食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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「これって、本当に地域活性化なの?」問題

今日の午後は
3家族の子どもを連れて浦浜へ。

 

波打ち際に
弱ったムラサキダコがいたり。

ムラサキダコってこんな感じ↓

 

f:id:kab-log:20200823183230j:plain

 

コウイカの子どもを見つけて
みんなで浜辺に追い込んだり。

 

f:id:kab-log:20200823183315j:plain

 

※防水カメラを持参していなかったので
 写真はネット上から。

 

それにしても
大入の海は様変わり。

 

大入は、海の家も駐車場もないので
これまでは、完全な地域住民のプライベートビーチでした。

 

それが今日は
浦浜で、supをやったり
ビキニのおねーちゃんがいたり。
ジェットスキーがブンブン走り回ったり。

 

なぜ、そうなったか。

 

理由は、複合的シーレジャー施設ができ
グランピング場ができ…
(その他にも、民泊やレストランもでき)

 

これを地域活性化の視点で言うと
「交流人口が増えた」となります。
goodなのです。

 

しかし、
それを経営しているのは外部の人。


地域住民には
一切、経済的メリットはありません。
(大入区に協力金として
 年間、数万円を収める規定はありますが
 地域住民の懐が豊かになるわけではありません)

 

一方で
福吉のカキ小屋なんていうのは
地元の漁師が儲かるし
地元の酒屋やコンビニが儲かるし
みたいな、
地域の経済波及効果は大きいです。

 

大入にはそれがなく
逆に、デメリットはたくさん。

  • 交通量が増える。しかも、狭い道にアウトドア用大型車。
  • タトゥーをいれているようなガラの悪い客が流入している。
  • ジェットスキー問題(騒音、危ない)。
  • 音楽をガンガンかけたり、LIVEしたりする。
  • ゴミが増える。。。等々

 

つまり、地域住民にとっては
デメリットばかりで
メリットは一切ありません。

 

地域活性化にずっと取り組んできましたが
本当に、
地域活性化ってなんだろうね?」
って思います。

 

「店ができる」
「交流人口が増える」
とか、そんな簡単なことじゃない、です。


「地域住民の総幸福度がいかに増えているか」
が重要だと思いますが
大入は、明らかに、低下していると思います。

 

まぁ、経済活動の自由は保証されているとはいえね。

 

 

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