のFBコメントで…
友道先生から
ご指摘があったので
キャリア教育について
改めて学び直し。
文部科学省によると
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「キャリア教育」とは、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」である。キャリア教育は、特定の活動や指導方法に限定されるものではなく、様々な教育活動を通して実践されるものであり、一人一人の発達や社会人・職業人としての自立を促す視点から、学校教育を構成していくための理念と方向性を示すものである。
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「職業教育」とは、「一定又は特定の職業に従事するために必要な知識、技能、能力や態度を育てる教育」である。職業教育は、学校教育のみで完成するものではなく、生涯学習の観点を踏まえた教育の在り方を考える必要がある。また、社会が大きく変化する時代においては、特定の専門的な知識・技能の修得とともに、多様な職業に対応しうる、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力の育成も重要であり、この能力は、具体の職業に関する教育を通して育成していくことが極めて有効である。
キャリア教育と職業教育の基本的方向性は次の3つ。
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幼児期の教育から高等教育まで体系的にキャリア教育を進めること。その中心として、基礎的・汎用的能力を確実に育成するとともに、社会・職業との関連を重視し、実践的・体験的な活動を充実すること。
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学校における職業教育は、基礎的な知識・技能やそれらを活用する能力、仕事に向かう意欲や態度等を育成し、専門分野と隣接する分野や関連する分野に応用・発展可能な広がりを持つものであること。職業教育を再評価し、実践的な職業教育を体系的に整備していく必要があること。
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学校は、生涯にわたり社会人・職業人としてのキャリア形成を支援していく機能の充実を図ること。
キャリア教育で身につける力とは?
で、キャリア教育、職業教育の位置づけ
関係性を整理すると
このように表されるはずです。
キャリア教育は
職業教育ではないけれど
当然、職業教育も含まれているので
それができないと
キャリア教育も十分ではないでしょう。
つまり、キャリア教育とはなんぞやを
根本的に考え
学校で何をどう学ばせ
どんな力を身につけさせるかを
考えると同時に
その限界を自覚したうえで
社会との連携が必要なのだということでしょう。