食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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手間の少ない雑煮をチョイスしたはずが…

昨日(1/10)のほうげんきょう自体は
中止になったので
竹の切り出し、運び出し、櫓の組み立て等
肉体作業はなかった。

昨晩、就寝し
寝返りを打つとやはり体が痛い。
肉体作業なかったのになぁ…
重たいダッチオーブン扱ったからかなぁ…
焼き芋抱えて配り回ったりしたからかなぁ…
とか思っていたけど。

 

よく考えたら
虎史朗が餅をつくということで
親子餅つきをしようと
私が手返しをしたんだった。

 

まぁ、わずか1臼なので
大入餅つきに比べれば
ダメージは全然ないけれど。

 

さて、ほうげんきょうでは
例年、ぜんざいを振舞っていたのだけれど
今年から、雑煮に変えた。
理由は
①ぜんざいの方が材料費(あん、あずき等)が高い
②ぜんざいは前日からの仕込みが必要
③避難所運営訓練に備えて切り込みの時間を測りたい

 

私としては
鶏肉、白菜、しいたけ、かまぼこの
大分雑煮であれば
当日、すぐ煮込んで
別に湯がいた餅を入れ
テキトーにつぎ分ければいい
と思っていた。

 

大入餅つきがそうだった。

 

 

そうしたら
ある方が
「俺はブリの入った博多雑煮が好きやけん
 ブリを入れてほしい」
とゴリ押しし、そうすることになった。

 

そうすると
前日からブリを下準備し
取り分けておく必要が出てくる。
カツオ菜も色が悪くなるので
一度湯がいて取り出し
取り分けておく必要が出てくる。

 

しかも安く上げるために
雑煮にしたのに
ブリなら高くなる。

 

 

しかも
「魚がキライ」という人に
別途対応が必要になった。
しかも150人分しか用意していないのに
252人が来場。

 

調理室は
戦々恐々としていたし
修羅場のようであった。

 

 

正直言って
こうした大規模イベントをやる際には
個人の好みとか言っちゃダメで
合理的で効率的で
スムーズにトラブルなく運営できる
内容や手段を選ぶべきなのだ。

 

先日の、おばあさま方との
避難所運営訓練の会議。

 

www.goshisato1973.info

 

5分で終わるところが
50分かかったのは
おばあさま方が
次々と提案してくるからだ。

 

例えば
「小ねぎを刻んで最後に散らすと
 風味がよくなりますよ」
とか。

 

そのたびにこう説明。
美味しい豚汁を食べよう会、ではないんです。
災害が起こって、みんながコミセンに
おなかをすかせて集まってくる。
何人来るか分からない。
そのときに、いかにスムーズに
スピーディーに対応するかの訓練なんです。

 

たぶん、この説明を
4回くらいした(笑)。

 

そういう意味では
昨日の雑煮ふるまいは
「美味しい雑煮を
 平等に均質にふるまおう会」
だった。
まぁ、避難所運営訓練ではないから
それはそれでいいのだけれど
やっぱり現場は
戦々恐々、修羅場となった。

 

その意味が多くのスタッフに
分かってもらえればいいのだけれど。

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