作家。食育研究家。九州大学大学院農学研究院助教/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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食卓でしつけできなくなった時代

昨日の、
31歳6人子育ての
山口紫織さんのお話の一説。

 

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『山口家の起床時間』。
7:00 子どもたち 起床
7:40 父、起床
8:00 母、下二人、起床

 

え?
じゃぁ、子どもたち朝ご飯は?

 

「食べないで学校に行きます」

 

…あのさ、ゴーシ先生は
食育の先生で、早寝、早起き、朝ご飯の
の重要性を講演で語ってるんだよね…

 

「あ…食べたかったら、子どもたちが自分で作ります」

 

みたいに突っ込みどころもあったのですが
ゴーシ先生が特に、印象に残ったこと。

 

山口家では、
子どもたちに家事の役割分担がなされていて
もし、家事をしなければ
食事抜きなのだそうです。

「働かざる者、食うべからず」

 

 

実は、
食卓って一番のしつけの場だったんです。

なぜなら生き物にとって
お腹が減るというのは
とっても辛くて苦しいことだから。

だから、昔は
「ご飯抜きよ」
と言えば、ちゃんと言うことを聞いていました。

 

だけど、
最近の家庭は、お菓子が常備してあって
子どもがいつでも自由に食べれます。

だから
「食事抜きよ!」
なんてしつけようとしても
「別に、お菓子食べればいいもん」
と、しつけになりません。

 

学校で給食指導しようとしても
家に帰れば、いくらでもお菓子を食べれるので
お腹が減っていても
キライなものは
平気で食べ残すのです。

 

山口家はどうなの?
ときくと

 

「お菓子、買わないんです。
 常備していません。
 空腹は、水でしのいでます」

 

戦後か!

 

「おやつは手作りおやつ。
 4年生がホットケーキ作ったり。
 むしろ、おにぎりですね。
 ご飯は、自分たちで炊けるので
 お腹が減ったら
 ご飯炊いて
 おにぎり作ったり
 なんかかけて食べてます」

 

「それから、子どもたちは
 何かの料理を作るから
 食材を準備する
 というようなことはなく
 冷蔵庫にあるもので
 なんか作って食べてます。
 とはいえ、冷蔵庫はスカスカなのですが(笑)」

 

聞けば、正直、6人も子育てしているので
経済的には苦しいようなのだけれど
その分、健康的な食生活ができているし
しつけもできているし
理想的な家事能力も身についています。

 

 

子どもが病気になったときはどうするの?
という質問もありましたが

「そういう食生活なので
 病気になりません。
 健康は何よりの宝物です!」
とのこと。

 

すばらしい。

 

え、でも、インフルエンザにもかからんと?
と聞くと
「はい…たぶん、かかっていません…」
と山口さん、応えていたら
会場から
「インフルエンザ、子どもたち
 順にリレーしとったやん!」
とつっこみ。

 

どんだけ
肝と腹の座った子育てしてるのでしょう(笑)。