28(水)夜は北九州大人塾。
第2期最後。
テーマは「会議の力-ファシリテーション-」。
鉄板のプログラムがあるのだけれど
北九州はアドリブが盛り上がるので
実際に、模擬会議をやってみることにしました。
会議のテーマは
「会議をクリエイティブにする方法」。
まるでヘビが自分の尻尾を食べているような感じです。
まず、最初はアイスブレイク
簡単な自己紹介と
「どんな内容を、どんなことに気をつけて話し合えばよいか」
を発言してもらいました。
その結果。
- 「こんな会議はイヤだ」を共有する。
- 食べ物を出す。
- 必ず発言。
- 発言をよく聞く。
- 一人一回発言。
- 小物を使う。
- グループサイズを変える。
- 見える化する。
- 否定しない。
- 発言者をよく見る。
ということで、まず、
「食べ物を出す」
という工夫を実現するために
アメを買って来てもらいました(笑)。
さらに、これら発言に基づいて
「会議の3つルール」
を設定しました。
- 積極的に。貢献する。
- よく聞く。よく見る。
- (頭から)否定しない。
そしてまず、
「こんな会議はイヤだ」
を隣の人と3分、意見交換してもらいました。
これは
いきなり全員の前では
発言しづらいので
まず、少人数で気楽に話してみる。
そして、その話したことであれば
考えがまとまっているので
みんなの前で発表できる。
という意味があります。
これが会議における
「グループサイズを変える」。
それを
ホワイトボードに
ファシリテーショングラフィックしました。
「見える化」です。
ファシリテーショングラフィックの意味は
- 話し合いの流れを分かりやすくする。
- 話し合いの成果について共有の記録がもてる。
- 自分の意見が全員に伝わったという確認ができる。
- 話し合いや発想を刺激し、活性化する。
- 感情的な論争を避けることができる。
等々。
今回は、即興で
・参加者の問題
・主催者の問題
・ファシリテーターの問題
・会議の設定の問題
にグルーピングしながら
書き出しました。
参加者の皆さんは
「なぜそんなまとめ方がアドリブでできるのだろう?」
と、相当に不思議がっていましたが
議論の内容をある程度予測すれば
フレームを考えておくことができます。
次に、「それを解決するためのアイデア」を
ポストイットに書き出してもらいました。
それを分類。
本当はマトリックスを用いて
整理しようと思っていたのですが
一つ一つの意見が
的を射すぎていて
整理する必要はなく
模擬会議、終了。
その後、pptを用いて
ファシリテーションの極意を
紹介するとともに
先ほどの模擬会議の事例における
ファシリテーターの
やったこと、意識していたことを
細かく解説していきました。
我ながら
非常に面白かったです。
大人塾の鉄板コンテンツにしていいレベルでした。