食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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友道健氏先生『教育の力』出版project

私が心から尊敬し
大好きな友道健氏先生(広島県福山市の校長先生)が
現在、ご病気と闘われています。


facebookでは
私たちを笑わせ
勇気を与えてくれるような記事を投稿されていますが
闘病生活はさぞ過酷なものだろうと
推察されます。

 

「私に何かできないか」
とずっと考え
たどり着いた結論が以下です。

 

友道先生は
学校通信等のために書いた原稿を
『方円の器』という冊子にまとめています。
既にⅠ~Ⅳまであります。

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その原稿を
佐藤剛史が編集し
出版社から書籍として公刊しよう。

 


そうすれば
出版の日に向かって
出版記念partyの日に向かって
前向きに、楽しみに
ワクワク、ドキドキで
NK細胞が
病気を克服してくれるんじゃないか。

 


そして全快した友道先生と
出版記念partyで再会したい!

 


そんな想いでしたが
友道先生に提案するのは勇気がいりました。
「遺作を作ろうというのか、縁起が悪い!」
なんて思われはしないか。

 


でも、本気で本音を伝えたら
友道先生は快くOKしてくれて
すぐに原稿を送ってくれました。

 

そこから、自分の原稿には一切手を付けず
数週間、超集中した編集作業を続けました。

 

出来上がった原稿を
友道先生にも確認してもらいましたが
私も、友道先生も
「我ながら素晴らしい」
と思えるような内容になりました。
自信をもって
出版社に原稿を送りました。

 

 

しかし。。。

 

 

結論としては
一般書としての商業出版は弊社ではできない。

 

 

読みやすく、教育、学力等々について
総合的に、実践的に、
理論と経験談に基づいて
書かれた内容なのですが
「学校経営」
「学級経営」
「授業のつくり方」
等も含まれており
やっぱり専門書になってしまうのです。

 

その部分を削ってはどうかとも
一瞬頭をよぎりましたが
やっぱり、そこは
友道先生の教育者としての真骨頂。

 

絶対に外せません。

 

そしてそれは
教師だけでなく
実は、親も読んだほうがいい内容だと思うのです。

 

友道先生も病床で頑張っている以上
私のこの挑戦は絶対にあきらめるわけにはいかない。

 

いくつかの出版社にオファーした結果
ある出版社から
「初版を●冊買い取る」
という条件で
出版できることになりました。

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私は、自分の責任で
自分の仲間や講演先で
地道に販売していくつもりです。

 


でも、もし可能なら
皆様にも協力いただいて
友道先生にエールを
送っていただきたいと思うのです。

 

友道先生にエールを送りたい方
ご支援を頂ける方は
コチラにお願いします↓

kokucheese.com

自分のために勉強しない

19日(水)は熊本大人塾でした。

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21名の参加者のうち
なんと高校生が4名も!
大人塾では、大学生以下は
受講料もWORKBOOK代も無料です。

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冒頭、「時間の使い方での悩みは?」
と聞くと、ある一人の高校生が
こう答えました。
「テスト前はやる気が出て、
 計画的にできるんだけど、
 それ以外のときにはやる気が出ない」
そこで、ゴーシ先生
予定外のこんな話から始めました。

 

あなたは誰のために勉強をしていますか?
おそらく自分のためでしょう。
親も先生も
「自分のためなんだから!」
と言っているはずです。

でも、自分のために勉強してはいけません。

例えば、今、すごく見たいテレビがあるとします。

そうすると
「テレビをみたい今のあなた」と
「大学に合格したい未来のあなた」が
戦うことになります。

「今のあなた」と「未来のあなた」が戦って
「未来のあなた」が勝てる人は
相当、強靭な精神力の持ち主です。

普通は「今のあなた」が勝ってしまう。

だって、
「今日くらい、いいか」
「今日の分は、明日取り戻せばいい」
「明日から、すごく頑張ればいい」
と思ってしまいます。

今日、勉強しなくっても、
大学には合格するかもしれないのです。

 

そうやって
「今日くらい」
「明日から」
の毎日が
今日も過ぎていきます。

 

では、どうするか?
自分のために勉強してはいけません。
じゃぁ、誰のために勉強するか。
あなたのお父さんと、お母さんのために勉強しましょう。

 

あなたが大学に行けば、
国立大学でも授業料が年間60万円、
一人暮らしをすれば、生活費が月10万円、年間120万円、
合わせて200万円くらいのお金がかかります。

 

もし私立大学であれば、
大学、学部によって異なりますが、授業料は100万円くらい。

 

それをあなたのお父さん、お母さんが支払ってくれます。

 

年収は人によって大きく異なりますが
現在、サラリーマンの平均年収は430万円です。
あなたが、大学にいけば、
年収の半分くらいをあなたが使うことになるのです。

 

そうすると、お父さん、お母さんは生活できません。

 

だから、あなたが小さなときから、
お父さん、お母さんはコツコツお金を貯めているはずです。

 

本当は、エビスビールを飲みたいのに、
発泡酒でガマンしているお父さんもいるかもしれません。

 

お父さん、お母さんは、あなたが大学に合格すれば、
喜んで、授業料を払い、
生活費を仕送りしてくれるでしょう。
でも、
「親なんだから、大学の授業料くらい払ってくれて当然」
ではないのです。

 

あなたのためにお金を貯めて、
学費を払ってくれるお父さん、お母さん。
そんなお父さん、
お母さんのために勉強してはどうでしょう。

 

お父さん、お母さんのためを思えば、
今の自分の欲求にも勝てます。
お父さん、お母さんがあなたの合格を喜ぶ顔を思い描いて、
勉強すれば、テレビも眠気も吹っ飛びます。

 

 

 

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なんて、冒頭から熱く語ったら、帰り際
「今のムスメに必要な話でした!」
と、お母さんに大感謝されました(笑)

 

その高校生は
周りの大人から
「高校生のうちからこんな勉強してたら
 将来が楽しみ」
「そもそも来るのがスゴイ」
「親が行こうって言って
 ついていく素直さが素晴らしい」
と大絶賛されていました。

 

次回の熊本大人塾↓

第2期『熊本大人塾』-プレゼンテーション力を身につける-

 

「自分たちの力で実現しよう!」という本気

親戚から電話がかかってきました。

 

福岡、熊本、佐賀でやる予定の
「ゴーシ先生の学力・読書セミナー」
をウチの市でもやってほしいと言います。

www.goshisato1973.info

 

「どうすれば開催できるの?」
と問われたので
①メールで日程調整し
②会場を予約し
③頑張って広報し
④参加費2000円/人を最低20人集める
と説明しました。

 

とすれば
会場費・諸経費1万円
講師謝金3万円
で4万円。

 

 

そうしたら
「来年度の予算、補助金を…」
なんて言い出したので
(親戚だからこそ)
説教しました。

 

 

補助金とか
行政予算に頼ったらダメ。
たかが2000円。
田舎の人たちは
「人の話を聞くのにお金を払う」
という文化がないことは知ってる。

 

だけど
2時間のセミナーで2000円。
1時間1000円。
ゴーシ先生の話って
そんな価値もないの?
ってこと。

 

さらに言えば
「あなたの1時間の投資価値は
 1000円もないの?」
ってこと。

 

私もイベントプロデュース経験は
たくさんあるので有料にすると
集客が難しいことは
十分知ってます。

 

だけど、
本気になれば
2000円、20人くらい集めれるよ。

 

本気で広報集客すれば
「あの人があそこまで言うんやけん」
という人が20人くらいはいるよ。

 

それができないって言うことは
むしろ
そんな人間関係しか
形成してないの?
ってこと。

 

本気でやってごらんよ。

 

もし、10人しか集客できなかったら
1、2万、自腹切ればいいじゃん。
この企画、広報、運営プロセスは
それ以上の価値があると思うよ。

 

だって
それから先の人生が変わるよ。
「これくらいのイベントなら
 自分で企画・運営できる!」
って経験と自信が身について
実際にどんどんできるようになる。

 

福岡、熊本、佐賀だって
普通のママだけど
こんな経験を経て
どんどん変わっていってる。

 

で、俺だって
お金のためにやってるんじゃないんだから
本気で集客して10人しか集まらないんだったら
それでいいよ。
自腹切らしてまでも
お金もらおうと思わない。

 

無料の100人よりも
「ゴーシ先生の話はお金を払う価値がある」
と思ってくれる人が
集まってくれたほうが嬉しい。

 

子どものため
社会のため
未来のため。

大切なのは
「自分たちの力で実現しよう!」
という本気。

 

さぁ、どうする?

 

 


どうなるでしょう。
大人塾やママ塾メンバーなら
0.3秒で「yes」か「はい」ですが(笑)

 

 

親戚からの連絡が楽しみです。

結婚アテンダント養成講座

昨日(15日)は、4:30起床で
朝一の便で上京。
10:00に新宿に到着。

11:00から
新宿センタービルの天空ラウンジにて

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一般社団法人 結婚社会学アカデミー主催
「結婚アテンダント養成講座」。

 

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18:00までの5時間セミナー。

本日16日も
11:00~18:00まで5時間。
2日で10時間!。

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しかも、
昼食休憩時にも
懇親会でも
質疑応答時間が設けられるという(笑)

様々なデータ、婚学ワーク、動画、等々
普段紹介していないようなネタまで
体感していただきました。
(まだまだネタは残っていますが)

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一瞬で過ぎてしまうほどの
充実した5時間×2日間。

参加者の皆様には
相当に満足いただけたのではないかと思います。

自分で言うのもなんですが
恋愛、結婚、夫婦問題、ワークライフバランス
テーマにお仕事されている方は
受講して損のないコンテンツだと思います。

8/27(日)はマスターコース
(スタンダードコース修了者対象)
10/21-22(土日)はスタンダードコース。

 

さらに、11/8(水)の夜には
日本を世界No.1にするための経営者向け勉強会
「D1アカデミー」
でお話させていただくことになりました。
一瞬で仕事が生まれていきます。

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また、東京は
おもしろい人、
ステキな人がたくさんいます。

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写真は、池内ひろ美先生。
わざわざ駆けつけてくれました。

さらには、立川ルリ子さんも!

 

 

だから、みんな東京に集まるのでしょうね。

 

私は、福岡、糸島という軸足
絶対に動かしませんが。

かかりつけ農家を創ろう! 

「生産者と消費者を繋ぐ」
なんてことは、
語りつくされているし
やりつくされているので
今さら、ゴーシ先生がすべきことではないだろう
って思っていました。

 

しかし、福岡の若手農家と
どんどん繋がり
一方で、いろんな特技をもった消費者と
(ローフードの先生とかハーブの先生とか)
どんどん繋がっていくうちに
「あ、あの人とこの人を繋げたら面白いだろうな」
とか
「あ、この圃場をあの人に見せたいな」
とか思うようになりました。

 

そこで、水面下で
『かかりつけ農家を創ろう』
というprojectをスタートさせました。

 

FBで秘密のグループを作り
そこで、
「かかりつけ農家視察ツアー」
を企画・運営し
生産者と消費者が繋がり
かかりつけ農家を創っていこう
というものです。

 

今日は、その第1回ツアーでした。

 

大成功でした。

訪れたのは
桂川町のNOGAMI FARM。

数えきれないくらいの
珍しい野菜やハーブを栽培しています。
好きな人にとっては楽園のような圃場です。

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まずハウスで
アスパラについての説明を聞き
アスパラを収穫し生で食べました。

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「暑いだろう」との心配りで
自家製ハーブコーディアルを使用したジュース
をいただきました。

これが美味しくて
美しい。

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次に、圃場をくまなく散策し説明を受け

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収穫体験し
サラダと野菜BBQの試食
というよりは
ガッツリ頂きました。

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参加者の皆様には
本当に満足いただけたと思います。

 

参加したお子さんが言っていました。
「明日も来たい」(笑)

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「私も、かかりつけ農家を創ろう
 に入りたい!」
という方は私あてに
メッセージください。

 

ただ、消費者には条件があります。
(生産者は無条件登録します)

 

①価値を認め、ちゃんと対価を支払うこと。
 今日の参加費は2000円。
 それを高いと思う人はNGです。
 ちゃんとお金を回し
 生産者に経済活動として位置付けていただきます。

 

②生産者にとってもメリットがあるような
 スキルやスペシャリティがあること。
 今日も野上君が「いろいろ教えてください」
 と参加者の人に言っていました。

 

単なる視察やツアーなら
どこでもあります。

 

私が信頼する生産者
私が紹介したい消費者が
出会い、繋がり
ケミストリーを生み出す。

 

そんな
「かかりつけ農家を創ろう」
です。