食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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スーパームーンとFBの暴力性

11/14(月)はスーパームーン
満月としては68年ぶりの近さで、
次に同じような距離の満月が見られるのは2034年ごろ。

しかし、天気予報では
「広い範囲で曇りや雨」。

見れないかな
と思っていたら、予想以上に天気の回復が早まり
雲の切れ間から
スーパームーンがはっきり見えました。

f:id:kab-log:20161116062513j:plain


一眼レフ+270mm望遠で撮ってみましたが
これが限界。

それにしても
facebook上では
スーパームーンスマホではこれが限界!!」
なんていうクオリティの低い写真が
あふれています。

本当、アホだと思う。

そんなクオリティの低い写真を
upしてみている人のだれが喜ぶのでしょう。

blogなら、
「見たい」と思って
わざわざ見に来てくれる人だから
クオリティの低い写真でも
まぁ、許されると思うのです。

しかし、facebook
見たいと思っても、見たくなくても
クオリティが高くても、低くても
暴力的に、友達のTLに表示されます。

FBは暴力的なのです。

以前、こんな記事を書きました。

f:id:kab-log:20150717113539j:plain

エステーのクリエイティブ・ディレクター
鹿毛康司さんは
著作『愛されるアイデアの作り方』の中で
「CMは暴力的なコミュニケーションである」
と書かれています。

テレビ、映画、本、等のメディアは
「見たい」「読みたい」
という合意を前提にしています。

しかし、
CMは不特定多数の無防備な心の中に
いきなり飛び込んでいきます。

そういう暴力性がある、と書いています。

そういう意味では
まさにfacebookも暴力のような性質があるはずです。

ユーザーの
「見たい」「見たくない」にかかわらず
その情報を提示してしまうからです。

薄々は分かっていました。

だから、私は
facebookに記事をupするときは
「できるだけ美しい写真を」
「できるだけ読み応えのある内容を」
と思い、記事を書いてきました。

読んでくれた人が
「読んでよかった」
「見てよかった」
と思ってもらえるようにです。

読んでくれた人の
時間を浪費させてはいけません。

FBの記事が
それを目にとめた人の
時間を浪費させているのだとしたら
それはその人の時間を奪うことであり
それは命を奪うことに他なりません。

だって、命とは時間なのですから。

だから、鹿毛さんの

「暴力的なコミュニケーションである」
という言葉は腑に落ちました。

 

 

愛されるアイデアのつくり方

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私は
読んでくれた人が
「読んでよかった」
「見てよかった」
と思ってもらえるような記事しか
FBにはupしません。

それ以外はblog記事です。

この記事も
スーパームーンスマホではこれが限界!!」
とupした人が不快な思いをするはずなので
blog記事です(笑)。