さすがに頭にきたのでぶっちゃける。
現在、糸島市(教育委員会)との共同研究で
糸島市の小学校6年生全員(1100名)を対象とした
『食と暮らしのアンケート』を実施しています。
予算は40万円。
この規模のアンケート調査やって
分析して、報告書作って
報告シンポジウムまでやるとしたら
破格の安さです。
最低限度のお金で見積もりました。
普通、研究者は、より多くお金がもらえるように
申請するのです。
だけど、私は糸島市民。
こういう事業に使われるお金の原資は
私達の税金です。
実際、毎年の共同研究の結果を見ても
「え、そんな予算使って
それくらいのことしかできてないの?」
「費用対効果、悪っ!」
と思っちゃうような研究もたくさん。
しかも。
九大側の窓口は「学術研究・産学官連携本部」というところで
共同研究が決まった瞬間に
間接経費として20%とっていきます。
つまり、今回の共同研究では8万円。
結局、糸島市は九大に48万円を支払わなければなりません。
じゃぁ、その学術研究・産学官連携本部が
20%(8万円)に見合うような仕事をしているか
というと、メールを数回やり取りするだけ。
つまり、自分たちの仕事量とは関係なく
無条件に研究費20%を上乗せさせ
糸島市に無条件に支払わせる。
市が計上している共同研究の予算総額は600万程度なので
120万が間接経費として使われています。
完全に、クイモンにしています。
それ、私達の税金です。
その実態を知ったとき
一糸島市民として本当に怒りを感じました。
上記共同研究を
卓袱台返ししようかと思いました。
が、まぁ、いろんな人達が
この共同研究に期待し
尽力してくれているので
グッとこらえました。
そうしたら
学術研究・産学官連携本部
から、こんなメールが届きました。
以下の【添付ファイル】1.~3.をお送りいたしますので、
ご多忙の折誠に恐れ入りますが、【1月27日(月)】までに
ご提出くださいますようお願い致します。【添付ファイル】
1.「進捗報告書10~12月」
*内容記入の上ご提出ください。
研究成果(論文・学会)発表の部分については、下記2.のリストへの
ご記載でも構いません。
*進捗報告書は組織連携:個別事業契約(第5条)の取り決めに基づき
3カ月毎に糸島市様へ提出しております。2.「学会論文発表リスト」
*学会・論文・その他対外発表
のご予定、または既にご発表済みのものがありましたら、赤字にてご記載下さい。3.「個別事業 参加者確認書」
*契約締結後に新たにご参画の方がいらっしゃいましたら、追記(赤字)にてお知らせください。
はぁぁぁっぁああっ!
なんで、余計な仕事増やすの!!??
こっちは、打ち合わせして
共同研究組み立て
予算とってきて
今だって、糸島市役所をなん往復もして…
何の努力もなく
間接経費20%とって
唯一やることは
そうやって余計な仕事を増やすメールをしてくるだけ。
頭が悪すぎる。
頑張ってる人間が
頑張ると余計な仕事が増えるから
頑張るのやめようと思ってしまう仕組み。
こういうことを
九大が平気でやってる。
頑張っている人間が
もっと頑張ろうと思えるようなしくみにしなきゃ。
しかも、働き方改革なんか勧めているんだから
無駄な資料作りなんか
どんどんやめるべきなのに。
日本の最高学府ってこんなところです。
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