食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


佐藤剛史の著作一覧


佐藤剛史への講演依頼

講演依頼フォームはコチラ


佐藤剛史の講演のサンプル動画


佐藤剛史への連絡は→goshisato1973@gmail.com

友だち追加

ブリーディング施設問題と問題解決の手法

13:00からは公民館で
行政区内にできたブリーディング施設についての
対応会議。

 

住宅地のある区画に家屋が新築。
「別荘」という触れ込みだったが
6月ごろ引っ越しが行われ
蓋を開けてみたら、ブリーディング施設。
家屋のほかに犬を飼うための小さなプレハブ。
犬が23匹いるという。

(↑AIで作成、ここまでたどり着くのにプロンプト、相当作り直した)

 

事前の説明は何もなし。

 

保健所の許可は下りている。

 

化製場に関する法律
動物取扱業における飼養管理基準
には
近隣への騒音等は許可条件に含まれていない。
(汚水、害虫、臭いについては基準が厳しいよう)

 

で、実際生活が始まると
やはり隣の家はうるさいよう。

 

騒音規制法は、
大きな騒音を発する機械のある工場や建設現場を規制対象としているが、
動物の鳴き声は対象になっていない。


そこで対応会議。

区長としてはニュートラルなスタンスであるべきなので
現段階では出席する予定はなかったのだけれど
浦浜問題のように
強硬手段に出たり
刑事事件になったりするとよくないので
オブザーバーとして参加。

 

ブリーダー業者は
ちゃんと許可をとっているし
法を犯しているわけではない。
経済活動の自由もある。

 

一方で、鳴き声による騒音被害は
既にあるし、
今後、犬を庭に放し始めたら
さらなる問題の発生が懸念される…とのこと。
また、土地の資産価値が下がり
買い手がいなくなるというのも大問題だ。

 

だから解決が難しい。

こういう場に数多く立ち会ってきて学んだのは
・事実と感情を分けて考えよう
・0、100はありえない。落としどころを考えよう。
・法律や判例を少しでも事前に調べよう。
・相手の権利や事情も考えよう。
・行政のスタンス、できること、できないことを考えよう。

 

これができていないと
浦浜おねえさんのように、告訴一歩手前までなる。

 

ディスカッションの最後に
一応、コメント。

 

この会議が終わり
車に乗っている中で思い出した。

「あぁ、あの問題も事前に情報得とかなきゃ」
と、恐る恐るある業者に電話。
(内容は、正規決定するまで言わないでください、とのこと)

 

こうして先読みして行動して
情報を得て
準備して、諸手続きの方策を練っておき
書類を作っておけば
問題はおきないし
問題が起きてもダメージは最小限で済む。


 

 

はてなblogランキング、参加しています

さて、今日は何位かな?↓

 

youtube、チャンネル登録、お願いします

 

不定期8:00に配信、ゴーシ先生のLINE公式↓
友だち追加

この記事に、いいね!
と思った方は是非、読者登録を↓(blogを更新するとお知らせが届きます)