食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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高原農場実習、2日目

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実習中の食事は
学生による手作り。

 

買い出しに行って、
ローテーションで
当番グループが準備します。

 

ただ、30名分の食事を準備するというのは
料理し慣れた人にとってもタイヘンで
普段、料理していない学生にとっては
相当な試練。

 

まず、買い出しの量が分かりません。

 

まぁ、それを含めて
勉強と言えばそのとおりなのですが。

 

 

1日目の夕食のメニューは
ごはん
コンソメスープ
煮込みハンバーグ。

 

すっげー手間のかかるメニューのチョイス。

 

時間がかかりながらも
何とか完成。

味は良かったです。

 

でも、量が少なかった。
小さなハンバーグが一つだけ。
しかも、副菜もない。

 

これ4日間は
かなりキツイ。

 

2日目、朝。

 

メニューは
ご飯、味噌汁、卵焼き
だと言います。

 

6:00におきて
厨房に行くと
学生は誰もいません。

 

獣医さんからの差し入れ
というキュウリがあったので
「キュウリの塩昆布和え」を
作りました。

 

そうしたら
学生さんがやってきて
調理開始。

 

でも、卵焼きが焼けず
ボロボロに。

 

見るに見かねて
ゴーシ先生が
卵焼きを焼くことに。

 

結局、全部焼きました。

 

 

昼食は
(学生さんは午前、作業があるので)
学生さんが下ごしらえをし
現地の事務スタッフが調理を担当します。

 

今日のメニューは
親子丼らしい。

 

汁物はなし。
副菜もなし。

 

しかも、鶏肉も玉ねぎも
全然、足りそうにありません。

 

学生さんだけが食べるのであれば
「いい勉強」として、
具の少ない親子丼だけを
むしろ卵丼だけを食べさせればいいのですが
現地の先生方、スタッフさんも食べます。


しかも、その食材費をいただいています。

これは申し訳ないと思い
許可を得て
学生の作業監督から離れて
厨房班に入ることにしました。

 

 

まず、全然足りない食材の追加買い出し。

 

 

汁物として
キノコの味噌汁を作り
副菜に
キュウリのおかか・ゴマ和え
そして親子丼。

 

ほぼ1人で作りました。

現地事務スタッフさんが
「ここまでやる先生は初めて」
驚いていたほどです。

 

残りの人生の
食の機会は限られています。
いくら
学生さんの教育の場とはいえ
その一回、一回は
自分の中で納得がいく食にしたいのです。

 

残り、2日。

 


完全に飯炊き係に徹するつもりです。