今日の午前は、台風12号の影響で
ある高校が臨時休校となり
講演が一本飛びました。
午後は、
『ももち浜スタジオ 夕方版』。
ニュースも必然的に
台風関係中心。
全然、大したことなかったのに(笑)。
さて、さて。
熱帯の海上で発生する低気圧を
「熱帯低気圧」と呼びます。
このうち(場所的な定義もありますが)
低気圧域内の最大風速が
17m/s以上のものを「台風」と呼びます。
気圧(hPa)とか関係ないです。
じゃぁ、最大風速を
風速計とかを使って
台風を追っかけ
物理的・客観的に
計測することができるかというと
あたりまえですけど
そんなことはできません。
雲の形などから
推測するということなのです。
台風12号、
見る人が見れば
「もう、熱低でよくね?」
という雲の形だったそうです。
しかし!
熱低にすると
大きな問題がっ!!
台風じゃないので
進路予想図が出なくなるのです。
週末、土日、
進路予想図が出なくなると
必ずクレームが出る。
万が一、災害なんか起きたら
大問題になります。
「まぁ、この雲の形なら
最大風速、ギリ18m/sくらいあるよね?」
「ある、ある」
という判断になるはずです。
台風12号は、
5日未明に長崎県長崎市付近に上陸後、
日本海に抜けて、
午前9時に対馬近海で
熱帯低気圧に変わりました。
以上の文脈からすれば、
もしかしたら、もっと早く
熱帯低気圧に変わっていた可能性はあります。
とはいえ、
北日本を襲った台風10号の直後だったので
警戒感が高まるのは当然。
私を含め
台風情報に振り回された人は
多々いるでしょうが
大きな被害がなくてよかった。
なにより、子どもたちは喜んだはず(笑)。