食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「生きがい」論

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続、高校生との質疑応答。

 

生徒:「先生の『生きがい』って何ですか?」

 

ここ10年以上
そんなこと考えたこともなかったので
腰を抜かすほど
回答に困りました。

 

そこで、まず
「生きがいって何?
 その定義は?」

と聞きました。

 

そうしたら
その生徒さんは
「生きる意味です」

 

なるほど。

 

 

生きる意味か…。

 

 

じゃぁ、
生きる意味を考えるということは
逆に言えば
死ねる意味を考えるという意味だよね。

 

 

ところで
この学校でも「志」教育(徳育
をやっていると思うけど
「夢」と「志」の差って定義してる?

 

 

生徒:「…」

 

 

では、先生、どうですか?

 

先生:「…」

 

 

先生も答えれないほど
難しい。

 

これは
私の個人的見解ですが
「夢」と「志」の差は
「死ねるか」「死ねないか」。

 

例えば
「医者になる」は
夢だけど
医者になった瞬間に
「死んでいい」と思う人はいない。

これは夢。

 

でも、
医者になって
〇人の命を救えるのであえば
「死んでもいい」と思える人はいる。

これは志。

 


夢と志は違う。
だから
夢なんかなくていいけど
志は持とう。
探そう。

 

 

ちなみに
私の志は
日本中の食卓が
あたたかくなって
そこで育つ子どもが
「生まれてよかった」
「パパとママの子どもでよかった」
と思えること。

 

そのために
本を書いたり
講演したりしています。

 

もし、神様がいて
それを実現してあげるから
命を差し出しなさい
と言われたら
その覚悟はあります。

 

あと、
命を差し出す覚悟がある
と言えば
子どもたちかな。

 

おとちゃん、とらちゃんが
病気になって
心臓がいるとなれば
差し出す覚悟があります。
パパは死んでいい。

 

 

んでね。
大事なことは
私だけが
そう思っているんじゃなくて
みんなの
父さんも母さんも
そう思っているということ。
みなさんは
それほど大事な存在なんですよ。

 

 

 

「生きがい」質問から
これほどの話。
生徒さん、めっちゃ
前のめりになってました。

 

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