食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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アントレプレナーシップ入門 特別講義

過去記事

www.goshisato1973.info

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九大で行われている
アントレプレナーシップ入門』
という講義に
高島市長が特別講義をすると聞き
もぐりこむことに。

以下、講演memoです。

 

<経歴と熊本地震

  • 大学時代に「政治家になろう」と決意。
  • そのためにアナウンサーになろうと進路選択。
  • アサデス」をやっていた頃は、2:30に出社。
  • 放送で紹介する新聞を自分で選ぶため。
  • 放送は、6:25~11:25。
  • 放送が終わると、勉強のため13:00から九大箱崎キャンパスの法学府へ。
  • そのときの隣の席が熊本市現市長の大西氏。
  • なぜ、スピーディーな震災支援ができたかというと、そのそきに「携帯番号」を交換していたから。
  • 震災後の幹部会議には、スピーカーの前に携帯を置いてもらってリアルタイムで議論の内容聞くことができた。
  • だから「カロリーメイトが必要」なんてこともすぐに分かった。

<数字で福岡を知る>

  • 政令指定都市市の中で福岡市は人口が5位になった。
  • 市長になった当初は147万人だったのが、156万人に。
  • MONOCLEの調査で、世界で7番目に住みやすい都市。
  • 税収伸び率7.1%で日本一。
  • 住民が「住みやすい」と答えてる割合95.8%。

<ビジョン・目標>

  • アジアのリーダー都市を目指す。
  • 人、環境、都市活力の調和。
  • 「人」が入っている。見守り、助け合い。コミュニティの力を大切にする。これは、世界最先端の取り組み。
  • 福岡市は、市街化調整区域がしっかりしている。開発させないということ。50年前にマスタープランを策定。
  • その結果、現在、漁獲高日本一。高付加価値の魚が捕れているということ。
  • 「都市の成長」と「生活の質の向上」を循環させる。
  • 具体的には、伸びた税収で、小中学校にエアコン完備したり、ノンステップバスを増やしたりする。そして人口が増え、また成長するというイメージ。

<市長の戦略>

  • 短期、中期、長期にわける。
  • 短期:交流人口の増加 観光振興とMICE(スポーツ含む)誘致。
  • 中期:知識創造型産業(クリエイティブな仕事)の振興
    政令指定都市の中で唯一、一級河川がない。
    工場が作れない。水を大量に使うので。
  • 長期:支店経済からの脱却
    引っ越しが多い。5年前と住所が同じ人は約50%。
    他都市は本社機能の誘致は簡単じゃない。
    本社を創ろう→start up!

<福岡市の現状>

  • 開催件数は363回で、政令指定都市市No.1。
  • その日本における国際会議の増加分の半分は福岡市。
  • マリンメッセ等の施設の稼働率は9割で、もう限界。
  • クルーズ船の寄港回数は328回で、横浜を抜いて1位に。
  • ちなみに、クルーズ船の客数は最大で4900人。
  • 福岡で泊まらず、朝入港して、夜出港する。
  • そして、クルーズ船観光客は一人当たり10万7000円支出。
  • 単純計算すると、これだけで1600億円。
  • 福岡市の税収は2800億なので、すごい金額。
  • ただし、年間にクルーズ寄港を130回断っていて、その機会損失は370億円! 

ウォーターフロントNEXT>

  • フェリー乗り場は公共施設なので営利事業ができない。
  • フェリー乗り場をKIOSK1軒で売り上げで賄おうなんて不可能。
  • マレーシアやシンガポールのような商業施設やホテルが併設されたフェリー乗り場にすればいい。
  • そこでコンセッション方式を導入する。コンセッション方式とは、高速道路、空港、上下水道などの料金徴収を伴う公共施設などについて、施設の所有権を発注者(公的機関)に残したまま、運営を特別目的会社として設立される民間事業者が行うスキームを指す。

福岡空港NEXT>

  • 複線化。
  • 投資したい企業がたくさんあるのだから、税金を投入する必要はない。

<天神ビックバン

  • 市長就任後の誘致企業数?は252件。
  • オフィスの空室率は14.1%→2.5%。
  • オフィス面積を確保できず、大企業からのオファーも断らざるを得ない状況。
  • そこで天神ビックバン
  • ビル建て替え:10年で30棟
  • 建設投資効果:2900億円
  • 経済波及効果 8500億円/年
  • 特区による規制緩和により2フロアー分高くできた。
  • もっとできる。ポートタワーは高い。
  • 容積率の緩和は民間にとって助かる。
  • いかに税金を使わずにいい街づくりをするか。知恵を使う。
  • 結果として、明治通りに「天神ビジネスセンター」ができる。博多駅筑紫口に「都ホテル」ができる。これは地下鉄直結。駐輪場。

<smart EAST>

  • 今後、高齢者が増える、納税者が減る、受益者は増える。さぁ、どうする?
  • テクノロジーで解決する。
  • 研究開発、モビリティ、歴史文化、エネルギー、セキュリティを兼ね備えたショーケースのような街にする。
  • 持続可能ないいサービスを提供する。

<スタートアップ>

  • スタートアップの定義は、「新しい会社を作ること+会社の中で新たな事業を始めること」。
  • 3年未満の事業所は8.5%にしか過ぎないが、新規雇用の37.6%も占める。
  • きっかけはシアトル視察。
  • シアトルの人口は福岡市の半分にもかかわらず、ボーイングamazon、スタバ、マイクロソフトコストコシアトルズベストなどの世界的企業を輩出。
  • シアトルは福岡市に似ている。首都から遠く離れた西の港町。若者が多い(福岡市の若者率19.5%)。起業者に占める若者の割合、12.3%。オフィス賃料が安い→チャレンジして失敗しても再チャレンジできる。
  • stage1:インフラ・ムーブメント期 

  2012年 スタートアップ都市ふくおか宣言
  2013年 スタートアップ都市推進協議会設立
  2014年 スタートアップ特区に指定
       ・ビザ、賃料補助
       ・人材マッチングセンター
       ・スタートアップ法人減税
       ・スタートアップcafe

  • stage2:裾野拡大期

  ・スタートアップcafe 相談件数 1859件
  ・アントレプレナーシップ教育
  ・スタートアップ奨学金 

  • stage3:スケール期

  ・フクオカスタートアップセレクション
  ・防災×テクノロジー

  • stage4:グローバル期

  ・福岡市スタートアップ・パッケージ
  ・海外の創業拠点と連携
  ・福岡グロースネクス

<スタートアップの課題>

  • 新しいサービスは法や規制が想定していない。
  • 信頼や実績がない。
  • ロールモデルがない。
  • 見える化されていない。
  • 挑戦する人が尊敬されるべき。
  • どういうサービスを利用するか、社会を作るかは政治が決める。
  • だから、選挙が強くないと新しいチャレンジができない。

 

ある学生さんからのメールと

ある晩、山村塾の宮園さんから
携帯電話がかかり
「まいちゃんのお友達が九州大学に入学した。
 佐藤君にファンだということなのでよろしく」
とのこと。

 

先日の20周年記念で
まいちゃんに会うことができたので
名刺を渡して
お友達にメールするよう
伝えてもらいました。

 

そうしたら
すぐにメールが来ました。

 

初めまして。

九州大学○○学部1年の○○○○といいます。


宮園まいから連絡先を教えてもらいました。

 

高2の夏、先生が書かれた「夢と希望の人生学」を読み、
感銘を受けました。

以来、事あるごとにおすすめの1冊として、この本を挙げてきました。

そしたら麻衣から「知り合いだよ!」と言われて驚きました。


今、伊都キャンパス近くに住んでいるのですが、
いつでも読み返せるように自宅から持ってきて、
枕元に置いてあります。
そのくらい、大好きな本です。

 

私がこの本を知ったのは、
本当に偶然の出来事でした。

そのころ、友人の誕生日プレゼントを探していた私は、
優柔不断な性格から、
何をあげればよいのか決められず、
ずっと悩んでいました。

 

どうにもこうにも選ぶことができなかった私は、
本人にほしいものを訪ねることにしました。
即答でした。

友人が返した言葉は「夢と希望。」。

 

「そんなものあげられるわけない!」と思いながら、
検索してみると、んん!?あるではないか!!
「夢と希望」の人生学!!

と、こういう風な出会いでした。

 

自分が読んだことがない本を人にあげることなど出来ず、
とりあえず読んでみようと思い図書館で借りると、
面白い面白い!!やめれない!とまらない!

 

あっという間に読み終わってしましました。

その後、本屋さんに行き自分用に本を購入し、
友人にはブルーライトカット眼鏡をあげました。
(友人からやっぱりブルーライトカット眼鏡がほしいとLINEが来たので)

 

「人生は選択の連続だ」。
本当にその通りだと思います。
そして、これからも数多くの選択をしながら
生きていくんだろうと感じています。

 

私の高校を選んでいなかったら出会えなかった人、
出来事、経験がたくさんあります。

そしてこれからは、
九州大学を選んだからこそできることを、
誰よりも多く経験していきたいです。

 

先生が九州大学助教だと知り、
婚学の存在を知り、
絶対受かって婚学受けてやる!!!と思っていましたが、
開講されないと知り、とても残念です。

 

しかし、どこかで先生の講義を
きくことができたらなあと思っています。

 

長文失礼しました。
先生にメールを送るということに慣れておらず、
ただ本の感想を伝えたいがために文章を打っているので、
失礼な表現なども多々あると思います。

 

すみません。
いつか、お会いできることを楽しみにしています。

すぐに返事をして
17日の4限後、伊都キャンパスで会うように
約束をしました。

 

本を何冊かプレゼントし
1時間ほど、いろんな質問に答えました。

 

たぶん、彼女の人生は変わる。

 

竹灯籠づくり

先日訪れた四季菜館。

そのテーブルの上にあった竹灯籠。

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(左手前にあるヤツ)

 

とらじろうは
持って帰る気満々だったのに
帰り際のドタバタで
忘れてしまい
帰りの車の中で落ち込む。

 

翌日(今日)朝一で
庭の竹を切り出し
二人に字を書かせ
インパクトドライバーで穴をあけ
オリジナルの竹灯籠
作ってあげましたとさ。

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祝! 四季菜館、20周年記念!!

今日(4/15)は、黒木の
『四季菜館』20周年記念partyに出席。

 

私が初めて四季菜館を訪れたのは
できて3年くらいの頃だったので
17年間、関わってきたことになります。

 

懐かしい面々との再会。

 

というよりは
当時、若かった面々は
結婚し、子どもができ
その子ども同士が四季菜館で遊んでいます。

しみじみと感動。

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当時、2歳で
『合鴨ブルース』(ゴーシ先生作詞作曲)
を踊っていたまいちゃんは
もう大学生。

 

17年という月日を感じます。

 

さて。

 

乾杯前の盛り上げ係として
佐藤ヒロシ、佐藤ゴーシの
W佐藤でミニ講演をすることに。

椿原さんに
「農村が元気になる話をして」
とリクエストされていたので
若いころのゴーシ先生が四季菜館にいかに救われたか
なんて話をしようと思っていたら
ヒロシさんが全力で
「あいうべ」の講演ネタ披露(笑)

負けちゃおれんと
私も全力で講演ネタを披露しました(笑)

結果として
大満足いただけたと思います。

 

 

それにしても四季菜館の
料理は美味しくて美しい。

今日は
皿もコップもテーブルライト(灯篭)もすべて
手作りの竹製。

竹コップも
ビール用と日本酒用の
2種類が準備され
すべて面取りがされています。

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四季菜館が本気を出すとここまでやります。
美味しく食べるためには
自分たちが楽しむためには
ここまで全力でやります。

20代のゴーシ先生は
こういう方々に育てていただき
今があります。

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四季菜館、20周年
本当におめでとうございます。
椿原さんをはじめ
関係者の皆さま、本当にお世話になりました。
これからもよろしくお願いします。

第3期 ママ塾、start!

第3期ママ塾がスタートしました。

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新メンバーがいて
どんな夢や目標を持っているか
その実現のお手伝いができるか
本当に、ドキドキします。

 

でも、なんとかなりそう(笑)

 

以下、参加者の感想です。

新しい仲間迎えて
ママ塾第3期の始まり

新しく入った方の自己紹介を聞きながら
自己紹介って
自分のことを振り返る機会
だな、って
自分は
するの忘れてたけど(ゴメンナサイ)

講義の内容で印象深かったのは
オレンジTシャツネタ

では、なく

継続するための目標設定

遠い目標より
近くに目標を設定して
幸せ=ドーパミン
バンバン分泌させて
ワクワク感満載で
モチベーション継続
させていこう!

いいわ~
前向き

勉強することは
バックボーン
自分の経験だけでは限界がある
裏付けになる
学識者の言葉
経験者の言葉
どんどん取り入れていこう!

いいわ~
前向き

自分のダークエリアに
光が差し込む
月に一度
前向き光線ドバドバ浴びる
大事な機会だ
ママ塾って

子どもと話したいな、って思った
勉強する意味
本を読む意味

子どものころ
ほんと、物語を読むのが苦手で
母に寝る前に読んでもらっていた
赤毛のアン
「ニルスの不思議な旅」
「ああ、無情」などが
文学作品のすべて

高校の史書の先生に出会うまでは
図書室で実用書とマンガばっかり

でも、今はこんなに読んでるよ!
こんなに学んでるよ!

半年後自分はどうなっていたいか
もう一度考え直してみる

半年前
いろんな事始まる前の曼陀羅チャートと
今のチャート
きっと変わってる(マダトリカカッテナインカーイ)

 

今月のママ塾。
3期に入り、
新しいメンバーも増えました。

ママ塾に来てから、
自分の知らないお仕事や
知らない世界を知れるのも楽しい。

でも、
その初めて知るお仕事でも、
自分のやりたいこととの
共通点はたくさんある。
ってことがわかるのも学び。

「目標設定は近い方がいい」
1年後、こうなっていたい。
っていうのも、
「今日は、まっ、いっか、明日から」
じゃあ、きっと目標達成できない。

戦う相手は2時間後の自分。

私の戦う相手は
子どもを授乳しながら
寝てしまう睡魔。
起きて、時計を見た時の
ガックリ感、自己嫌悪。

んー、断乳するか、
いや、自分が
起きれるようにすればいい。
考え事してる時は
起きれてる。

そして、
私は、まだまだ勉強不足。
バックボーンとしての知識。
そうか、そうだな、そうだよな。

そんなことを考えてたからか、
バックを置き忘れ、

コインパーキングで、
うっかり、
5000円札を入れてしまい、
緊急電話する羽目になり、
ゲートを一時封鎖。
しばらくして
係の人が来てくれました。

あー、こういう自分も
直せるなら直したい。

 

第3期ママ塾がスタートしました。

 

新しい方達と、自分の
事業や目標をより高く設定して
臨まれている以前からの方達。
一体どんな化学反応が起こるんだろう。

 

講師が、
一人一人の目標を聞き、参加者の方達の意見も取り入れながら、
スモールステップでクリアすることを決めアドバイスをします。

 

講座だけではなく、フォローを
受けながら
参加者の皆さんどうし、
切磋琢磨しあい
ご自身の目標を達成していきます。

 

ビジネスの在り方、なぜその仕事を
やっていくのか、クレジットは
お金ではなく、信頼。

 

そんな話がでた今日のママ塾。

 

ママ塾は、主催者にお金が交通費くらいしか入りません(笑)
講師のゴーシ先生も
他の依頼を受けられるほうが
絶対にご自身のチャンスと
お金になります(涙)

 

でも、そこじゃないんだよな。
お母さん達が自分の軸で考え悩み
乗り越えていく力があるからこそ、
こども達にその力をつけてあげられる。

お母さんが、家庭を大切にしながら
自分を生きていく道を作るサポートの場所。

 

一人でもいい。
そんな家族を増やす。

 

私は、ママ塾がそんな場所で
あるように、お茶汲みを頑張る(笑)

 

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第2期、熊本大人塾start!

第2期、熊本大人塾がstartしました。

場所も「未来会議室」に変更。

popな感じですごく雰囲気はいいです。

ただ、参加者が少なかった(涙)

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この人数だと
交通費、宿泊費、飲食費を考えたら
完全な赤字(笑)。

 

でも、月に一回、熊本に足を運び
熊本の皆さんの自己実現のお手伝いをし
かつ、宿泊し、飲食し
熊本経済にお金を落とすことが
自分ができる復興のための支援だと考え
参加者がゼロにならない限りは
やり続けます!