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「コロナ禍のこれからの農業を語る」。
ディスカッションされた要点をまとめておきます。
<コロナの農業経営への影響>
- 飲食業に直売していた(B to B)農家はダメージ大。売上が1/4になったりするケースも。
- JAや仲卸に出荷している農家は、量的なダメージ小(ゼロ)。
- B to Bでも、スーパーに卸している農家は量的なダメージ小(ゼロ)。
- 家庭でよく消費されるエッセンシャルな食材は、ダメージ小(ゼロ)。一方、飲食店でのみ使用される特殊な食材、高級な食材はダメージ大。例えば、パクチー、イタリアン野菜、ハーブ、うずらの卵、等々。
- はちみつは高級食材であるが、消費者に直売している(B to C)養蜂農家は、ダメージゼロ。習慣性があり、リピート率が高い。
- ただし、市場価格の変化による打撃あり。
- 市場に出荷しても、価格によるダメージの差。小松菜はよく売れるけど、水菜は売れず、価格が低下。おそらく、家庭での消費量が少ないから。
- トマトはなぜか市場価格が低下。
- レストラン経営までやっている農家は、補助金で潤った。例えば、1Fが「レストラン」、2Fがバー、の場合、1日、6万円×2が補助されている。
- コロナでV字回復した食用バラ農家も。
<わかったこと、今後>
- ビフォアーコロナには戻らない。ノーマルが変わったことを前提とすべき。
- 補助金はいつまで続くかわからない。
- 出荷先、出荷チャンネル等の多様性が大事。
- スーパーへの販売チャンネルを作りたい。
- 消費者に直接圃場に来てもらう直売や観光農園化。
- すぐにB to Cに切り替えたり、テイクアウトをはじめたり、柔軟性やスピード感が大事。
- そのためには、いちはやく消費者の意識、感覚を掴み取っていく場が必要→お客さんとお店で飲むための口実(笑)。経営者しかできない仕事(笑)。
- お店とのコミュニケーションが必要。圃場に来てもらうだけでなく、コチラから飲食店に行って食べるなど。
- SNSは、消費者やお店とつながる重要な手段。特に、このClubhouseはその可能性を感じる。
- 食で人と人とのつながりを再構築する仕掛けが必要。
なんか、もうちょっと深くて
盛り上がった気がするのだけれど
箇条書きにすると、なんか軽いな。。。
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