食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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そして、ブロッコリー収穫の手伝いに。

6/1(月)、朝一番に、
突然訃報が飛び込んできました。

お隣の農家さん(Kさん)が亡くなったとのこと。

耳を疑いました。

70代前半で、まだまだ働き盛り。
亡くなる年齢ではありません。

「事故ですか?」
と聞くと
くも膜下出血とのこと。

 

そのKさんは
働き者でいつも畑にいて
農業技術も一流。
いつもニコニコしていて
みんなが嫌がる農家組織の会計役を
嫌な顔せず何年も引き受ける人徳者。
地域の顔の一人。

ここに引っ越してきたときから
本当に優しくしてくれて
大好きで、尊敬するKさん。

 

亡くなってしまったなんて
ウソのようです。

 

2日、火曜日には
お葬式に列席しましたが
コロナ禍でのお葬式。

広い会場でしたが
「密」を避けるため
みんなで集まっての読経やお見送りはなし。
三々五々、個人で、お焼香するだけ。

 

広い会場で
たった一人で焼香。
優しい笑顔の遺影。
ポロポロと
涙がこぼれました。

 

コロナ禍でのお葬式は、
本当に寂しい。
どんなにみんなに慕われていても
みんなでお見送りをすることさえできません。

それ以降
散歩しながら
うちの隣りにある
主を失った畑を見ても涙。

 

野菜は
作物は
人の生死にかかわらず
成長を続けます。

 

その畑で水やりを再開した
奥様の姿にも涙。

そして今朝。

 

庭の掃除をしていたら
いつものように
ブロッコリー収穫に向かうトラックの姿。

違うのは
これまでは運転席と助手席に
2人乗っていたのに
今日は
跡継ぎの息子さんが一人。

 

いてもたってもいられず
ツナギに着替え
長靴を履き
ブロッコリー畑に。

f:id:kab-log:20200606102138j:plain

 

「お手伝いすることありますか~?」
と聞くと
(多分)遠慮して
「無いです~」
というので
「じゃ、見様見真似でなんかやります!」
と、トラックから包丁をとって
ずけずけと畑に入り
隣で収穫開始。

 

でも、たしかに難しい。

 

葉っぱをかき分け
ブロッコリーを探し
大きさを見極め
開きすぎてないかを見極め
病気が入っていないかを見極め
収穫し、葉っぱを落とす。

 

IT化、ロボット化がすすんでいる
農業もありますが
ブロッコリーの収穫なんて
完全に人海戦術

2人でやっていたものが
1人になれば2倍時間がかかります。

 

 

収穫しながら
ビックリしたのが
ほんのちょっとでも
収穫適期を逃し
大きすぎたり
開きすぎたブロッコリー
放置されること。

プロのブロッコリー農家は
脇芽なんか収穫しないことは
知っていましたが
頂花でもそれほど厳しいのですね。

 

しかも、結構な量。

 


「急にあんなことになるけん
 3日間収穫できんで…」


しばらく、二人で無言で収穫。 

 

それから
いろんな話をしながら作業するのが
本当に楽しかったし
「そんな話はじめて聞きました!」
と言われることも。


たぶん、感謝されたかな(笑)?

 

明日の日曜日も
お手伝いする約束をしました。

 

 

 

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