電車内で女性の体を触ったとして、警視庁の30代男性警部補が東京都迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。逮捕当時、男性警部補は酒に酔っており、「触っていない」と容疑を否認していたという。
捜査関係者によると、男性警部補は亀有署交通課の所属。1日午後11時40分ごろ、東京都世田谷区内を走行中の小田急線車内で、20代女性のおしりを触った疑いがある。近くにいた女性の知人男性が成城学園前駅で警部補を取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡した。
なんで警察官が痴漢?
と思うでしょうし
「おしりを触る」くらいで
性的な満足は得られません。
でも、実際にこういう人が存在します。
痴漢を衝動的に繰り返す人
やってはいけないと思っているのに
やめられない人は
「パラフィリア(性嗜好)障害」の中の
「窃触障害」に分類されます。
のぞきもパラフィリアの一種で
「窃視症」と言われます。
また、
「お金を持っているのに万引きしてしまう」
「有名人が万引きで捕まった」
という事件がたまに報道されますが
それは「窃盗症(クレプトマニア)」なのかもしれません。
いずれも依存症です。
自分の意志ではどうもできない
病気です。
普通の感覚からすれば
「お金があるなら買えばいいのに」
「そんなリスクを犯すなら
風俗に行ったほうが性的満足感は得られるのに」
と思ってしまいます。
でも、違うのです。
「悪いことやってる」
「バレないでできるだろうか」
というときって
メチャクチャ緊張して
体がドクンドクンします。
で、うまくいくと
「よかった~」
「ほっ…」
みたいな。
開放感、達成感、満足感。
小学生の頃
従兄弟の部屋で
お兄ちゃんが一瞬いなくなる間に
Hな本を盗み読みしていた
あの感覚(笑)。
そのときに
ドーパミンという快楽を司る
脳内物質が出まくるのです。
たかが、脳内物質と侮るなかれ。
覚醒剤は、覚醒剤自体に依存性があるわけではありません。
簡単に言うと
覚醒剤(アンフェタミン、メタンフェタミン等)を接種すると
ドーパミンの量を急速に増加させます。
逆に覚せい剤がないと、
ドーパミンが出にくくなり
ドーパミンによる快楽を求めるあまり
また覚せい剤に手を染め
薬物依存に陥ると言われています。
ちなみに
ドーパミンは、楽しい経験をしているときは、
誰の脳でも分泌されます。
そして、ある程度抑制が働き、
ドーパミンが出過ぎることはありません。
しかし、ストレスが強くかかる状況下では
脳のドーパミンシステムが異常に活性化されます。
そうして、ドーパミンに対して耐性が生まれ、
もっと強い刺激を欲しがるようになります。
これが依存症の脳科学的な原理。
さて、依存症には
スポーツ依存や学習依存、等もあります。
が…
長くなってので
別記事に。
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