食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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イベント企画におけるイニシアチブ③

イニシアチブを委ねてしまう典型が
助成金」だ。

 

ある方が
ゴーシ先生の講演を聞いて感動し
「ウチの県に来てもらいたい!」
と日時まですぐに決定した。

アテになる助成金があるということだった。

 

 

ある日、東京に向かう飛行機の中で
その方からメッセージが届いた。
JALは上空でもWIFIが使える)

 

飛行機は
ちょうどその県が見える上空を飛んでいて
なんか不思議な感じ。 

f:id:kab-log:20171011112827j:plain

 

メッセージの要旨は。

 

講演予定をキャンセルしてほしい。
アテにしていた助成金が外れた。
メンバーでクラウド・ファンディングすることも考えたが
みんな忙しいので難しいとの結論に至った。

 

という内容だった。

 

「タダでも行くよ」と即答。

 

 

助成金の申請書、書いたり
クラファンやるエネルギーがあるなら
参加費1000円で、
100人集めるほうが
よっぽど簡単。

 

 

有料イベントだと
(特に田舎では)
集客が難しいことは知っているけど
ゴーシ先生の講演は
90分で1000円払う価値はあると思う(笑)。

B級映画を2000円払って見るより
よっぽど泣けて笑えると思う。

 

もし、精一杯努力して
人が集まらなかったら
それでいい。
交通費も謝金もいらない。
自分たちの力で実現させよう。

 

相当、感激したようだった。 

 

いずれにせよ
助成金にイニシアチブを奪われると
こんなシンプルな講演会だって
実現できなくなる。

 

ゴーシ先生は
20代の頃、NPO法人環境保全活動をやっていて
助成金をとりまくっていた。
だから今でも助成金を取るノウハウは
持っていると思うし、その自信はある。

だけど、上記理由から
助成金には頼らない。
参加者がお金を払ってでも参加したいと思えるほどの
価値を生み出す
集客広報努力をするほうが
よっぽど企画の実現に近道だと知ったからだ。

 

 

助成金にイニシアチブは渡さない。
自分が動けば実現できる
イニシアチブを絶対に渡さないこと。