食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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親論②

www.goshisato1973.infoのつづき。

 

 

この年末年始、こんな記事を読んだ。


あるテレビ番組の調査らしい。

この記事は
「勉強しておけばよかった」「勉強したかったのに」
にフォーカスされているけど
年をとると
「親孝行すればよかった」「親によくしてあげればよかった」
という項目が入ってくる。

じゃぁ、
親孝行とは?
親によくしてあげるとは?
なんぞや、と考えてしまう。

 

これは
ジブラルタ生命保険株式会社が
2023年11月に4,700人を対象に行なった
親孝行に関するアンケート調査。

 

 

子どもが一緒に旅行したり
外食したり
話し相手になってくれたら嬉しいんだ…

 

正直、なんて浅はかな…
と思った。

 

年末の12/7(土)は
51歳の誕生日だった。

筑肥線100周年のSLイベントの日だったので
めちゃくちゃ忙しかったし
blogにも書かなかった。

 

家族で「おめでとう」と言ってくれたのは
とらじろうだけかな。
当然、partyもプレゼントもお手紙もなし。

 

でも、全然、OK。
せっかくのお小遣いをためて
パパのために使うとか複雑な気持ちになるし
パパが喜ぶようにと
頭をひねって、時間を使って
お手紙を書いたりするのも正直気持ち悪い。

 

そんなことは親孝行にならない
と思ってる。

 

私に対する
最大の親孝行は
「生まれてよかった」
「生きててよかった」
「人生楽しい」
「パパの子でよかった」
そう思ってくれることだと思っている。
思いっきり
自分の人生を光り輝かせること
そう思ってる。

 

パパと旅行にひく暇とお金があるなら
お友達やステキな人と行ってきなさい
と思うはず、、、はず、、、。

 

自分もそう思っている。

 

母親は、
「心配せずに穏やかな毎日を…」
なんて願っているだろうと思うが
それは期待しない方がいい。

 

大学受験に失敗し
大学時代はいろんな無茶をし
教員採用試験にも2度失敗し
父親が亡くなっているのに(お金がないのに)
九大大学院に行き
でも、論文コンテストで日本一になり
九大教員になり
でも、結婚にまつわる様々な問題や
重度の網膜剥離バセドウ病、そして手術という大病
でも、本を執筆したらベストセラーになり
孫2人にも恵まれ
テレビに出たり、全国飛び回って講演し
いつの間にか九大教員やめ
行政区長として尽力してたら
体壊して入院し…

 

みたいな人生を送っている息子がいて
心穏やかな毎日なんて送れるはずがない。

 

辛いこと、悲しいこと、苦しいことも
たくさんあるけれど
自分にしかできないことを
ずっとやってきたつもりだし
「生まれてよかった」
「生きててよかった」
「人生楽しい」
「二人の子でよかった」
と心から思ってる。

 

だから、私は
「親孝行しておけばよかった」
なんて思うことはない…はず。

 

今生の別れも一応済ませているし。

 

 

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