食育研究家。九州大学講師/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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令和の米騒動に見る…

九大教員時代に在籍していたのは
政経済学科。

 

「令和の米騒動
(米不足、米価高騰、備蓄米放出、等)
のど真ん中の領域。

 

もう、農政経済学の研究はしていないので
「令和の米騒動」自体について
解説したり、コメントしたりはできないけれど
ニュースを見ていて一つ思うことがある。

 

専門家として
大学教員がほとんどコメントしていないこと。
私が知っている限りでは
U大の助教と、N大の助教

 

業界(学会)を知っているものとすれば
「米政策や米流通の専門家の
 教授レベルの先生、もっといるでしょ!」
という感じ。

 

しかし、だれも出てこない。

 

気持ちはわかる(笑)。

 

迂闊なことは言えない。

例えば、備蓄米放出で
米価がどれくらい下がるかなんて
結果はすぐにでてくる。
答え合わせされる。

そのコメントに
学会内で賛否も生まれるだろう。

 

批判的なコメントをすれば
政策決定している
農水省
農水省関係の研究所を敵に回すことになる。
(そうすると研究費が当たらなくなる恐れも…)

 

いずれにせよ、
ハレーションが大きすぎて
コメントできないんじゃないか。

 

 

現在、キロ800円を超えているらしい。

昨日、ある営農法人の代表と話していたら
「昨年の感覚で、
 キロ300円で売る契約をしてしまった…」
「え~~~~!」

 

とはいえ、
ここまで米価が高騰すると
農家としての生産だけじゃなく
商売人としての販売のセンスも求められるし
とはいえ便乗値上げすると
これまでの消費者との直接的な関係が傷ついたり…
と難しいかじ取りに迫られる今日。

 

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