九州大学では
毎年8月のはじめに
オープンキャンパスが行われます。
高校生に、自由に大学に来てもらい
「大学」を体験してもらいます。
しかし、今年はコロナ禍。
当然、オープンキャンパスは中止となりました。
しかし、
オンラインでオープンキャンパスをやる!
ということで、
部門のプロモーション・ビデオ(PV)を作成せよ
との上からの命令。
部門長補佐として
私がその役を引受けざるを得なくなりました。
動画の撮影、編集って
めちゃくちゃタイヘンなのです。
しかも、大学って「手続き論」が大事なので
・先生方への確認
・修正
みたいなことを繰り返し
最終的な合意を得なければなりません。
そのプロセスで指摘されたこと。
私は、自らの経験、習慣から
「農政経済学科」と発していたのですが
今は、改組により「学科」とはないので
字幕だけでも修正せよとのこと。
あらためて調べてみると
大学生は
に所属し。
大学院生は
- 九州大学大学院 生物資源環境科学府 農業資源経済学専攻
に所属し。
教員は
- 九州大学大学院 農学研究院 農業資源経済学部門 農業資源経済学講座
に所属するという立て付けになっています。
だから、同じY先生でも
部門会議のときは「部門長」と呼ばれますし
学生対象のときは「分野長」
大学院生対象のときは「専攻長」
みたいな。
書類もすべて
使い分けなければなりません
超わかりにくい。。。
ブランディングもデザインも
シンプルが一番です。
ネーミングは
- 読み間違えないこと
- 覚えやすいこと
- 名は体を表していること
が基本です。
個人的には
『太陽の卵』(宮崎のマンゴーのブランド)
なんてネーミングはダメだと思っています。
『伊都菜彩』もダメ。
伊都菜彩なのか
伊都彩菜なのか
伊都採彩なのか…自分で書こうと思ったらわからなくなります。
なんて、最悪レベル。
オープンキャンパスのサイトを見ると
事務職員も表記ミスしているくらいですから。
こういうことを
マーケティングとかブランディングとかを
研究している
九州大学大学院 農学研究院 農業資源経済学部門 農業資源経済学講座
の先生方がやってしまうくらいですから。
そして、これは大学院重点化という施策によって
こうなったわけですが
それは文部科学省や大学の理屈であって
ユーザーである学生さんには
一切、関係のない話ですから。
大学という社会が
いかに実社会とかけ離れているか。
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