食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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中田敦彦さん講演会レポート④

質疑応答、
最後の質問。

 

この「?」質問のおかげで
中田さんって本当にスゴイ!
と思いました。

 

その質問とは…

 

アレクサンダー大王
「家族帯同禁止」を兵士を説得した時
すごく反対されたと思うんです。

 

ふむふむ。
反対の乗り越え方の質問とか
そのマインドの持ち方、
新年の貫き方の質問か…
と思っていたら。

 

アレクサンダー大王
どうやって兵士を説得したんでしょう。
そのエピソードを教えてください。


は???

私なら、
「そんなの文献に残ってないです」
で終わると思います。

 

でも中田さんはすごかった。

 

まず、
「僕、そこに立ち会ったわけじゃないので」
と笑いを取り。

 

しかも…

 

さっきのエピソードも
僕の想像で語ったことです。
その上を行き
そこまで想像力を働かせることがスゴイです。
 
と質問者を称賛します。

 

そして、その答えが
あくまでも僕の想像ですが
と前置きしたうえで
「キチンと具体的に説明した」
と思います。

 

そこから
寸劇が始まりました。

 

 

「なんで戦争に家族を連れて行くんだろう?
 メリット、全部あげてみよう」
「それは安心できるから。安らげるから」
「それは分かる。でも、戦争で死んだら意味ないでしょ」
「はい」
「最高なのは、勝って、死なないことじゃない?」
「そのとおりです」
「じゃぁ、絶対に勝って、死なない方法を教えます」
「それは、家族も愛人も戦争に連れて行かないことです!」

ここで兵士から大ブーイング。

「じゃぁさ、試しにシミュレーションしてみよう」
「戦争ごっこやるね」
「君、家族連れチーム。君、単独チーム。
 よーいスタート!」

「ほら!、まず子ども人質にとるでしょ!
 参ったってなるでしょ!!」

 

ってな感じの一人寸劇。
スゴイな。

 

さらに展開します。

 

大切なのはみんなのメリットを
具体的に示すことです。
例えば、キング牧師

 

では、なぜ、多くの黒人が
キング牧師の演説を聞きに行ったのか?
それは人種差別を解消することにより
黒人が「よりよい生活ができるかも?」
と期待したからです。

 

人は、基本的に
「自分のメリットのために動く」
のです。

 

とすれば
誰かのメリットを作ればいい。

 

自分の場合、
『レディオフィッシュ』のメンバーにとってのメリットを作ること。
活動開始の際に
具体的メリットを示しました。

 

現在の業界では、
作詞、作曲が印税をもっていきすぎている。
作詞3%、作曲3%、演者3%。

 

 

そこを、作詞、歌唱印税を足して6%、
均等に割ろう
という提案をしました。

 

まぁ、その後
91%はどこに行ってるの
という話もあるのですが
それはまた話を聞きに来てください。

 

(おわり)

 

ってな感じでした。

 

 

面白かった。
直接話を聞いて
読み返せばもっと理解が深まるかも。

 

 

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