食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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逃げる勇気

ニュースを見ていたら…

福岡市東区の私立博多高校1年の女子生徒(当時15歳)が
 2020年8月に自殺し、
 学校側が剣道部での不適切な指導が原因と認め、
 遺族に謝罪したことがわかった」

 

www.yomiuri.co.jp

 

あれ、博多高校って
何度も講演に言ったような…

 

そして前にも何か事件があったような…

 

www.j-cast.com

 

何度も講演に呼ばれているし
生徒も素直で
先生方も熱心だったので
悪くは書きたくないけれど
数年のうちに
全国ニュースレベルの事件が2度も起こるなんて
何かがおかしい…。

 

さて、前者のニュース。

 

先日、中台さんと語り合ったときに
「逃げる勇気」についての話になりました。

韓国の梨泰院圧死事故でも
逃げるタイミングは
いくらでもあったはずだと言います。

だけど、
「みんないるし」
「もっと楽しいことが起きるんじゃないか」
「ここで帰るのはもったいない」
という心理が
逃げる判断を誤らせたのではないかと言います。

 

中台さんは
大学卒業後、証券会社に働いていました。

 

そこで多くの人を見ていて
失敗するのは
「逃げれない人」
だと言います。

 

株価が上がっても
「もっと儲かるんじゃないか」
と思って売れない。
株価が下がっても
「明日は戻すんじゃないか」
と思って売れない。

そうやって失敗していくのだそうです。

 

逃げる勇気、大事。

本当に、自殺という道を選ぶ前に
部活を辞めたり
学校を辞めたり
逃げたほうがいい。


真面目過ぎると
逃げるという選択ができなくなります。

逃げる勇気の大切さを
ちゃんと教えたほうがいいなぁ
と思います。

 

 

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