今日は、おとちゃんが通う小学校の
持久走記録会。
保護者ボランティアとして参加しました。
子どもたちの安全を確保するために
車を止めたりする係です。
まず、ビックリしたのが
保護者の応援の数。
ほぼ全員の子どもたちの
母さん、父さん、ばあちゃん。
スタート地点は、歩道の
子どもたちが走るスペースがないほど(笑)
上の写真ではわかりにくいですが。
「すいませ~ん
子どもたちが走りますんで
道、空けて下さ~い」
って言わなければならないほど(笑)
校区体育祭
神幸祭
幼稚園クリスマス発表会
にならぶ
福吉地域の一大行事(笑)
それにしても
感動しました。
子どもたちが歯を食いしばって
一所懸命走る姿を見ていると
わが子でなくても
目が潤みます。
小さな小学校なので
親は、知ってる子もたくさんいます。
自分の子が通り過ぎても
違う子に声援を送り
自分の子の学年が走り終えても
残り、違う学年の子に
ずっと声援を送ります。
「いい校区だなぁ~」
って目に涙が潤みます。
当然、足の遅い子もいます。
障害がある子もいます。
当然、1位がいれば
最下位の子もいます。
それでも、みんな待って
最後の最後まで
声援を送り続けます。
「がんばれ~」
「がんばって!」が
ずーっと
子どものために
響き続けるのです。
なんか泣けてきました。
ゴーシ先生は
持久走が苦手でした。
最下位ではないけれど
下位のほうで
持久走が嫌で嫌で
たまりませんでした。
だから
あの子たちの気持ちがよくわかります。
「持久走なんかなくなってしまえばいいのに」
と思います。
「もう、見に来ないでよ!」
とも思います。
「恥ずかしい、応援しないで!!」
とも思います。
でも、子どもたちは
さっきまでほぼ歩いてたのに
声援をうけて
最後の直線で全速力で
走り始めます。
「持久走なんかなくなってしまえばいいのに」
「もう、見に来ないでよ!」
「恥ずかしい、応援しないで!!」
と思いながら走ります。
一所懸命に走る子どもたちを見ながら
そんな気持ちに思いをはせると
交通整理をしながらも
泣けてきます。
だからと言って
「足の遅い子がかわいそうだから
持久走記録会なんかやめましょう」
なんて全然思いません。
この子たちは
持久走が早くても
遅くても
絶対に強く、優しくなる。
努力することを知っているから。
一所懸命やる意味を知ってるから。
これだけ多くの大人に
応援されてるってことを知っているから。
ところで私は
絶対に似合わない蛍光色帽子をかぶり
「絶対に撮るなよ!」
と言うのに、中倉君にカメラを向けられ
つい満面の笑みで答えてしまった
プロ根性の塊のゴーシ先生です。