食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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『鐘崎のイケメン漁師こうちゃんと一緒にこうちゃんのとった天然トラフグを食べる会』

毎年恒例
『鐘崎のイケメン漁師
 こうちゃんと一緒に
 こうちゃんのとった
 天然トラフグを食べる会』。

 

去年の様子。 

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今年は、少人数で。

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天然トラフグづくし。

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日本一の志を持ったイケメン漁師 こうチャンネル①

婚学ワークブック、入稿!

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なのですが
「婚学」の灯は絶やしてはならない
ということで
2017年度はオープンな場で実施することにしました。

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さて。

 

この5年間の九大婚学で
様々なワークが生まれました。
ワークシートを作ってきました。

これまでは
そのたびに打ち出して
コピーして使用してきました。

 

来年度以降、オープンな場で
社会人も対象にした婚学を実施するにあたって
もっと参加者満足度を高めたいと考え、
これらのワークシートのフォーマットを整え
一冊のワークブックにまとめることにしました。

この数週間
集中的に作業しました。

昨日、入稿しました。

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はっきり言って
自信作です。

 

このワークを真剣にやって
書き込んでいけば
恋愛、結婚、結婚式・披露宴
妊娠・出産、家計、家事、ワークライフバランス、等々
自分が考える
幸せな人生、豊かな人生の
トータル・ライフプランができるはずです。

 

モラハラやDVや離婚は
誰も経験したくないことですが
そうならないように
もしそうなった場合にどうするのかを
リアリティをもって
考えておくことができます。

 

多くの人に手に取ってほしいワークブックです。

 

日本で唯一の
『婚学』トータルライフプラン・セミナー↓

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関心のある方、ぜひ、ご参加ください。

 

婚学に興味なくても
ワークショップのプログラムデザイン
ワークシートの作り方
という点でも参加になろうかと思います。

へそ曲がり

ゴーシ先生
流行りものにはノらない。
みんなが見ているものは見ない。


『君の名は』
も見てないし
『この世界の片隅で』
も見てない。

 

大好きなスターウォーズだって
『エピソード7』も『ローグ1』
も見に行かなかった。

 

しかし、、、

 

著者の話を直接聞いたとなれば
話は別。

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即買い(笑)
永遠の0』とかDVDも即買いしたわ(笑)

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めっちゃ面白かった。

 

作家としても勉強になった。

芸術的、文学的な表現は全くない。

放送作家とあって
事実を淡々と積み重ねていき
ドラマを展開する。

なにより調査、研究が徹底してる。

 

それにしても感動しました。

生き方を考えさせられました。

 

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

 

 

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 

 

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

 

 

 

「キングコング西野亮廣×石川涼 トークライブ」③

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後半戦は、フロアーとの質疑応答。

 

「お互いの好きなところは?」
西野:
石川さんは、男女問わず、モテますよね。
いつもニコニコしている。
前向きで明るい。
石川:
ちゃんと未来に賭けれるところかな。
行動力がある。
普通は「保証」をほしがるけど。

 

 

「そのように、いろいろと考えれるようになったきっかけは?」
西野:
ないです。
幼稚園の頃からやっていることはかわっていません。
周りが何と言おうが、
仲間が笑ってくれていればそれでいい、と思います。
石川:
そもそも大それたことはできないんです。
隣の席の人に頼られるかどうか。
その輪が広がっていくだけ。
その延長でしかない。
西野:
あ、そうそう。
イデアについてはこういう考え方です。
よく、「アイデアが降ってくる」と言うでしょ。
そうすると降ってこない日が辛くなる。
イデアは降ってくるものじゃなくて、
掘り起こすんです。
イデアを見つけるために、
今日は、東を掘ってみよう。
ダメだった。
じゃぁ、今日は西。
ダメだった。
でも、あと北か南を掘れば
そこには絶対ある、みたいな。
掘り起こすというイメージであれば
その日、思いつかなくても
思いつく確率を上げる作業になります。

 

 

「同じ業界の人と話してもつまんない。広げ方はどうすればいいのでしょう?」
石川:面白い人見つけたら、会いに行けばいい。
西野:完結しましたね。

 

 

「私、本書きたいんですけど、無名の人が本を売る方法は?」
西野:どんな本?
質問者:ビジネス書です。
西野:
その人が本の売り方見えてなかったらダメなんじゃない?
経営に失敗している経営者が
経営の本、書いても売れないでしょう。
手売りで5000冊売るのは?
ホームレスの小谷君は手売りで5000冊本、売ってるよ。

 

こんな人も。

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「お土産化はわかりますが、クオリティとの関係は?」
石川:粗悪品はダメだよね。
西野:
プペルの前に書いた2冊が売れなかったんですよ。
一所懸命書いて、
クオリティが高くて
内容が100点でも
売れないものは売れない。
だから売る努力、工夫が必要だと思います。

 

 

「高校生です。芸術系の大学に進学したいんですけど
 親が、不安定なところにはお金は出せない、と言っています。
 クラウドファンディングで大学に行きたいんですけど
 高校生なのでリターンがありません。
 リターンがないクラウドファンディングのコツは何でしょう?」
西野:
まず、クラウドファンディングは「カネのなる木」ではないです。
信用をお金化する装置なんです。
信用がないければどうしようもないです。
信用がないのにリターンを作りに行っても仕方がないです。
絵本活動の前、「独演会」を行っていました。
お客さん、4500人くらい。
で、クオリティにこだわりたいので
生演奏で、照明も凝って。
で、子どもたちも来れるように
チケット代は2000円に設定しました。
大赤字です。
ペイしようと思ったら
5000円、6000円に設定しないといけない。
でも、その4500人には超感謝されたわけです。
「2000円でいいんですか!?」みたいな。
その一か月後にクラウドファンディングを行いました。
そうしたら、4500人が
お金を払ってくれたんです。
お金を出し入れする「預金通帳」ってありますよね。
「信用通帳」のイメージです。
信用を出し入れし、いつどれだけ使うかとか
信用のペース配分をしていく必要があります。

 

 

「input、outputを意識していますか?」
石川:
何も意識していないです。
何気ないものから吸収していると思う。
西野:
outputしているときのほうが
inputしてると思います。
例えば、外国人に伝えるには
英語をしゃべるまくるしかない。
その中ですごい学びが生まれるから
inputも生まれる。

 

 

「モデル事務所に所属していてデザイナー活動もやっています。
 こんな私がもっと楽しむには、どうすればいいのでしょう?」
石川:
自分がどう楽しむかよりも
お客さんがどう楽しむか、だと思いますよ。
モデル事務所に所属するとかは、関係ない。

 

 

「嫌いなスタッフがいたらどうしますか?」
西野:
ういう人と仕事をスタートさせない。
石川:
合わなくても、気にしない。
違って当然。
西野:
ウーマンの村本とケンカしてても、翌日は普通。
ケンカも意見交換ですから。

 

 

「どんな高齢者になりたいですか?どんな医療を受けたいですか?」
西野:
日本人って寿命伸びたと実感したんです。
100歳になったらもらえる銀杯が
純銀製でなく、銀メッキになった。
それだけ100歳を超える人が増えました。
例えば、90歳まで生きるとして
定年は60歳。
老後が30年間って長すぎでしょう。
老後30年は辛い。
それから「アンチエイジング」みたいな言葉は
年を取ることが悪だ、というイメージ。
そうではなくて
「年を重ねることは成長」のイメージにしたい。

では、成長している部分は何か?
それが仕事になるんじゃないか。
高齢者に仕事を作りたい。
おばあちゃんは、入院したら急に老いたんです。
仕事をさせたら若返った。
高齢者には、仕事が必要なのだと思います。
では、20代にはできない、
80代にしかできない仕事って何だろう?
例えば。
80歳は、遅刻しても怒られない。
許させる力がある。

沖縄に「おもろ」という居酒屋があって
店主は80歳。
で、一番に酔いつぶれるんです。
客が来るから
僕がつけだしを出したり
ビールを出したり
会計までして。
で、僕が店を出たら
その客が次の客の接客

 

するんです。
じじいがポンコツだから
勝手にペイフォワードが起きちゃう。
じじいだから仕方がないんです。
「愛される欠陥力」みたいな。

そういうのも
「しるし書店」
を思いつくきっかけとなりました。

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(おわり)

 

「キングコング西野亮廣×石川涼 トークライブ」②

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のつづき。

 

西野:
そうそう、いい話、思い出しました。
後輩のご両親が車に乗っていて
赤信号でとまったそうです。
そうすると、
パトカーから「降りなさい」と呼び止められました。
降りて理由を聞くと
「停止線超えてる」。
「は?ほんの1mくらいやろうが!」
「しかし現行犯です」
「じゃぁ、今から、俺と一緒に
 ここですべての車をチェックして現行犯で捕まえろ!」
「そんなことはできません」
「ふざけんな!」
見るに見かねたお母さんが
車から降りてきて…
「あなた!車に乗っておきなさい。
 警察の方に失礼やないの!
 私が話を聞きますから。
 すいませんね~
 主人、酔っぱらうといつもこうなんです」

で、お父さんは
免許取り消しになったそうです(爆)
でも、その瞬間
お父さんは、お母さんに
「キュン」となった。大好きになった。


結果としては
大失敗だけど
好きない人のために
一所懸命やってる。

 

一所懸命は走っていれば
こけてもかわいい。
応援したくなる。
だから、
好きなことを一所懸命やったほうがいい。

一所懸命やっていないと、
応援の仕方もわからない。

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「すごいアイデア力だと思うですけど、
 そういうこといつ考えてるんですか?」
石川:
24h、考えています。
セックスしながらも考えています。
西野:
僕は早漏なので、
梶原のことを考えて「萎えさせよう」としています(笑)。
でも、飲んでる時も考えていますね。

 

 

 

「どうやって、そんなに仲良くなったんですか?」
西野」:
ある日、「売れるもの」と、
「売れないもの」をわけようと思いました。
水とか米とか、家電とか生活必需品は買います。
売れるものです。
作品は必需品ではないので、売れないものです。
(売れてる作品もありますが)
そこで、必要ないのに
買ってしまったものを考えてみたんです。
例えば、京都に旅行に行ったときに
「御用」と書いた提灯とか
「十手」を買ってしまった。
これまで生きてきて
十手なんか使ったこともないのにです。
それから、演劇のパンフレットとか。
本に比べたら内容がないのに、3000円とかする。
そこで、気がついたんです。
「人は思い出にお金を出す」。
お土産屋さんは超アナログなのに
ずっと存在し続けている。
なぜか。
それはお土産は、思い出を思い出す装置だから。
とすれば
作品をお土産化すればいい。
お土産化するには、体験が必要。
ということで、全国で絵本の原画展を開催し
そのお土産として
絵本を売るということを考えたんです。

石川:
これからは、絶対に体験に流れます。
ヴァンキッシュ」もお土産屋さん計画しています。
渋谷の109の店のお客さんはほぼ半分は
外国人観光客なので。
よく考えると渋谷のお土産がないんですよ。
渋谷の交差点は1日50万人が通っています。
その10%でも店に入ってくれたら5万人。
渋谷にお土産屋さん作れば
すごい観光名所になるはずなんですよ。

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「よく、時代の流れが先読みできますね」
石川:
お客さんをずーっと見ているから
「あ、こっちのほうに行くんじゃないかな~」
という感覚がわかるんです。
大企業とかは、上司とか見ているから
その視点を持つのがむつかしいんじゃないかな。

 

 

「でも、そうやって行動するといろんなリスクがありますよね?」
西野・石川:
リスク?
もともと大してお金持ってないし。
何を守りたいのかが理解できない。
何にビビってるのかがわからない。
ビビッてるほうが逆に恥ずかしい。

 

 

「でも、親とかが心配するんです」
西野・石川:
屋が心配する?
親のために生きても仕方がないでしょう。
親戚なんか特に関係ない。
親は子どもが楽しく働いているだけでうれしいんじゃないかな。
子どものためを思って「安定」なんて言うけど
そもそも、何が安定しているのか分からない。
大企業だって、銀行だって倒産する時代。
そもそも、どういうところに就職したら親は安心なのでしょう?

 

 

トークライブの最後の質問です。
 円状に負けないメンタルは?それから自分にとっての炎上とは?」
西野:
僕は、デビューして常に炎上してますからね。
真面目、清純で売ってきて
不倫で大炎上だったら、落ち込むかもしれないけど
ずっと炎上してますから。
そんなにやなもんじゃないです。


例えば、アンチ西野がいます。
僕が「ひな壇出ません」と言ったら
「出ろよ!」ってお前、テレビで、俺、見たいんかい!
僕が「絵本書きます」と言ったら
「漫才しろよ!」ってお前、俺の漫才みたいんかい!
みたいな。

アンチ、かわいいです。
アンチがいないと始まりません。


例えば、アイスバケツチャレンジ
当然、賛成派の人もいます。
ALSの解決に役立てば
ALSについて理解を深める一助になれば
みたいな。

一方で、アンチもいます。
「なんかセレブ的で嫌」
「氷水かぶってALSが解決するの?」とか
そこで、議論が始まるから
長続きしたんです。
みんなが賛成だったら
すぐに収束していたと思う。

 

だから
アンチ、かわいいです。
アンチがいないと始まりません。

 

つづく 

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「キングコング西野亮廣×石川涼 トークライブ」①

ある日、FBを眺めていると
キングコング西野亮廣×石川涼 トークライブ」

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まじか!
奇跡の競演!!

 

参加方法を調べると
クラウドファンディング
パトロンになること。

 

「CAMPFIRE」のページを読んでいくと
石川涼さんは
プロゴルファーの
石川遼さんではなく
メンズファッションブランド「VANQUISH
の石川涼さん。

ファッションに疎いゴーシ先生は
まったくその存在を知らず。

 

それでも西野さんの話は
直接聞きたかったので
人生初、
クラウドファンディングの手続きをし、
人生初、パトロンに。

そして今日の午後、行ってきました。

会場は、天神コア屋上。
開演は13:00。

 

天気予報は午後から雨。

12:15に会場についた際には
ポツポツと雨が落ち始め
その10分後には
あらかじめ配られていた
使い捨て雨合羽に
袖を通さないといけないほど降り始め…

とてもじゃないけど
このペースで降れば
トートバッグにいれている
ノートPC
デジタル一眼等が台無しになる。

 

1階まで下り
近くのコンビニを探し
大き目の傘と
45Lのビニールゴミ袋を購入。

 

これで完璧。

 

でも、雨の中
ノートPCは開けないな。
「会場で最もinputする男」
は今日は無理かと思いながら
会場に戻ると
会場騒然?

 

なんと
このままでは
トークライブの開催が不可能と判断した
西野さんが会場設営指示をしていました。

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(写真はtwitterより)

 

まずは、
クラウドファンディングの優先客を
会場隅のテント下に誘導し
redbullの大型パラソルを設営し…

雨のおかげで
めっちゃ、近い
トークライブ会場が出来上がりました。

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(写真はtwitterより)

 

その間
twitterに、西野さん、めっちゃいい人ってあげろ!」
って言いながら。
そういうことが言えるって
本当にめっちゃいい人。

さらに。

「このことは本番始まったら
 たぶん話せないんで」
と前置きし

 

プペル、映画化決定しました~。
3年後です。
実は、プペルはすごく長いストーリーで
絵本にしたのはすべての1/5くらい。
で、いろんな人に反対されているんですが
ディスニーの作品の公開日にぶつけたいと思っています。
30代でディズニーに数字で勝つ!
という思いでやっていて
ディズニーの興行実績調べたら
やっぱり、とんでもない!
でも、調べていくと
弱点、見つけましたよ。
ディスニーは「ジャングル系は弱い」。
ジャングル系の作品が
リリースされたら
「西野が来る」と思っていてください。

 

みたいな
豪華な前説でstart。

 

「今回はファッションウィーク福岡の一環ですが
 今後のファッション業界についてどう思いますか?」

石川:
「ファッションの街にしよう」なんていうのは
無駄なあがきだと思います。
そんなことをやっているうちは、
ファッションの街にはならない。
そんなものは、押し付けるものではない。
たぶん、みんな、今、雨が降ってるから、
家に帰ってると思うよ。

 

クラウドファンディングの魅力って何でしょう?」
西野:
「プペル」は分業制で作るので、
その製作スタッフお金を払うのに
クラウドファウンディングが必要でした。
次に、「届けるため」にクラウドファンディングを利用しました。
集まった資金は、計5600万円。
クラウドファンディングには
いくつかのパターンがあります。
・寄付型。
・購入型。
これには明確なリターンがあります。
「完成本にサイン」とか。
実際には3000円の支援してもらって、
リターンのほうが大きいこともります。
だから、金額にはあまり意味は価値はありません。
むしろ、支援者数が重要だと思います。
例えば支援者数が1万人だとします。
これは、お客さんが1万人
なのではなく、作り手が1万人という意味になります。
具体的には、予約で1万部売れるのです。
しかも、その人たちは
友達、知り合いに宣伝してくれます。
共販者、共犯者を作るツールとして
クラウドファンディング優れています。
もはや、純粋な消費者なんていません。
みんながスマホを持ち
twitterやインスタ、FBに
情報発信しています。
みんなが情報発信者なのです。
純粋なお客さんを対象にして
それをいかに増やすかなんて
全然、今っぽくない。

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「しるし書店って何でしょう?」
西野:「あ~~~、石川さん
    相談があって
    やりたいことがあるんですけど」
石川:「やろう」


西野:
そういえば、そうですよ。
「プペル」を無料公開したら大炎上。
これ、涼さんのせいです。
2日前に飲みに行って
「どう思う?」って聞いたら
一瞬で「絶対にやろう」。

石川:
いい絵本、美しい絵本なので、
見たら家においておきたくなる。

西野:
で、本当に一瞬でamazon1位になった。

石川:
知られないまま終わってしまうのがもったいない。
(お金にならなくても)
知られるためにはって考えないとね。

西野:
で、相談したいことというのは…
調べたら、本屋が1日に一軒つぶれているらしんです。
出版不況と言われていますが
その理由が本当に出版不況なのか、
本屋が現代的対応ができなかったり
さぼっているのか、わかりません。
そこで、まず、「本屋をやってみよう」と思いました。
でも、ロボットやAIに任せる本屋はamazonに任せよう。
人にしかできない本屋がやりたい。
そこで思ったのが「古本屋が面白い」。
古本は、読まれると値段が下がる。
でもね、例えば、
イチローが読んだ本には、価値があるのでは?
試しに、ネットショップ立ち上げてみました。
1000円の本を5000円で売ってみました。
2秒で売れました。
そこで気がついたのは
有名、無名、関係ないんです。
例えば、無名の男の子かもしれないけれど、
その子に、恋い焦がれる女の子からすれば
その本はすごく価値がある。
ファンの後輩からすればすごく価値がある。
誰がどう読んだかを可視化すれば
そこに価値が生まれるかもしれない。
そこで「しるし書店」を思いつきました。
店主が読んで、
線とか、ドッグイヤーとか
印をいれた本しか売れない書店です。
それを、どこでも開設できるようにしたいんです。
で、現在、
プラットフォームづくりのために
クラウドファンディングしてます。

camp-fire.jp

 

西野:
で、相談したいのは
しるし書店が成功したら
同じようなことを、まわりがやりはじめるだろう、と思うんです。
どうやって差別化したらいいでしょう?
ファッション業界ってそういうこと、たくさんあると思うんですけど。

 

石川:
え、考えたことない。。。
例えばpixiv(ピクシブ)は、
作品の投稿・閲覧が楽しめる
「イラストコミュニケーションサービス」で1000万ユーザーがいますが
それを作った片桐さんは
「FBが同じサービスやったら死にます」
と言ってました。
後追いは気にしても仕方ないんですよ。

 

石川:
「しるし書店」は世界が使う仕組みになったらすごいよね。
エディーマーフィーが読んだ本とか
マイケルジョーダンが読んだ本とか。

 

西野:
価値は有名か、無名かじゃ決まらなくなるといいなと思っていて。
例えば
「子育て本」は僕が読んだ本より
4人の子どもを育てた人が読んだ本のほうが価値があるかも。
そうやって、無名の人が
スターになれるのっていいなって思って。

 

石川:
やろう。
やってから考えよう。
やってみないとわからない。

 

西野:
メルカリ、ヤフオクって商品価値でしょう?
しるし書店は「人」
誰が読んでいるか。
スタイルがよかったらモデル
料理がうまかったらシェフ
写真がうまかったらカメラマン
って、特技、特徴があると
職業に結びつくんですけど
本はいくら読んでも
職業に結びつかないんですよ。
本を読んだらなれる職業。
例えば、信用度の高い、読書家は
未来永劫、本にお金を使うことがなくなります。
読書家という仕事ができたら。

 

 

「今どきの若者は、と言われますが、その点についてはどうですか?」

西野:
「最近の若い奴は…」って石器時代から言われていて
それが本当なら
人間はとっくに絶滅しています。
若者がダメで
ダウンスケールしていれば
絶対に絶滅しています。
でも、こうやって生き残っていて
発展している。
絶対に、アップデートしています。

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石川:
「若者を支援する」みたいな発想が本当にムダ。
大人がお金を使って才能を見出すなんてムダ。
やるやつは、勝手にやって、勝手に売れる。
恩着せがましい。
助けられるやつはロクなやつがいない。
「やりたいことが見つからない」
って若者がいるけど
全然、OK。
それを目上が
「ゆとり?」「さとり?」とか言うけど。
もし、今、自分が10代だったらどうだろう?
猛スピードでどんどん職業がなくなっています。
職業を一つに決めるなんて逆にヤバイです。
むしろ、「見つからない」って未来対応している感じ。
今、「将来、タクシードライバーになりたい」とかいう若者なんていない。
ちゃんと見えてるんですよ。

 

「社会人へのアドバイスがあれば」

石川:
興味ないな…
誰かに言われても変わらない。
アドバイスもクソもない。

 

「夢はありますが、現実を見ろと言われて…」

石川:
お前ら、それで終われ。
そもそも、現実を見ても、将来読み取る能力あるの?
安全?安泰?
明日はどうなるかわからないでしょう。

 

続きは…

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