食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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『ゴーシ先生に聞く学力を高めるための言語能力・読書習慣のつけ方セミナー』at 佐賀市

※佐賀の方々からの熱烈なリクエストにお応えします!!

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学力の基礎は言語能力です。
そして、言語能力の基礎は、語彙力です。

小学校入学時の子どもの語彙数を見てみると、
普通の子どもで3000語、
遅れている子どもで1500語、
よくできる子どもで6000語程度と、
成績と語彙数は、見事に比例すると言われています。

つまり、子どもの学力を高めるためには
まず、子どもの語彙数を増やすことです。

では、どのように言語能力、語彙力を身につけさせるのか?
さらには、どのようにして
子どもの語彙力をはかるのか?

このセミナーでは
子どもの学力、言語能力、語彙力
それを伸ばすための方法について
いろいろと紹介する予定です。

ゴーシ先生オリジナルの
『子どもの語彙力チェック workbook』
も、このセミナーで頒布予定です。

 

日時:2017年9月17日(日) 10:00~11:30
場所:アバンセ研修室
   〒840-0815 佐賀県佐賀市天神三丁目2-11
   http://www.avance.or.jp/

 

参加費:2,000円
    ※必要な方は、workbookを別途1000円で頒布します。

 

定員:40人
※お子様連れでの参加も可能ですが、託児はありません。
※保護者の方とご同席でお願いします。

 

申し込み方法:
facebookのイベントページの参加ボタンを押したうえで
info@life-cr.jp
まで
タイトル:9/17佐賀セミナー
①名前
②メールアドレス
③携帯電話
を書いて送信してください。
※定員を上回る場合は、メールの先着順とします。
※PCからのメールをブロックされている方は、設定を変更ください。PCからのメールで受け付けメールを返信します。

 

講師:佐藤剛史 http://goshisato1973.com/

「自信」論、「成功と成長」論

佐賀大人塾、start!

30名を超える参加者に集まっていただき
大盛り上がりでした。

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福岡、北九州、熊本の場合
食育や婚学などで
ゴーシ先生のことを知っていて
参加していただいてる方が多いのですが
佐賀は、実行委員の広報・集客の力で
私のことを知らない方がほとんど。

 

私の講演を聞いたことある方は
30名中、4名(笑)。

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じゃ、じゃぁ、
残り30分で
一問一答形式の
自己紹介します
なんて時間を設けました。

 

で、その際にお話しして
評判のよかったお話を
本の原稿を再編集して
紹介しましょう。

 

------------

「あなたは自分に自信がありますか?
 自信のある人は胸を張って手を上げましょう」

子どもたちにこう問うと
手を挙げるのは100人中、1~2名。
みんな自信がありません。

 

なぜ自信がないかといえば
自信に根拠を求めるからです。
その根拠は「人と比べての根拠」です。

クラスで一番成績がいいとか、
学校で一番足が速いとか、
いい高校に合格したとか。

 

子どもたちは
人と比べた評価の中で生きてきているので
そういう価値観、パラダイム
身についてしまっています。
だからだから、自信を持つのに
「人と比べて」という根拠が必要なのです。

 

ゴーシ先生は、自分に自信があるし、
自分のことが大好きです。
そう言うと、
「それはゴーシ先生が社会的地位があるから」
なんて言われますが、
私の経済力なんて
孫正義さんなんかに比べたらスズメの涙ほどもありませんし
多少テレビに出ているとはいっても
嵐さんなんかに比べたらその人気具合なんて絶望的ですし
自分の容姿は「まぁ、これくらいでいい」とは思っていますが
福山雅治さんが隣に立たれたら
死にたくなるでしょう。

 

だけれども、私は、
自分に自信があるし、
自分のことが大好きです。
それは人と比べていないからです。

 

人と比べていたりしたら、
永遠に自信なんか持てません。
根拠を求めようとするから
自信が持てないのです。

 

根拠のない自信、
これ無敵です。

 

自信って自分を信じることです。
自分を信じるのに根拠なんか要りません。
世界中の誰もが信じてくれなくったって、
自分くらい自分を信じなくちゃ。
子どもたちに聞くと、みんな
お友達に、先生に、みんなに、
自分のことを信じてほしいと思っています。

 

でも、自分が自分のことを信じていないのに、
みんなには自分のことを信じてほしいなんて
ムシがよすぎます。

 

相手に信じてもらおうと思えば、
まず、自分が自分を信じこと。
自分のことを信じ続ければ
隣の人が
「わかった、そこまで言うなら
 俺もお前を信じるよ」
と言ってくれるようになります。

 

人に好かれたいと思ったら
まず、自分が自分を好きになること。
自分のことを大好きでいれば
隣の人も、自分のことを
好きになってくれます。

 

人と比べることの
自信も幸せも
成立しないし
長続きしません。

 

人と比べるという概念は
「成功」の概念です。

 

私たちは、
成功というものに喜びを感じますし
成功を追い求めています。
テストでいい点をとる、
いい大学に合格する、
有名になる、
お金持ちになる、
高い社会的地位を得る、とかです。

 

だけど、成功しなければ、
お金持ちにならなければ、
幸せな人生を送れないかというと、
そんなことはありません。

 

もし、成功しなければ、
お金持ちにならなければ、
幸せな人生を送れないとすれば、
幸せな人生を送れる人なんて、
ごくわずかです。

 

繰り返しますが
成功って、
他の人と比べる考え方なのです。

「他の人より」テストでいい点をとる、
「他の人より」いい大学に合格する、
「他の人より」有名になる、
「他の人より」お金持ちになる、
「他の人より」高い社会的地位を得る、という具合です。

 

でも、人と比べていたら、
一生、幸せな人生なんて送れません。
だって、世の中には、私たちより、
かっこよくて、かわいくて、
有名で、お金持ってて、
社会的地位が高い人なんて、
いくらでもいるのです。

 

大切なのは、人と比べることではなく、
自分と比べること。

 

これを成長と言います。

 

1年前の自分と比べて、
どれだけ伸びているか。
1ヶ月前の自分と比べて、
何ができるようになったか。
昨日の自分と比べて、
どれくらいがんばれたか。

 

成功は一部の人間にしか保障されていませんが、
成長は万人に保障されています。
成長しない人間なんていません。
もし、その成長に喜びを感じることができれば、
みんなみんな幸せな人生を送ることができます。

 

しかも、成功を計る要素は一面的です。
トイレ掃除をしても、
バスでお年寄りに席を譲っても、
「成功したね」なんか言われません。

 

お金とか、学歴とか、社会的評価とか、
そんなことだけに成功という言葉は使われます。

 

一方で、成長を計る要素は多面的です。
一カ月前は、
イヤでイヤで仕方なかったトイレ掃除が
いつのまにか、当たり前になる。
今ではキレイになっていくことに喜びを感じる。

 

それも成長です。

 

昨日は、勇気がなくて、
お年寄りに席を譲れなかったけれど、
今日はできた。

 

それも成長です。

 

そんな、いろんな力を伸ばせる人生のほうが絶対に幸せです。

 

人と比べることに意味はありません。
自分と比べること。
そんな成長に喜びを感じる、
そんな価値観を身につけましょう。

 

 

今日の一日

今日は朝一で
武雄市図書館へ。
絵本作家、宮西達也さんの
講演&絵本ライブに参加するため。

9:20、到着。
図書館は9:00にはオープンしていて
入館するとすごい人。
(宮西さんの講演とは関係なく)
朝の9時から、多くの人が本を読んだり
談笑したりしています。

ステキな文化施設がマチにできるということは
本当にスゴイことです。

 

10:00、いよいよ
講演&絵本ライブ、start。

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正直、
「絵本だけで90分、いけんの?」
なんて思っていました。

それが、まぁ、すごかった。
つかみから爆笑の連続。

 

高飛車ネタ
ご当地愛ネタ
自虐ネタ、等々
場数を踏んでいるからこそできる
芸人レベル。

 

本当に勉強になりました。

 

ホロリと泣かせる
読み聞かせもあり
参加型役割分担読み聞かせもあり
そのいじり方が
さすがに場数を踏んでいて。

 

本当に勉強になりました。

 

最後の10分は
子どもの能力、権利、多様性
について考えさせられる
涙の時間。

 

マジで勉強になりました。

 

終了後
本当は、サインもらって
一緒に写真撮って
FBネタに
なんて思っていたのですが
おとちゃん、とらちゃんの空腹が限界で
お昼ご飯に。

子ども最優先ですから(笑)

 

それから
宇宙科学館。


ゴールデンコースです。

 

帰宅後
夕食を作り、夕食。
そして海へ。

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宮西さんは言っていました。

 

子どもの頃の感動体験で
絵本を書いている、と。
子どもの頃に
いかに感動できるような体験をするかで
未来が変わる、と。
子どもたちとは、適当ではなく
全力で遊ぼう、と。

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はい。
私も、海入りました。
全力で遊びました(笑)

 

 

 

人権学習、ゴーシ先生なら

今日(7/1)の午前は、
小学校の授業参観。
夕方からは幼稚園の夏祭り・バザー。

夏祭り・バザーでは
2時間、かき氷を作り続けました。

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さて。

授業参観は、
全学年「人権学習」が行われていました。

2年生は
いろんな足あとから、その人のことを考える
という導入でした。

まず、
犬の足あと、ゾウの足あと、
ウサギの足あと、ヘビの足あと
等々を提示し
何の足あとか当てさせます。

次に
健常者の足あと
赤ちゃんの足あと
車いすの人の足あと
杖をついている人の足あと
人に肩をかりている人の足あと
等々を提示し
何の足あとか当てさせます。

まぁ、クイズ形式で
子どもたちはノリノリ。

導入としてはOK。

 

ただ、液晶画面が光の反射の具合で
両端の子どもたちには見えづらかったり
画面が小さく、後ろの子たちは
見えづらかったようです。

また、ゴーシ先生的には
正解のある問題が続くのが
少し気になりました。

 

すいません。
ゴーシ先生、一応、教員免許も持ってるし
立場上、
ハイレベルな先生たちの授業を
相当見てきているので。

 

 

でも、すごく気になったのは
その後でした。

 

 

先生が子どもたちに問います。

「世の中には、車いすに乗っている人
 目が見えない人
 いろんな人がいます。
 でも、みんな一つ持っているものがあります。
 それは何でしょう?」

そうしたら子どもたちは手を挙げ
先生がある子を指名し
その子が
「いのち~」
と答えたので、授業はそのまま展開していきました。

 

 

ゴーシ先生なら
まず、ここを掘ります。
「世の中には、いろんな人がいますが
 みんな共通して持っているものを
 できるだけ多く考えましょう」
と個人作業の時間を設けます。

それから次に発表させます。

 

 

日本の教育の一つの問題は
「集団学習」「正解学習」
なので
一人の子どもが指名されると
他の子は思考をSTOPします。
その子が正解を言おうものなら
なおさらです。

 

 

さて。

先生は続けます。
「そうです。いのちです。
 いのちは大事なので
 困っている人がいたら
 助けなければなりません」。

と、さらっと次に展開したのですが
ゴーシ先生なら
ここも掘ります。

 

 

なぜ、命が大事なのか。
なぜ、困っている人がいたら、助けなければならないのか。

 

 

他の学年も見て回りましたが
そこの深掘りはせずに
前提条件としてしまって
点字体験をしたり
手話体験をしたり。

 

そこを前提とせず
真剣に考えさせる。
わがこととして考えさせる
のが必要じゃないかなぁ。

 

点字体験も
手話体験も必要だけど
そこを掘っていかないから
いじめが起きてしまったり
自己肯定感が低い子が生まれてしまったり
するんじゃないかなぁ。

 

 

私も講演やセミナーで
子どもたちに命の大切さを語ります。

 

 

しかし、そのときは
「命は大切なんです」
なんて前提条件にはせず
・生まれたくても生まれることができない子がいること
・お母さんは命がけで産んでくれたこと
・自分の時間を削ってでも育ててくれた人がいること
・「世界で一番、お前がかわいい」といってくれる人がいること
等々をお話しし
「命は当然大事ですが、
 その前に
 あなたが大事なんです」
とお話しするようにしています。

 

 

現場の教員でないのに
生意気かもしれませんが
日本を世界最高の教育の場にすることを
目指してますので。

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ゴーシ先生に聞く 学力を高めるための言語能力・読書習慣のつけ方セミナー at 熊本

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学力の基礎は言語能力です。
そして、言語能力の基礎は、語彙力です。

小学校入学時の子どもの語彙数を見てみると、
普通の子どもで3000語、
遅れている子どもで1500語、
よくできる子どもで6000語程度と、
成績と語彙数は、見事に比例すると言われています。

つまり、子どもの学力を高めるためには
まず、子どもの語彙数を増やすことです。

では、どのように言語能力、語彙力を身につけさせるのか?
さらには、どのようにして
子どもの語彙力をはかるのか?

このセミナーでは
子どもの学力、言語能力、語彙力
それを伸ばすための方法について
いろいろと紹介する予定です。

ゴーシ先生オリジナルの
『子どもの語彙力チェック workbook』
も、このセミナーで頒布予定です。

 

日時:2017年9月2日(土)) 10:30~12:00
場所:くまもと県民交流館パレア4会議室
   (〒860-8554 熊本市中央区手取本町8番9号)

 

参加費:2,000円
    ※必要な方は、workbookを別途1000円で頒布します。

 

定員:40人
※お子様連れでの参加も可能ですが、託児はありません。
※保護者の方とご同席でお願いします。

 

申し込み方法:
info@life-cr.jp
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タイトル:9/2熊本セミナー
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