食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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福岡大人塾

今日は「第4期 福岡大人塾」。
テーマは『時間管理』。

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最終ふりかえり時に
参加者のある方が
こんな感想を言ってくれました。

「忙しいと思っていたけど
 自分にはこんなにスキマ時間があるだと
 確認できました」

私は、慌てて訂正しました。

「それ、スキマ時間じゃなくて
 空き時間ですよ」

でも、私の説明がマズく
スキマ時間と空き時間が
混同されているのだと分かり
改めて説明しました。

参加者の皆さんの学びを深める
本当に素晴らしい感想となりました。

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今日のセミナーでは
「重要度高、緊急度低は
 スキマ時間に着実にやる」
「重要度低、緊急度高は
 (空き時間に)
 スケジューリングして集中的にやる」
とレクチャーしています。

そして
「急ぎじゃないけど重要なこと」を
以下に着実にするかで
人生の豊かさと幸せは決まってきます。

んで、ワークをしてもらったのですが
空き時間とスキマ時間の説明が甘かった。

スケジュール張を見て
「ここ空いてる」と思えるのは
空き時間です。

スキマ時間は見えにくいです。

10分の地下鉄での移動時間とか
移動時間、30分見積もっていたけど
5分早く着いた、とか。

その時間で何をするか。
さらに、
そんな時間をいかに作るか。

それで、
自己実現・目標達成はスピード化します。
だって、
「急ぎじゃないけど重要なこと」
が確実にできていくことですから。

大人塾では
そんな学びを、レクチャー、ワークの両輪で
実践的にやっています。

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次回、
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北九州大人塾↓

第2期『北九州大人塾』ー時間管理術を身につけるー

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大学の教員になりたい問題

ある大学生が
「大学の教員になりたい」
と言います。

 

聞けば、現在、〇学部に所属しているのだけれど
さいころから学校の先生になりたくて
そのことを親と話していたら
「じゃぁ、大学の先生になればいいじゃない」
とアドバイスされたらしい。

 

ちなみに、
他の学生に話を聞いても
「本当は○○になりたいんだけれど
 成績が足りなくて
 とりあえず九大の中で入れた
 〇学部です」
なんて学生は、結構多いです。

 

あ、そうそう。
この記事に関心を持たれた方は
この記事も。

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さて。

 

先の学生に
私はこんな話から始めました。

 

小中高の学校の先生になることと
大学の先生になることは
本質的・能力的にも
キャリア形成的にも全く違います。

まず、学校の先生は教育者です。
子どもの人生を創ります。
一生を変えます。
その結果、社会が変わり
国が変わります。
「教育は国家百年の計」です。
たしかに、ブラックな部分はありますが
その志があるからこそ
教育という仕事に携わっているのです。

 

一方、大学の教員は
基本、研究者です。
素晴らしい研究成果を残した人が
大学教員になれるのであり、
基本、教育者になるための
勉強やトレーニングは
全くしていません。
当然、大学教員の中にも
素晴らしい教育者はいますが
それは稀なケースで、システムとして
そういうことにはなっていないのです。

 

キャリア形成的に見れば
学校の先生なるためには
教員免許を取得し
教員採用試験に合格すること。
大学の教員になるには
大学院修士課程、博士課程を修了し
博士号を取得し
その先にも実力と運がなければ
大学教員になることはできません。

 

実力とは
いかに研究成果を挙げているか
具体的に言えば
評価の高い学会でどれだけ論文を書いているか
運とは
ポストが空くかどうかです。

 

昔は、
D論書いて、
オーバードクター(OD)
ポストドクター(PD)
なんちゃら研究員
みたいな形で
大学に残り続け
ポストが空いたら
先生に引っ張ってもらい
そこに滑り込む
みたいなことができていました。

 

まぁ、
精神力と経済力のがまん比べ
みたいな側面がありました。

 

でも、今は
どの大学でも教員採用は
完全に公募なので
圧倒的研究成果を残している人が
一人でも応募してくれば
採用されない可能性が高いです。

 

 

そういう意味で
大学の教員になるには
高いレベルでの実力と運の両方が必要になりました。

 

まぁ、競争原理が当たり前に
はたらき始めたと言ったらその通りなのですが。

 

 

さて。
大学教員は本当に素晴らしい仕事ですし
楽しいです。
私自身も、このライフコースに
後悔はありません。
それを目指す若者に
「ムリ」「できるわけがない」
なんて言うつもりもありません。

 

では、私が
2017年7月10日に
18歳だとしたら。

大学教員を目指すというコースは選びません。

 

理由は簡単。

 

時間がかかりすぎるから。
イニシアチブを自分でとれないから。
「自分」以外の不確定要素が多すぎるから。

 

 

正直に言えば、大学って
生産性が低下しています。
昔から4年。
PCもネットもスマホもないときでも4年。
今は
PCもネットもスマホもあるのに4年。

つまり
生産性低下しています。

そんな生産性の低いところに
4年、2年、3年いて
やっと大学教員になれるかなれないかの
スタートラインです。

 

今の社会
9年あれば、何でもできる。

 

で、9年かかって
すっげー実力があっても
ポストが空かないと
大学教員になれませんし
ポストが空いても
実力がなければダメで
じゃぁ、実力があればいいかというと
やっぱり人脈大事で
パワハラ的な先生の言うことも聞いとかないといけないし
学会内で人脈作っとかないといけないし
みたいな。

 

つまり、自分で決めれない要素が多すぎる。

 

自分がやると決めたら
できること。
イニシアチブは
最後まで、絶対に自分が握っておくこと。

 

「最近、講演回数スゴイですね!」
と言われますが
理由は簡単。
依頼を待つだけではなく
強力な協力者を得て
自分が企画しているから。

 

 

イニシアチブは絶対に握ってるから。
自分がやると決めたら
絶対にできるから。

 

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落語、作ってみたわ(笑)

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え~
最近、
テレビなんかを見ていますと
「コミュ障」なんて言葉を耳にします。

 

「コミュニケーション障害」の略だそうで
まぁ、簡単に言えば
コミュニケーションが苦手らしい。

 

まぁ、そういうわけで
私が講師を務めさせていただいている
「コミュニケーション・セミナー」
にも多くのお客さんが来ていただけるので
本当にありがたいことでございます。

 

「え~皆さんの中で
 コミュニケーションが苦手って言う人
 どれだけいます?」
なんて聞くと
だいたい、9割がた、バシッと手を挙げる。

バシッと手を挙げるくらいだから
相当に苦手なんでしょうな。

 

 

次に
「じゃぁ、なんで苦手を思いますか?」
って
理由を聞くわけです。

そうすると出てくる出てくる。

「何を話していいか分からない」
「面白い話ができない」
「話が続かない」
なんてことでございまして、
でも、バカ言っちゃいけねぇ。

 

そこらの人たちが
面白い話ができて
それが続くとあっちゃあ
私たちのような人間が
おマンマに食いっぱぐれることになってしまうわけでありまして
「コミュニケーションの基本は違うんですよ」
という話をいたします。

 

「え、違うんですか?」
「違いますよ~」
「コミュニケーションの基本は聞くこと」
「聞くこと」
「そ、聞くこと」
「聞くだけ?」
「そ、聞くだけ」
「…」
「…」

「…ほら~聞くだけだと
 話が止まってしまうじゃないの。
 私は、あんたみたいに
 上手に話ができるようになりたいんだよ~」
「私みたいに?」
「そう、あんたみたいに」
「でも。たいへんなことになりますよ」
「なんでさ?」
「暑苦しい!とか、オレンジ!とか言われますよ」
「オレンジは服の話じゃないか!
 私は話し上手になりたいの!」

 

まぁ、たしかにその通りで
セミナーを受けていただいた方々が
全員、私みたいに話し始めたら
世の中、五月蠅くてようがねぇ。

 

でね、ちゃんと説明するんです。

 

「お客さん、話し上手になりたかったら
 このセミナーではダメですよ」
「あら?コミュニケーションセミナーなんだろ?」
「そうなんですが、コミュニケーションの基本は
 聞く力なんですよ~」
「でもね、私は話し上手になりたいの!」
「分かりました。とっておきの方法をお知らせします」
「とっておきの方法?」
「そうです、とっておきの方法。
 それは落語を聞くことです」
「落語?」
「そう、落語」
「なんとも古臭いわね~」
「いや~私もそう思ってたんですよ。
 私も大学自分は
 軽音楽部に属してましてね
 セックス
 ドラック
 ロックンロール
 なんて声高高に叫んでしたんですがね」
「セックス、ドラックって声高高に?」
「そうなんですよ~
 今考えたらキンタマ
 ちぢみあがるような話なんですがね」
「で、叫んでたいのかい?」
「いや、キンタマも肝っ玉も小さくて
 叫んではなかったんですが」

 

まぁ、そんな話をしながら
当時に思いをはせるわけです。

 

軽音楽部の隣には
落語研究部の部室なんてのがありまして
通称、「おちけん」なんて呼ばれてるわけです。

 

だいたい、この響きがよくない。
「おちけん」
ですから。
その隣には
軽音楽部が部室があって
セックス、ドラッグ、ロックンロール
とか叫びたいのに
叫べてないわけですから。

 

まぁ、そんなことで
一生、落語なんか聞くことないだろうな~
なんて思っていたら
あのロックバンド「Mr.chirdren」の
桜井さんは学生時代
「おちけん」だったということじゃないですか。

 

 

はは~ん
どうりでLIVE DVDを見ても
MCが上手いわけだ。

 

 

でね、
ちょっと私も
落語なんぞ聞いてみようか
なんて思ってはみたものの
どの落語家の話を聞いていいかわからない。

 

下手な落語家の落語を聞いても
お金の無駄、時間の無駄。

 

そうしたら
お友達の桑原さんがやたら
落語に詳しいので
ここぞとばかりに聞いたわけです。

 

「最高の落語家って誰ですか?」

 

もう、桑原さん、即答しましたね。

 

「ここんていしんちょう」
「え、しんちょう?しんしょう?」
「しんちょうは…」
なんて説明してくれるが
全く意味が分からない。

 

いずれにせよ
古今亭志ん朝
なんとも、王道で
正統派で、テンポがいいらしい。

 

私はね
王道が大好きなんですよ。
正統派が大好きなんですよ。

 

私が異端だから。

 

で、amazon
即ポチして
現在、ずっと車の中で
落語を聞いてるわけですよ。

 

え??

 

それで、お前の講演は
面白くなったのかって?

 

 

言ってるじゃありませんか。

 

 

話す力より
聞く力が大切だって。

 

精選落語 古今亭志ん朝

精選落語 古今亭志ん朝

 

 

SCノート・トレーナー養成講座

7/8(土)は、一社)ライフクリエーション協会本部での
セルフコーチングノート・トレーナー養成講座でした。

 

以前は
2時間の講座を3回受講で
資格認定としていたのですが
ユーザーの声としては
やっぱり、
「そんな時間を取るのはむつかしい」。

 

ということで
丸一日で
みっちりやるというプログラムに変更しました。

 

修正して、続けていくこと。
これ、タイセツです。

 

その初日が7/8(土)でした。

 

午前中は座学中心。
SCノートを用いたアイスブレイクから始まり
「夢実現・目標達成メソッド」
コーチング概論」
のレクチャー。

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合間合間に振り返り、分かち合いの時間を設け
そこで出てきたキーワードをもとに
アドリブ・レクチャー。

 

自分で言うのもなんですが
超充実したレクチャーだったと思います。

 

お昼はみんなでお弁当。

 

午後は徹底的実践。

LC協会本部には
3部屋あるので
それを活用して
ペアに別れ
徹底的にペアワーク。

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部屋を変え
ペアを変え
徹底的にワーク。

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コーチングでも
カウンセリングでも
コンサルティングでも
この経験値が絶対的にものを言います。

 

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SCノート・トレーナー養成講座では
少人数、終日なので
ある程度の経験を積むことができます。

 

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それだけじゃありません。

ある参加者が言いました。

「コーチの認定を受けるために来ましたが
 自分のことが本当によくわかりました」

 

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実は、開始30分で
涙ぐんでいる参加者もいました。

 

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SCノートの質問に答えることによって
自分も知らない自分
自分が目を背けている自分
にも向き合えます。

 

ポジティブに。

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本当にステキな時間でした。

 

参加いただいた
西川さんのblog。

ameblo.jp

 

 

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プロデュースしていて
ファシリテーションしていて
本当に楽しかったです。

 

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この輪が
広がっていきますように。

大感謝。

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次回は
少し時間がありますが
12/17(日)を予定しています。

完成しました! 『小学生のための語彙力チェックWORKBOOK』

完成しました!

『小学生のための
 語彙力チェックWORKBOOK』

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学力の基礎は言語能力です。
そして、言語能力の基礎は、語彙力です。

小学校入学時の子どもの語彙数を見てみると、
普通の子どもで3000語、
遅れている子どもで1500語、
よくできる子どもで6000語程度と、
成績と語彙数は、見事に比例すると言われています。

つまり、子どもの学力を高めるためには
まず、子どもの語彙数を増やすことです。

では、どのようにして
子どもの語彙力をはかるのか?

ということで、ずっと考え
ある方法を思いつき
集中して作業。

2家族(2人のお子さん)に
モニターしてもらったところ大好評。

モニターしてもらったママの感想

語彙力チェックワークブック、
息子(小学校2年生)でしてみました。
1つずつ知っているかを聞き、
知っていると答えた単語は
意味も説明できるかを確認しました。
「この言葉は知らなかったんだ!」
と驚くこともあれば、
「この言葉の意味知ってたの!?」と、
逆の意味で驚くこともありました。

 

知らない言葉の意味は、
一緒に国語辞典で調べ、
息子と意味を理解し、
私は子どもへの説明の仕方を学ぶと、
とても有意義な時間を持つことができました。

 

ただ子どもの語彙数をチェックするだけでなく、
子どもとの質の高い、
豊かな会話ができ、
時間を持てたように思います。

 

このチェックシートを元に、
親が子どもの語彙数を知るとともに、
子どもへの言葉の意味の伝え方を学んだり、
言葉を意識した会話をするきっかけに
なってくれれば良いなぁと思います。

 

子どもは、国語辞典の使い方や、
意味を調べること、
語彙数が増えることの楽しみや
喜びを知ってくれると嬉しいです。

 

ちなみに、息子の結果。
チェックシートの知っていた
語彙量は推定19,680でした。

 

感動しました。
語彙力チェックWORKBOOK
には、こんな力があります。

 

「どうやったら入手できますか?」
との質問もいただいています。

 

以下のセミナーで頒布します。

『ゴーシ先生に聞く
 学力を高めるための言語能力・読書習慣のつけ方セミナー』

福岡会場:【満席のため締め切りました】
     2017/7/24(月)10:00~
     あみかす

〈締め切りました〉ゴーシ先生に聞く 学力を高めるための 言語能力・読書習慣のつけ方セミナー

  

熊本会場:2017/9/2(土)10:30~
     パレア

www.facebook.com

 

 

「〇〇市でも開催してほしい」
というリクエストも
あるかと思いますが
その場合は、
会場確保と広報・集客協力いただければ
開催可能です。