食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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『婚学-トータルライフプラン・セミナー』

今日は、初の
学外での社会人も対象にした
『婚学-トータルライフプラン・セミナー』。

婚学は、ファシリテートしなれているとはいえ
さすがに緊張しましたし
その分、疲れました。

でも大成功でした。

遠くは
熊本県菊池市から
さらには
福井県県議会議員さんまで
参加いただきました。

終了後。

福井県県議会議員さんが
わざわざ名刺交換に来てくれました。

名刺交換をしてビックリ。

なんと
第20代WBA世界スーパーフライ級チャンピオン
清水智信さんでした。

芸能人と共演しても
めったに写真をお願いすることはないですが
今日はお願いしました(笑)

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やっぱり世界一はスゴイです。

その世界、クオリティ、クオンティティ
そこにたどり着くまでの努力を
知ってるということですから。

そんなチャンピオンに認められた
っていうのはやっぱり嬉しいです。

「是非、福井に来てください」
と言われたので
「何でもやります。全力でやります」
とお応えしました。

ゴーシ先生、やっぱりもってる。

 

 

さて。

昨年度までは九大生のみを対象としていたので
真面目だけれど、どちらかというと
優等生的なディスカッションが多かったような気がします。

 

昨日は、社会人既婚者、社会人未婚者、
そして学生さんが入り混じっていたので
非常にリアリティのある内容となりました。

 

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婚学は、昨日のように
多様多彩な参加者がいるほうが
面白くなるのだと実感しました。

 

以下、参加者の感想です。

 

「結婚で得るものを改めて知ることで
 私は幸せ者だと思いました。
 若い人もおなじように
 しあわせになってほしいと思います」

 

「心が満たされるには、
 パートナーを見つけることだと感じました」

 

「老後に備えてはいましたが、
 一人は寂しいので早く結婚したいと思いました」

 

「改めて結婚はいいな~、と思いました。
 子どもに結婚して欲しいな、と思いました
 また、シミュレーションを行う婚学はとても素晴らしいと思いました。
 是非、福井でもお願いしたいです」

 

「科学的に、なぜ人はペアになるのかという理由が
 環境に適応した遺伝子を残すため
 わかって納得しました。
 ロールプレイでは、嫁さんに先立たれると生きていけない
 という意見を聞いて、二人が一人になるほうがキツイようなので、
 どんな場合でもひとりで生きられる依存では無い自立した生き方が大切だと思いました」

 

「自分は勢いで特に何も考えないで結婚したのですが、
 20数年経って、娘が入籍し、
 結婚についてよく話すようになりました。
 帰ってから娘とシミュレーションをしながら話したいと思いました」

 

「最後のロールプレイが色んな事を実感できて、
 周りの婚活女子たちに
 ぜひ婚学に参加して欲しいと思いました」

 

「ロールプレイの時にずっと未婚と考えると
 ゾッとしました。しっかり婚活をしたいと思いました。
 改めて、今の仕事が好きだと思いました」

 

「自治体で移住定住の仕事をしていて
 その中で婚活事業にも携わっています。
 ただ、どんなふうにやっていけばいいかわからなかったのですが、
 結婚で手に入るものと失うものを整理することが
 重要だと思いました。
 婚活事業を行うときは是非お手伝いをお願いしたいです」

 

「なぜ婚学が必要なのか、
 社会的な視点から先生の熱弁に聞きほれました。
 70歳になった時には引退して
 のんびりしたいと思っていましたが、
 養育里親になると決めてしまったら
 70歳でも現役でも頑張っていこうと思えたので、
 里親になろうと考えて良かったです」

 

「キャリア設計を考えるよいきっかけになりました」

 

「70歳で独身だったら、中洲でスナックを出して、
 おじいさんたちを操るアイドルになろうと
 腹をくくりました」

 

「自分がロールプレイに入ってやると楽しかった。
 また、将来どうしていこうかな?
 と考えるきっかけになりました」

 

「結婚はしたいと思っていましたが
 今じゃないと考えましたが、
 ロールプレイをやってみて
 やっぱり結婚しなきゃと思いました」

 

「初期からの婚学を知っていますが
 進化したな~と思いました。
 夫は26歳年上なので、
 自分が70歳になった時には死んでいると思いました。
 ただ、それを素直に受け入れられたので、
 私は一人になっても大丈夫だと思いました。
 70歳でも現役バリバリで働いていると宣言したので、
 そんなシミュレーションが楽しかったです」

 

「結婚で手に入るもの、失うものを
 具体的に言っていくこなかで、
 自分だけの思いでは無く、
 既婚者、未婚者などいろいろな人の考えを
 聞くことが出来て新鮮でよかったです。
 ロールプレイで、
 70歳で独身は哀しくなるので早く結婚したいと思いました」

 

「先生の婚学はどんな感じか受けてみたかったです。
 結婚して手に入るものかいた時に
 私は彼にたくさんのものを頂いているな
 と思ったのでありがとうと沢山伝えないと
 いけないと思いました。
 また、結婚しない人が増えているので、
 私達既婚者が結婚っていいものだよと
 もっと いろんなところで発信をすることが
 すごく大事だと思いました。
 年収では無くてパートナーを見つけるものだと
 改めて感じました。
 それぞれの立場でやらなきゃいけない事があると思いました」

 

次回婚学は7月を予定しています。
会場の予約が取れ次第、ご連絡いたします。

 

モノを作ってコトを売る

大人塾等ではたまに
「コトを売っている人はモノを作ろう。
 モノを作れる人はコトを売ろう」
というお話をします。

 

どういうことか。

 

例えば、あるイラストレーターさんが
オリジナルイラストの
子ども服を作って売るとします。
でも、安くて質の良い子ども服は
他にもたくさんあって
選ばれないかもしれないし
価格プレミアムをつけるのは難しいです。

 

これがモノを作って、モノを売ってる状態。

 

あるイラストレーターさんが
オリジナルイラストの
Tシャツ(お兄ちゃん用)と
ロンパース(弟用)をセットで売ります。
そして
「お兄ちゃん、かわいい弟のために
 イラストに色を塗って仕上げてください」
と手紙が添えられています。

 

お兄ちゃんは弟のために
頑張って色を塗るでしょう。
その様子を見てパパとママは
目を細めるでしょう。
出来上がった、
おそろいのTシャツ、ロンパースを着た
兄弟をカメラに収めながら
パパとママは感激するでしょう。

お兄ちゃんが仕上げるお揃いTシャツ&ロンパース | curognac

 

Tシャツとロンパース作って
家族の感動体験を売っているのです。
この感動は、プライスレスです。

 

これが
「モノを作れる人はコトを売ろう」
ということです。

 

では、私自身はどうなのかというと
講演や大人塾や婚学や各種イベントなど
コトを仕掛けることは得意なのですが
モノが作れません。

 

いかんいかん、
自分に作れるモノはないかと考え
1か月間、集中的に作業してきました。

 

そしてできました。

 

これまでやってきた
大人塾や婚学のワークシートの
フォーマットをすべて整え印刷製本した
『大人塾WORKBOOK』と
『婚学WORKBOOK』。
『セルフコーチングノート』と並べると
感慨深いです。

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この3冊、ワークすれば
プライベートも仕事も
概念化、視覚化、客観化、計画化できるはず。
自分の中にある答えが引き出されるはず。

今後のセミナーの予定。

『婚学-トータルライフプラン・セミナー』

https://www.facebook.com/events/101162617088753/

第2期熊本大人塾

https://www.facebook.com/events/1919339084962485/

第4期福岡大人塾

https://www.facebook.com/events/321026654962369/

第2期北九州大人塾

https://www.facebook.com/events/1953929294830755/

研修ゲーム体験セミナー vol.1

https://www.facebook.com/events/260884787705819/

「できるようになる」学力論④

私は塾を否定はしませんが、

 のコメントを受けて。

 

私は塾を否定します(笑)

 

なぜなら「塾」は
教育に競争原理を持ち込んだ結果の象徴だからです。

 

学力世界一のフィンランドでは
塾は存在しませんし
宿題さえ存在しません。

 

まず、子どもの学力は
教師、学校、国が責任を負うべきものであり
教師はプロとして子どもに
基礎学力を身につけさせなければなりません。

 

学校で学力が身につかないから
成績が伸びないから
塾に行かせて、というのは
はっきり言って、教師、学校の怠慢です。

 

日本は教育に対して
親に家庭に責任を負わせすぎ。
家庭の役割
家庭で身につけさせる力は
塾に通わせることではありません。

 

とはいえ

フィンランドがそんなに素晴らしいのですか?
 ここは日本ですよ。現実もあるのですよ」
という声もあるでしょう。

それも分かりますが
日本の教育に問題がないかというと
そんなことはありません。

 

例えば。

  • 学力格差。
  • その結果としての貧困の連鎖。
  • 全国に56万人いるニート
  • 奨学金地獄
  • 大学の世界ランキングの低下、等々。

これらの問題があるのであれば
教育先進国に学ぶ必要があります。

ちなみにフィンランドでは
学力格差もニート奨学金地獄も存在しません。

www.goshisato1973.info

 

先日のシンポジウムでも
子どもたちの学力
これからの社会を生き抜く力を養うのは
「遊び」
「不便さ」
「コミュニケーション」
「プロジェクト(問題発見・問題解決)」
との意見で一致。

 

 

藤原和博先生もこう言っています。

 


「情報処理力」から「情報編集力」へ――藤原和博G1サミットインタビュー

遊び、大事。
不便さ、大事。

そして、工夫すれば
遊びの中で学力を身につけさせることもできます。

 

下は、我が家の「塗り絵」の様子。

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おとちゃんが塗っているのは
「数学塗り絵」です。

塗り絵しながら
数学的センスが身につくはず(笑)

 

親が勉強して
工夫して
子どもに
「学ぶ楽しさ」
「楽しく学ぶ方法」
を伝えればいいのです。

「やればできるようになること」
「できるようになれば楽しいこと」
を教えればいいのです。

 

ちなみにおとちゃん。
ブレイブボードも
乗れるようになりました。


おとちゃんのブレボー

 

先日のシンポジウムで
ある先生が言っていました。

「小さいころから塾に通わないと
 成績が伸びないくらいなら
 その先、通用しない」 

 

ピタゴラ装置=プログラミング学習

今日は、朝一で
佐賀県宇宙科学館へ。

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目的は「ビーコロ2017」。

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ビーコロとは簡単に言えば
ピタゴラ装置
装置は身の回りにあるもの
(定規、クリップなど)で作られており、
そこをビー玉が転がっていきます。
最初にきっかけを与えた以降は
連鎖的な運動のみで進行し、
あるいは転がっていった先で
次のものにぶつかって運動が引き継がれる、
あるいはそれが留め金になっているものを外すことで
次のものの運動が始まる、
といったふうに運動が引き継がれます。
世界的にはルーブ・ゴールドバーグ・マシン、
またはヒス・ロビンソン・ディバイスとも
呼ばれます。
wikipediaより)

 


おとちゃん、とらちゃんは
ピタゴラスイッチ
が大好きなので
連れて行ったら、案の定、大はまり。

 


佐賀県宇宙科学館「ビーコロ2017」大型コロコロ装置

 


それ以上に、はまったのはゴーシ先生。
「うお、すげぇ!」
「こうなるんか!」
「高校生やるな!」
とか言っていたら、
ついつい声が大きくなっていたらしく
解説スタッフの女性に
「お父さん、リアクションよすぎです(笑)」
と言われる始末。

 


で、分かったのが
ビーコロ(ピタゴラ装置)って
プログラミング学習そのもの。
学習指導要領の改訂で
2020年から小学校で
プログラミング学習が必須化されます。

 


ゴーシ先生、
プログラミング学習なんて
全く分かりません。
ということで、
先日、高校の同級生の工藤君に頼んで
「プログラミング学習体験講座」
を開催してもらいました。

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正直な感想としては
「あ、そういうことね…」。
プログラムを書けるようになるのではなく
「こうなったらこうなる」
「こうなるためにはこうすればいい」
というプログラミング的思考を
身につけるための教育です。

 


はっきり言って
この程度をやっていても
システム開発とか
アプリ開発なんかはできるようにはなりません。
参考までに
翌日から新小学校2年生のおとちゃんに
クラッチ(pc版)をやらせていますが
どんどんできるようになっています。


おとちゃんのスクラッチ

 

 


さて。
個人的には
プログラミング的思考を
PC上でやるのがスクラッチ
リアルにやるのがビーコロ(ピタゴラ装置
みたいなもんだと思います。

 

それさえ分かれば
クラッチをちょっとやらせ
ビーコロ(ピタゴラ装置)で一緒に遊んで
試行錯誤すれば、させれば
プログラミング的思考は身につくはずです。

 


言い方を変えれば
今から小学校の先生が
プログラミング学習を学んでも
ゴーシ先生のほうができるようになってるはず。

 

「もっと上を目指したい!」
「これを職業にしたい!」
と思うのであれば
工藤君のところのような教室に
ジャンジャン通えばいいのです。

 

そうそう。

 

ある親子が
地理学の習得に困っていたので
こんなアドバイスをしました。

 

「今なら、google mapとか利用すれば
 一気にリアリティが出るんじゃないかなぁ。
 ストリートビュー
 青森のリンゴ園を見るとか
 航空写真で阿蘇カルデラを俯瞰するとか」

 

その返事。

 

カルデラリアス式海岸
 山、川の名前、
 一気にクリアしました!
 やっぱりリアル大事!」

 

 

山、川の名前を覚えて
テストでいい点を取ることに
全く意味はないけど
子どもは、人は、
学びたい、知りたいという
本能があるはずです。

 


元素だって
「すいへーりーべー」
なんて何度も暗記するのは苦痛だけど
『世界一美しい元素図鑑』
とか眺めてたら
「きれー」とか思いながら
自然に覚えます。

 

私たち世代でも
歴史のテストは全然点がとれないのに
やたら坂本龍馬に詳しかったり
やたら織田信長に詳しい友達がいました。
理由は、大河ドラマにはまったり
竜馬がゆく』にはまったりしてたから。
単純にそれが楽しかったから。


だから、親は、教育者は
「学ぶこと」「知ること」を
楽しいことにすればいい。

 


私たちが小学生の頃は
すべて盲目的に暗記するしかなかったけど
今は、いろんなツールを使って
ビジュアル的に
リアルに、体験や記憶させることができます。

 

そのことを教師、親が
真剣に考える必要があります。

 

「とりあえず、
 いい大学に行かせたいから
 お金払って塾に行かせましょう」
なんて思ってしまうのは
親が勉強してないからです。

 

子どもに
「勉強しなさい!」
という前に
親が勉強しましょう。

 

「うちの子、勉強しなくて」
と嘆く前に
自分の不勉強を嘆きましょう。

 

 

焼き鳥party!

今日(4/8)の午前中は
役員として福吉幼稚園・保育園の入園式。

とらじろうはもう年長さんとして
新入園児をお迎え。

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午後はpartyの仕込み。

夕方から、我が家で
福吉新住民(移住家族)を迎えての
焼鳥party。

この焼鳥party。
毎年やっているのですが
職人の集まりなので
素材も、仕込みも、焼きも
すっげーハイレベル。

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ルミ子先生は
「この焼鳥を食べて
 他のはいいやと思い
 焼き鳥食べず1年待った」
と言っていました(笑)

 

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で、そんな仲間や環境に惹かれて
新住民は福吉にやってきたそうです。

 

現在、各自治体では
多額の税金を使って「移住促進」してますが
ほとんど成果が上がっていません。

ゴーシ先生宅のparty
移住効果、超高いです(笑)

研修ゲーム体験セミナー vol.1

研修ゲーム体験セミナー vol.1

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コンセンサスゲームや
コミュニケーションゲーム、
チームビルディング、等々の
研修ゲーム。

やってみたいし
やり方をマスターしたいけど
人が集まらないとできないので
なかなか体験する機会がありません。

ということで、
みんなで集まって
みんなで体験し
様々な研修ゲームと
そのファシリテーションをマスターしましょう。

第1回は世界的に有名な
あの研修ゲームです。

 

日時:6月7日(水) 18:30~20:30

場所:福岡市NPO・ボランティア交流センター あすみん
   セミナールーム
   〒810-0021 福岡市中央区今泉1-19-22 天神クラス 4階

 

参加費:2000円

 

ファシリテーター:濱野昌志・原田昌司
総合プロデューサー:佐藤剛史

 

申し込み方法:facebookのイベントページの参加ボタンを押したうえで
info@life-cr.jp
まで
タイトル:6/7研修ゲーム
①名前
②所属
③メールアドレス
④携帯電話
※定員を上回る場合は、メールの先着順とします。
※PCからのメールをブロックされている方は、設定を変更ください。PCからのメールで受け付けメールを返信します。

 

主催:SCノート・トレーナー
共催:一般社団法人ライフクリエーション協会
問い合わせ先:info@life-cr.jp