食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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親論③

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のつづき。

 

 

昨日、おとちゃんに朝ごはんを食べさせているときに
「塾に行くとき、ちゃんと言うんよ」
と言ったら
「わかった」。

 

そしたら、8:45。
LINEで「いってくるよ~ん」。

…そういう意味じゃない…直接、離れに来ぃよ…

慌てて、上着を着て外に出てお見送り。

 

おとちゃんは
「なんで?わざわざ」
と不思議そうな顔をするけれど
「気を付けていってらっしゃい」。

 


パパは知っている。

 

「いってらっしゃい」
とお見送りして
そのまま帰ってこない人がいることを。
「いってらっしゃい」
とお見送りして
帰ってきたら冷たくなっている人がいることを。

 

だから、できるのであれば
できる限りのことはしたほうがいい。
親孝行で後悔することはないはずだけど
(自分で後悔しないと決めているはずだけど)
子どものことで
「あ~、あのときこうしておけばよかった」
はしたくない。

おとちゃんから
「お誕生日おめでとう」
の言葉がないとしても
パパは分かってる。

 

余談。

 

もしかしたら
うちの母親は
「パパの誕生日を祝ってあげなさい。
 かわいそうよ」
とか思ってるかもしれないけど
私からすれば
誕生日とかどうでもいい。

 

哲学的には
毎日生まれて、毎日死んでると思っている。
今日、起きてくれてありがとう。
おめでとうだ。


生物学的には
ヒトの体は、
毎日約3,000~4,000億個の細胞が死んでいて、
それと同数の細胞が新たに生まれている。
約60兆個ある細胞のうちの1%。
つまり、100日くらいですべての細胞が生まれ変わる
計算になる。

 

話を元に戻すと…

 

「お誕生日おめでとう」
の言葉がないとしても
おとちゃんがパパのことが大好きなことは
よくわかってる。

おとちゃんに朝ごはんを食べさせる。
美味しそうに食べてくれる。
それだけで十分だし、
お弁当をつめ
「これでいい?」
と見せると、
フルーツにつけていたパインを見て
「パパ、今、これ、ないと?食べたい」

 

あるよ、と言って
出してあげると
美味しそうに、嬉しそうに食べる。
それだけで十分。


一切れだけ残ってあるので
「なんで食べんと?」
って聞いたら
「パパのために」
だって(笑)

 

それくらい
おとちゃんがパパのことが大好きなことは
よくわかってる。

 

パパは食べなくても
おとちゃんが
「おいし~!」
って食べてくれたら
それの方がうれしいけどね。

 

親子はそれくらいの関係性でいい。

 



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