食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/(コロナ前までは)年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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入院生活13日目②-病院食問題-

生野菜食べたい。
肉食べたい。
ご飯(お米)食べたい。
牧のうどん食べたい。

 

めちゃくちゃお腹が減る。

 

そりゃそうだ。
先週木曜日から
木・金:4食絶食
金:→2食重湯(固形分なし)
土:→3食3分粥(固形分なし)
日:→3食5分粥
と続いている。

 

ほぼ水分だし、
点滴も8日夜には外され(これはうれしいけど)
たぶんカロリーが足りない。

 

一方で、
(普通は、看護師さんが返却だけれど
 元気なゴーシ先生は自分で)
台車に食器を返却に行くと
大量の食べ残し。

 

そりゃそうだ。
高齢者が多いし
みな動けないくらいの病気だし
病院食はおいしくない。

 

そこで問題は
どれくらいの量等を基準とするかだ。

 

結論から言えば
80過ぎの寝たきり病気患者と
50過ぎの元気有り余ってる患者の
食事の内容が同じと言うのは
相当に無理がある。

 

病院からはカロリーや栄養バランス等の条件があり
業者(エームサービス株式会社)はそれに従って入札、受託し
メニューを考えているはずだ。

当然、民間業者なので利潤の最大化が目的だ。

食べ残しが多かったり
ロスが多いと利潤は下がる。

とすれば、カロリーや量等は
条件の下限ギリギリ狙う。

 

糖尿病患者や高血圧患者もいる。
糖分、塩分も控える必要がある。

 

そうすると
50過ぎの元気有り余ってる患者は
お腹が減りまくることになる。

 

入院ができるほど大きな病院の
病院食の根源的な課題だ。

10日(日):朝食

・5分粥
・味噌汁
・ほうれん草おろし和え
・味噌
・いり卵
・牛乳
・お茶

 

10日(日):昼食

・5分粥
・ゆでカリフラワー
・白菜煮
・魚の煮つけとニンジン
・梅ペースト
・ゼリー
・牛乳
・お茶

 

10日(日):夕食

・5分粥
・野菜スープ
・じゃがいも煮
・鶏肉団子
・みかんの缶詰
・お茶

 

鶏肉団子とか
ヘンなところで
酸味きかせてる…
とはいえ、甘酢ではない。

 

野菜スープとか
玉ねぎ炒めて
コンソメ、塩コショウだけでも
美味しく作れるはずだけど。

「化学調味料みたいな健康に悪いものは使えません!」
というのであれば
パックの味噌とかペーストとか
ミカンの缶詰とかやめたほうがいい。

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