食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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兄弟で一緒に飲んで笑いあえるお互い大切な存在、関係になってほしい…

あるママからの質問。

 

小学2年生息子の相談です。
下に年長と2歳の弟がいます。

1番下の弟へは愛情があり、かわいがりますが、
2歳下の弟へはとにかく敵対心を燃やしています。
次男がただ座っているだけで気に入らない、
存在自体が気にくわない様子なのです。
もちろん、24時間そのような態度ではありませんが、
よく、『次男は生まれてこんでよかった』とか、
『大嫌い』とか言います。
その度に、お母さんはどちらも大切な存在だから、
そういう言葉を聞くと悲しくなると伝えます。
次男は反抗するタイプではなく、
黙って我慢しています。
私としては、
成長して大人になったときには
兄弟で一緒に飲んで笑いあえる
お互い大切な存在、関係になってほしい
と思っています。
親として今の時期は
どのように関わってあげたらよいでしょうか。

 

まず、
「兄弟は仲良くあるべき」
というのは単なる観念です。

特に
「成長して大人になったときには
 兄弟で一緒に飲んで笑いあえる
 お互い大切な存在、関係になってほしい」
なんて、親の勝手な願望です。

 

実際に、世の中には
仲の悪い兄弟なんてゴマンといます。
特に、親の介護や遺産相続などの問題が生まれれば
これまで仲が良かった兄弟だって
仲が悪くなります。

 

だから
「仲が良い」に越したことはないけれど
「仲が悪くてもいい」。

 

親に言われたから
親を喜ばすために
仲が良いフリをする兄弟なんて
苦痛でしかありません。

 

まず、親が
「兄弟は仲良くあるべき」
という観念を取っ払ってしまう。

そうすると
まず、ママの心が楽になるでしょう。

 

 

ただし、仲が悪くても
気が合わなくても
言っていいことと
悪いことがあります。

 

私からすれば
『大嫌い』
は許しますが
『次男は生まれてこんでよかった』
は、絶対に言ってはいけない言葉。

 

私なら、
「次、そんなこと言ったら
 家から追い出すけんね!!」

 

で、実際に言ったら
本当に追い出します。
泣いて謝るまで
絶対にもう言わないと誓うまで
家に入れません。

 

ダメなものはダメです。

 

 

 

兄弟が生まれ
これまで一身に受けていた
親の愛情が兄弟に分散し
一番上の心が乱れる
というのは、どの家庭にもよくある現象です。

 

一番上とママとの
二人だけの時間をつくるとよいかもしれません。

 

わが家では
「おとちゃんとママのデートの日
 (とらちゃんとパパのデートの日」
を作っていました。

 

 

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