食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


official web: http://goshisato1973.com/


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「コロナ禍のこれからの農業を語る」まとめ

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「コロナ禍のこれからの農業を語る」。

 

ディスカッションされた要点をまとめておきます。

 

<コロナの農業経営への影響>

  • 飲食業に直売していた(B to B)農家はダメージ大。売上が1/4になったりするケースも。
  • JAや仲卸に出荷している農家は、量的なダメージ小(ゼロ)。
  • B to Bでも、スーパーに卸している農家は量的なダメージ小(ゼロ)。
  • 家庭でよく消費されるエッセンシャルな食材は、ダメージ小(ゼロ)。一方、飲食店でのみ使用される特殊な食材、高級な食材はダメージ大。例えば、パクチー、イタリアン野菜、ハーブ、うずらの卵、等々。
  • はちみつは高級食材であるが、消費者に直売している(B to C)養蜂農家は、ダメージゼロ。習慣性があり、リピート率が高い。
  • ただし、市場価格の変化による打撃あり。
  • 市場に出荷しても、価格によるダメージの差。小松菜はよく売れるけど、水菜は売れず、価格が低下。おそらく、家庭での消費量が少ないから。
  • トマトはなぜか市場価格が低下。
  • レストラン経営までやっている農家は、補助金で潤った。例えば、1Fが「レストラン」、2Fがバー、の場合、1日、6万円×2が補助されている。
  • コロナでV字回復した食用バラ農家も。

<わかったこと、今後>

  • ビフォアーコロナには戻らない。ノーマルが変わったことを前提とすべき。
  • 補助金はいつまで続くかわからない。
  • 出荷先、出荷チャンネル等の多様性が大事。
  • スーパーへの販売チャンネルを作りたい。
  • 消費者に直接圃場に来てもらう直売や観光農園化。
  • すぐにB to Cに切り替えたり、テイクアウトをはじめたり、柔軟性やスピード感が大事。
  • そのためには、いちはやく消費者の意識、感覚を掴み取っていく場が必要→お客さんとお店で飲むための口実(笑)。経営者しかできない仕事(笑)。
  • お店とのコミュニケーションが必要。圃場に来てもらうだけでなく、コチラから飲食店に行って食べるなど。
  • SNSは、消費者やお店とつながる重要な手段。特に、このClubhouseはその可能性を感じる。
  • 食で人と人とのつながりを再構築する仕掛けが必要。

 

なんか、もうちょっと深くて
盛り上がった気がするのだけれど
箇条書きにすると、なんか軽いな。。。

 

 

 

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