食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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教えて!ゴーシ先生ー!①

質問者:中井けんと(11)

ポケ◯もんで遊ぶのも、
ぬいぐるみで遊ぶのも、幼稚さは
変わらないと思います。
でも、ポケ◯んで遊んでいても
幼稚とは言われないのに
ぬいぐるみで遊んでいると
幼稚と言われます。
これは、ハロー効果の影響ですか?
なんででしょう?

 

これはハロー効果
というよりも確証バイアスの影響です。

 

確証バイアスとは、
対象物を評価する際に、
先入観に基づいて観察を行い、
自分に都合のいい情報を集めてもともと抱いていた先入観に付け加え、
対象物の評価にバイアスをかけてしまうこと。

 

です。

簡単に言えば
「ぬいぐるみは赤ちゃんが遊ぶもので幼稚」
という先入観があるからでしょう。

 

私個人としては
ぬいぐるみ遊びと
ポケモンGO」は
ポケモンGO」のほうが
クリエイティビティが小さいと思っています。

 

なぜなら
ポケモンGO
単なるユーザーだからです。

誰かが作ったものを使わされて
楽しんで
いつのまにか
時間とお金を使わされています。

 

一方、ぬいぐるみ遊びは
リエーターです。

何もない状態から
ストーリーを作り
感情移入し
一人何役もやり
それを楽しみ
ずっとそれを続ける。

 

そのすごさがわからない人から見れば
幼稚そのものでしょう。

 

ゴーシ先生が
原稿を執筆しているときは
頭の中でぬいぐるみ遊びをしているようなものです。

 

小説の時はもちろん。

 

エッセイの時だって
「読んでくれる人」
のぬいぐるみに入って
文章を書いています。

 

そうした
ぬいぐるみ遊びができる
リエーターが
ポケモンGO
などの作品を作れるのです。

 

ということで
ぬいぐるみ遊び
自体は
全然、幼稚ではないです。

 

アップステート・メディカル大学の
Brett N. Steenbarger助教授は
「確証バイアスは、
 正しい評価や判断を邪魔するばかりか、
 創造性の高い考え方や
 アイデアを生み出すことにも悪影響を与える」
と言っています。

 

ただし、いつか
結果を残すことです。

結果を残さなけければ
周りの評価は
「ぬいぐるみが好きな
 幼稚な中学生」
となります。

 

とはいえ、
結果を残したとしても
今度は
「ひがみ」
「そねみ」
「ねたみ」
「つらみ」
がやってきます(涙)。

 

自分が信じたものを最後まで信じれるか
自分が好きなものを最後まで好きって言えるか
どんな人生を歩むか。

 

すべて決めるのは自分。
ほかの人の言葉なんて関係ないです。

 

ゴーシ先生も先日の記事で
炎上しています(涙)