政府は6/14の閣議で、
2022年版の男女共同参画白書を決定しました。
ニュース的にもネタ的にも
話題になっています。
もう「婚学」もやっていないし
個人的な体調のこともあるので
「ど~でもい~」と思っていましたが
案の定、「コメントを」というリクエストを頂いたので
記事にしておきます。
まず、2022年版の男女共同参画白書のポイントの整理。
- 21年の婚姻数(速報値)は約51万4千組と戦後最少。
- 20代で法律婚をしているのは女性19.8%。
- 30歳時点での未婚女性の割合:11.3%(1980年)→40.5%(2020年)。
- 20代で法律婚をしているのは男性13.6%。
- 30歳時点での未婚男性の割合:31.1%(1980年)→50.4%(2020年)。
- 婚姻歴のない30代の独身者は男女とも約25%が結婚願望なし。
- 1人暮らしの独身女性の5割ほどが年収300万円未満。
- 離婚件数も増加傾向で推移、50~60代の独身女性の約半数に離婚経験がある。
- 20代男性で配偶者や恋人はいないのは65.8%。
- 20代女性で配偶者や恋人がいないのは51.4%。
- 20代で「(配偶者はいないが)恋人がいる」と回答したのは男性19.1%。
- 20代で「(配偶者はいないが)恋人がいる」と回答したのは女性27.3%。
- 中学卒業からこれまでにデートをした人数を尋ねる設問では、男女とも既婚者に比べて独身者のほうが経験が少ない傾向。
- 独身の20代男性の39・8%はデートをした人数が「ゼロ」。
- 独身の20代女性25.1%はデートをした人数が「ゼロ」。
- デートした人数「1人」:20代独身男性8.9%、20代独身女性8.4%。
- デートした人数「2人」:20代独身男性6.9%、20代独身女性7.5%。
さぁ、いくつかの論点に分けて
コメントしていきます。
【論点1:非モテが増えたわけではない!】
恋人がいない若者が多い
デートしたことがない
デートの相手が少ない
と聞くと、私たち40代以上は
「うわ~、草食化~」とか
「うわ~、非モテ化~」とか思ってしまいがちです。
しかし!
それは、今も昔も一緒。
テレビで共演したことのある
独身研究家の荒川さんは
「恋愛強者3割の法則」を唱えています。
ゴーシ先生の高校時代を顧みても
クラスの大半が彼氏・彼女がいる
なんてことはありません。
一応ゴーシ先生も彼女はいたので
恋愛強者に入るのかもしれませんが
「モテ」ではありません。
応援団の〇〇君とか
サッカー部の〇〇君とかは
同級生、下級生からモテモテ。
これがモテです。
真の恋愛強者です。
最近になって
非モテが増えたわけではありません。
【論点2:非モテが結婚できないわけではない!】
だからといって
「非モテ」が結婚できないわけではありません。
ゴーシ先生が産まれた1973年の既婚率は97~98%。
日本人のほぼ全員が結婚していました。
(コレも異常だと思いますが)
炎上覚悟で言えば
半数は外見弱者だし、
半数は経済弱者です。
それでも
みんな結婚していましたし
結婚できていたし
結婚せざるを得ませんでした。
それはなぜかと言えば
「お見合い」
という制度、文化、慣例があったからです。
地域の古老に聞けば
「生まれた瞬間にヨメが決まっていた」
とか
「あの地域から必ずヨメをもらわないかんかった」
という話を聞いたこともあります。
人権的には問題もありますが
少なくとも、当時
晩婚化、非婚化、少子化問題は起きなかったし
当人たちは
「結婚してよかった」
「子どもができてよかった」
というじいちゃん、ばあちゃんも多い。
つまり、非モテでも
(結婚したければ)
お見合いすれば
結婚できるし、幸せになれる可能性がある。
ゴーシ先生、
実際、いろんな二人を結婚させて
幸せになってるし。
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