食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

「未来も過去も概念でしかない」という説をもう少しわかりやすく

将来、こうなったらどうしようと
不安に思ったり
思い悩んでいる人は多い。

 

そんな人に

 

あるのは今だけで
未来も過去も概念でしかない。

 

とか

 

むしろ、未来は決まっていて
(すでに起きているのだから)
不安に思う必要はない。

 

 

とか言っても
「???」
と思っていると思う(笑)。

 

そのことを
物理学的に考えるとこうなる↓
(英語だけど、字幕があるし、
 わかりやすいので一見の価値あり)

 

youtu.be

 

なるほど~
とは思っても、未来に対する不安は付きまとう。

 

繰り返すけど未来は概念でしかない。

 

例えば、東から上った太陽が西へ沈む。
天動説か地動説かは今でも議論があるそうだけど
(地球平面説とか)
天が動いていようが、地が動いていようが
自分の今の生活には全く関係がない。
「それでも地球は動いている」
と言った天文学者にとっては
超重大なことでも
天動説も地動説も、私たちにとっては
単なる概念だ。
「実は天動説がやっぱり本当だったらどうしよう」
と不安に思うより
今の生活の幸せにフォーカスした方がいい。

 

別な例。
呼吸は
肺が膨らんで空気が取り込まれる。
人工呼吸は
空気が押し込まれ肺が膨らむ。
どちらが原因でどちらが結果に差がありそうだけど
現象は一緒。
作用があれば反作用が生じる。
どちらが作用でどちらが反作用なのかは
見方次第。
だってその瞬間に両方生じるのだから。
大切なのは
呼吸をして体に酸素を取り込んで生きること。
そこにフォーカスする。

今の行動の結果として未来がある
と考えがちだけど
未来が決まっているから今の行動がある
と考えても同じ。

 

だから未来について不安に思うことはない。

 

と言うと、

「優秀なリーダーや経営者は
 未来のあらゆる状況
 ベストシナリオやワーストシナリオを想定して
 それに対する準備を…」
と、(私も)反論したくなるだろうけど
それはそのとおり。

 

未来が決まっているからと言って
何も想定したり
努力しなくていいというわけじゃない。

例えば、受験勉強で
「未来は決まっているのだから」
と全く勉強しなければ
それこそ未来は決まっている。

あらゆる可能性を考え、
努力したのであれば
それから先は
「不合格だったらどうしよう」
なんて不安に思う必要はない、
ということだ。

 

あーなったらこうしよう、と思い描くことは大切。
こうなったらどうしよう、と思い悩むことに意味はない。

 

というお話。

 

はてなblogランキング、参加しています

さて、今日は何位かな?↓

 

youtube、チャンネル登録、お願いします

この記事に、いいね!
と思った方は是非、読者登録を↓(blogを更新するとお知らせが届きます)

 

このblogは、誹謗中傷・名誉棄損・守秘義務違反等に抵触しないよう記事を書いています。

これまでの記事内容は関係各所(市役所、弁護士等)に確認済みです。お気づきの点がありましたら、佐藤剛史まで直接メール連絡ください。

記事の修正、削除等、検討の上対応します。