食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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大井手水路清掃

農が食べ物以外に生産してきたものの一つに
『四季』があります。
『そんなばかな。
 百姓がいなくとも
 春夏秋冬は訪れますよ』
とすぐに反論されそうですが、
私に言わせれば
『風物詩』の大半は失われます。
カエルは鳴かず、
トンボは飛ばず、
ホタルは光らず、
彼岸花も咲かず、
メダカも泳がない」
(宇根豊)

田んぼは
景観や生物多様性や四季までも
生み出します。

その田んぼを作ろうと思えば
水、そしてそれをひいてくる水路が
重要になります。

 

特に、私が住む大入は
川がないので
隣の谷から
山を越えて
水路で水をひいてきていて
山の中の水路掃除が超重要なのです。
(これをしないと田植えができません)
そのクライマックスが
5月末の山中水路です。

本日、今シーズンの
溝浚えがstartしました。

 

はじめて
おとちゃん、とらちゃんを
連れていくことにしました。

 

参加者の平均年齢75歳。

43歳の私がダントツに若い。
その中において、7歳、5歳(笑)

 

8:00、「一本松」集合。
(しかも、現在、その一本の松はありません)

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軽トラの荷台に
みんなで乗りこみ
大入の山の中腹まで
一気に駆け上がります。
(公道でないので道路交通法は適用されません)

 

そこから、溝を浚えながら
集合場所まで下っていくという2.5hの作業。

 

易しい箇所は
落ち葉程度がたまっているだけなのですが
最もハードな個所は
2m×2mの貯めマスに
1mの土砂が堆積しています。

2m×2mなので
貯めマスには2人しか入れません。
しかも木や枝も入っているので
ショベルがささらない。
さらに、
最後は1m以上
土砂を放り上げなければなりません。

成り行き上
私を含めた
4名で担当することになり
それを掻き出すだけで
1時間かかりました(涙)。

現在、
疲労困憊超眠気全身筋肉痛です。

 

子どもたち二人にとっては
大冒険。
大喜びでした。


おいさん、おじいちゃんたちに
可愛がってもらいました。

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おいさんから
「とら、そんなスコップじゃ加勢にならん。
 来年は、ショベル持ってこい。
 それからゴム手袋も」
と言われていました。

とら、やる気満々です。

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