楽曲を広く発表するようになって
「詞ってどうやって書いてるんですか?」
「誰かモデルはあるんですか?」
と詞の書き方について
質問されることがある。
例えばこの曲。
ある日、何かにサインインできなくて
すごく苦労し、イライラした。
たぶん、多くの人が同じ経験があるはず。
共感の種だ。
そういうのは詞にしやすい。
ただ、「イライラしました」では薄い。
その奥にある何かを考える。
それと何かを結び付けて考える。
この曲は
「繋がりやすくなっているはずなのに
繋がりにくい、つながっているという実感がない」
「繋がりやすいはずなのに
繋がりたくないという感情が湧いてくる」
という情報化社会の風刺だ。
いわゆるメタファー(比喩)。
『長い廊下』では、
入院している自分を重ねているし
『三振の先に』では、
振らなきゃ何も始まらないという人生を重ねている。
昨日upしたこの曲↓
これはメタファーも何もない。
作成プロセスはこう。
①DISCOミュージックを作りたい。
②日本のDISCOといえば盆踊りでしょ!
③浅くならないように盆踊りの歴史や意義を調べよう。
④それを詞にしよう。
⑤できた!…でもこれ曲にしても超ダサいな…。
⑥じゃ、英語にしてみよう。
いくつか(かなり)の曲は
日本語ver.と英語ver.の
両方作っていい方を採用している。
上記の『Signin』も両方作ったけど
英語だと全然伝わらなかった。
加えて、サビ頭の
「サインインできない夜に~」
が英語だと、SVOC的に後ろに行ってしまい
全然、印象が薄くなる。
だから日本語を採用。
アイドル曲なんかは
意味なんかほとんど考えず
語呂とノリ、最優先。
「誰かモデルはあるんですか?」
の質問についてはまた別に。
そんな感じでございます。