今の日本の
教育・子育てと人材育成を
ロールプレイングゲームに例えてみました。
ロールプレイングゲームとは
ドラゴンクエストとか
ファイナルファンタジー
とかあんなゲームです。
とはいえ、
中学生くらいから、ゲームしてませんので
私のロールプレイングゲームのイメージは
ドラクエ3くらいで止まったままです。
では、スタートです。
ゲームを始めるにあたって
まず、キャラクターを作らなければなりません。
名前を決め
性別を決め
一応、LGBTに配慮し
「そのた」
も設けました。
そして、悩みどころが種族です。
人間は、いわゆる平均的。
ドワーフは力が強く…
エルフはか知性が高く…
ホビットは俊敏性に優れ…
まぁ、一長一短あるわけです。
扱いやすいのは
人間ですが
やっぱりゲームを楽しくするには
特徴があったほうがいい。
なので、普通は
特殊能力を持つ
ドワーフやエルフを積極的に選ぶはずです。
だけど
今の日本ではどうでしょう?
特殊な能力を選ばず
平均的でニュートラルな
「人間」を積極的に選んでいます。
そうしてうまれたキャラクターは
「旅立ちの城」のまわりで
レベルアップに励みます。
レベル1なら「スライム」には勝てるけど
「おおありくい」には
やられるでしょう。
「スライム」しかいない
身近な場所でレベルアップに励みます。
スライムに勝ち
宿屋に戻り
HPを回復し
また戦いに出て
スライムに勝ち
を繰り返していると
レベルアップします。
そこで、
ボーナスポイントがもらえます。
自由に
パラメーターに振り分けることができるとします。
例えば
あなたがドワーフを選んでいた場合
何に振り分けますか?
当然、
ドワーフの能力を活かすために
「ちから」「たいりょく」
に集中的に振り分けるはずです。
だけど
今の日本ではどうでしょう?
「この子は数学が嫌いだから」
と塾に通わせたり
「泳げないといけないから」
とスイミングに通わせたり。
もしかしたら
その子は
ずっと歌を歌っていたいかもしれないのに。
つまり、
ゲームの中では
ポジ伸ばしをする大人が
現実世界では
ネガつぶしを
徹底的にやろうとします。
そして
その子はレベルが22に達し
職業を選択することができるようになりました。
職業選択は自由です。
何を選んでもいいです。
でも、個人の能力、特性はやっぱり大事。
ドワーフ、男なら
戦士か武闘家。
たぶん、魔法使いや僧侶では
かしこさの力が足りないし
踊り子なんて「??!!」と思います。
ドワーフの男の踊り子ですよ!
まぁ、逆に注目され
人気が出る可能性もありますが
竜王には通用しないでしょう。
で、パーティーを組んで
本当の戦いに出るわけです。
グローバル社会という大世界です。
さぁ、4人編成で
どんなパーティーを作りますか?
戦士、魔法使い、僧侶+( )
が基本でしょう。
まぁ、人によったら
戦士、戦士、戦士、僧侶
みたいな体力パもあるかもしれないし
武闘家、武闘家、武闘家、盗賊
みたいな運パもあるかもしれない。
じゃぁ、
今の日本の学校で
どんな人材を育成し
企業がどんな人材を採用し
どんなパーティーを組んでいるかというと…
まじか、、、
全員、男…
全員、人間…
全員、商人…
全然、旅、楽しくない。。。
敵に勝てる気、一切しない。。。
しかも、
作戦は、、、
「いのちをだいじに」!!!!
勝てね~
つまんね~
やっぱりパーティーは
こうでなくっちゃ。
男もいて女もその他もいて
種族も色々で
職業も色々で
みんなそれぞれ特殊能力も
弱点もあって
でもそれをみんなで補って
100+100+100+100
=400じゃなく
400以上の力を出して
お互いを伸ばしあいながら
成長し、強敵を倒していく。
それがロールプレイングゲームの楽しさでしょう。
ゴーシ先生は
全員、男
全員、人間
全員、商人では戦いに出ない。
そんな人材育成はしない。
でも社会に出たらこうだしね(涙)