 

おっきなお椀のふたを開けると
ドライアイスの湯気がもうもう。

で、刺身の盛り合わせ。

めっちゃ、インスタ映え

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と思ったら
こんなサービスもやっていました。

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インスタのフォロアー数調べたら
700人ちょっとだったので
upしませんでした(笑)

 

 

それにしても
田上先生との懇親会は
盛り上がりました。

いろんなアイデアも出てきました。

 

 

二次会では
田上先生の教え子がやってるバーに行って…

wing school、スゴイ①

教育トークライブ 佐藤剛史×田上善浩
「これからの社会を創る子どもたちの学力と教育」
をやったのが
2017/09/07。

 

www.goshisato1973.info

 

そして…

www.goshisato1973.info

 

 

そしてこの日。

 

 

21日は、wing schoolの教員研修のため熊本へ。

wing schoolについてビックリ。

 

あまり、人のことを
羨ましいとか思わないゴーシ先生だけど
こんなステキな空間で
最高の教育をできるのが
羨ましい。

 

玄関、入ってすぐ。

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左手に2間続きの座敷教室。

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右手にも2間続きのフローリング教室。

備えられた机、椅子も
ウッディーでとってもいい感じ。

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思わず
森友学園かっ!」
って突っ込んでしまいました。

 

もともと個人のお宅なので
当然、台所もあり、
ここで給食が作られます。

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この日は、
給食の試食会兼ねていたのだけれど
また、この給食が家庭的料理で
心温まります。

 

階段を上り二階に行くと…

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三つ並んだ、手洗い場。

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さらに。

二階もステキな部屋がたくさん。

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この部屋で
こんなワークショップしたい
こんなことやりたい
イデアがあふれ出てきます。

 

小さな個室もあります。

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wing schoolは
現在は、いわゆるフリースクールに位置づけられますが
意味、意義としては、
これまでのような
単なるホワイトカラーを作るのじゃなく
イノベーティブでクリエイティブな
これからの社会を担う
リーダー養成教育の場。


その手法として
公立学校と同じ教材を使った最高レベルの学力
プロジェクト学習、体験学習
異年齢集団による学びあい
等々…。

マジ、すごい。。。

 

現代の松下村塾

 

もう一度繰り返します。

 

あまり、人のことを
羨ましいとか思わないゴーシ先生だけど
こんなステキな空間で
最高の教育をできるのが
羨ましい。

 

学位授与式

20日は九州大学の学位授与式。

 

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自分が大学を卒業するときって
何か冷めてて
何か淡々としていた気がする。

 

大学院に進学することになっていたので
「まぁ、明日からもこの大学にいるし」
みたいな冷めた、淡々としていたのかも。

 

ちゃんと、母親に


「無事卒業することができました。
 これまで支えていただいてありがとうございます。
 これからもよろしくお願いします。
 もう少し脛をかじらせていただきます」

 

くらい、ちゃんと挨拶すればよかった。


卒業生が挨拶しているの見て
22年前のこの日を反省させられます。

今日の一日、横浜講演

19日は、横浜で講演。

 

ここ数日、
起床が早く、夜はすぐに眠くなり
19:00に就寝し
2:30に目が覚めるという悪循環。

 

4:00に家を出て
6:00まで大学で仕事し
福岡空港から羽田へ。

 

着陸進路に入り…
と思ったら急上昇。

???
って思っていたら
前の飛行機がバートストライクして
滑走路が閉鎖になったとのこと。

 

結果、結構な低空で旋回し
関東平野を一周。
面白かった。

着陸は40分近く遅れましたが。

京急で羽田から横浜へ。
横浜でJRに乗り換え
桜木町へ。

 

桜木町というから
どんな田舎かと思っていたら
「ザ・横浜」。

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講演前に1時間、時間があったので
散歩。

 

日本丸もあった。

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講演は、みなとみらいを見下ろす会場で。
参加者は200名以上。

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笑って泣かせて。

かつ、いつもより
笑いも多く
われながら
いい講演でした。

 

往復で、仕事もはかどりました。

 

 

 

 

 

キャリア教育とはなんぞや?

www.goshisato1973.info

のFBコメントで…

友道先生から
ご指摘があったので
キャリア教育について
改めて学び直し。

 

文部科学省によると

 

  • 「キャリア教育」とは、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」である。キャリア教育は、特定の活動や指導方法に限定されるものではなく、様々な教育活動を通して実践されるものであり、一人一人の発達や社会人・職業人としての自立を促す視点から、学校教育を構成していくための理念と方向性を示すものである。
  • 「職業教育」とは、「一定又は特定の職業に従事するために必要な知識、技能、能力や態度を育てる教育」である。職業教育は、学校教育のみで完成するものではなく、生涯学習の観点を踏まえた教育の在り方を考える必要がある。また、社会が大きく変化する時代においては、特定の専門的な知識・技能の修得とともに、多様な職業に対応しうる、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力の育成も重要であり、この能力は、具体の職業に関する教育を通して育成していくことが極めて有効である。

 キャリア教育と職業教育の基本的方向性は次の3つ。

  1. 幼児期の教育から高等教育まで体系的にキャリア教育を進めること。その中心として、基礎的・汎用的能力を確実に育成するとともに、社会・職業との関連を重視し、実践的・体験的な活動を充実すること。
  2. 学校における職業教育は、基礎的な知識・技能やそれらを活用する能力、仕事に向かう意欲や態度等を育成し、専門分野と隣接する分野や関連する分野に応用・発展可能な広がりを持つものであること。職業教育を再評価し、実践的な職業教育を体系的に整備していく必要があること。
  3. 学校は、生涯にわたり社会人・職業人としてのキャリア形成を支援していく機能の充実を図ること。

 

キャリア教育で身につける力とは? 

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で、キャリア教育、職業教育の位置づけ
関係性を整理すると
このように表されるはずです。

 

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キャリア教育は
職業教育ではないけれど
当然、職業教育も含まれているので
それができないと
キャリア教育も十分ではないでしょう。

 

つまり、キャリア教育とはなんぞやを
根本的に考え
学校で何をどう学ばせ
どんな力を身につけさせるかを
考えると同時に
その限界を自覚したうえで
社会との連携が必要なのだということでしょう。

 

銀行に預けたら、お金が減っていく時代

先日、こんな話を聞きました。

 

「積み立てNISAを始めたら
 夫に2時間くらい怒られた」と。

「NISAについて説明してみろ!
 説明できないようなものをやるなんて
 ギャンブルだ!」と。

 

モラハラだし、
私からすれば
マネーリテラシーが低い。

 

 

現在は、マイナス金利時代。
1000万円を1年間預けた場合の利息が100円。

小学生のお小遣いじゃないっつーの。

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もし、昔みたいに3%あれば
1000万円を1年間預けた場合の利息は30万円ですからね。

 

で、その銀行はというと
私たち消費者が便利なように
せっせとATMを準備してくれて
その数、
ゆうちょ銀行だけで約26000台
セブン銀行だけで約23000台
あると言われています。
加えて、みずほ銀行イオン銀行福岡銀行
と加えていけば
全国に、すごい数のATMが整備されています。

そのATMの維持コストは
年間2兆円以上です。


維持コストは
銀行が払っていることになりますが
最終的にはユーザーの負担になります。

ATMを使った場合の
「引出手数料」は
1回0~108円、時間外だと108~216円。

ある銀行が1037人の18歳以上男女を対象に行なった
コンビニATMの利用実態調査」によれば、
1年間にコンビニのATM利用で発生する手数料は平均2952円。
回答者のおよそ2割は、
年間5000円以上
の手数料を支払っています。

 

つまり銀行に預けて
スズメの涙ほどの利息をもらいながら
ATMを使って
その何十倍もの手数料を支払っています。

 

 

お金に余裕があって
その管理費と割り切るならいいのでしょうが
「運用」「投資」「資産形成」
という観点からすれば
いかにアホらしいかがわかるでしょう。

 

 

そういう私自身も
何もやってなかった。。。

 

 

やろうと思っても、
「運用」「投資」って難しそう。
知識がなければ失敗しそう。

 

ということで、AIによる
自動運用始めました。

 

当日は、そんなお話もしようと思います。

 

www.facebook.com

 

 

「学校の先生がキャリア教育なんてできるの?」問題

17日、午前は
ある私立高校で講演。

 

この高校は
校長先生の方針で
「プロフェッショナルセミナー」
を開講しています。

 

経営者や代議士、弁護士、研究者など、
各業界で活躍するプロフェッショナルを招き、
その方々の生き方等に触れる講義。
実社会の第一線で活躍するプロと交流することにより、
視野を広げ、意識を高め、社会人力を磨き、
新たな夢や人生観に出会う有意義な時間。

 

とのこと。

 

素晴らしいです。

 

歯に衣着せず言えば
普通の高校の普通の先生が
これからの社会の生き方等について
生徒に教えることができるはずがない。

 

だって
先生になるために
教育大、教育学部に行って
講義うけて、単位ちゃんととって
教育実習行っただけで
教員免許もらって
採用試験に合格しただけですから。

 

ちなみに
日本の教員は
諸外国に比べ
圧倒的に社会人経験が少ないです。

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80%の先生が
社会人経験ゼロ。

 

こわっ!

 


それでも画一的な成長・学歴社会であれば
自分が歩んできたライフコース
価値観を伝えて
なんとかなってきたのでしょうが
これだけ価値観が多様化し
変化のスピードが激しい時代には
相当勉強しないと難しいでしょう。

 

 

それは大学教員も一緒で
(一部の大学教員を除いて)
ほとんどの大学教員は
博士課程まで行って
真面目に修士論文、博士論文を書いて
大学教員になったら
科研費という税金をいかにとってくるかが重視され
論文数が昇進のためのほぼすべてであり
そこで、論文の実績数をあげるために
自分たちで学会作る
みたいな価値観やキャリアの中で生きています。

 

 

とすれば
これだけ価値観が多様化し
変化のスピードが激しい時代に
これからの社会の生き方等について
学生に教えることができるはずがない。

 

無知の知
とはよく言ったもので
「俺は先生だから偉いのだ」
ではなく
「先生だけど何も分かりません」
と自覚し
「だから他の社会人の先生にお任せします」
と割り切り
そのためにちゃんとお金や
その実現のためのエネルギーを使う。

 

そのほうが
よっぽど生徒のためになると思います。

 

ということで
2時間、全力でお話ししました。

 

当日は
6人の外部講師がいて
1人の外部講師が
2時間、一つのクラスを担当するという構成でしたが
もったいない。

 

ゴーシ先生なら
30分
A先生が1組、B先生が2組
30分
B先生が1組、A先生が2組
で講義し
(3、4組も同じ)
1、2組を半分に分け
その半組を
3、4組の半分と一緒にし
30分でお互いに
AB先生から、CD先生から
何を学んだかをアウトプットさせ
学びあいの場を作り
最後の30分、
大講堂で
1~4組、ABCD先生による
総合ディスカッションを行う。

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そんなアイデアも伝えて
高校を後にしました。

 

その後、キャリア教育そもそも論へ↓

 

www.goshisato1973.info