ある授業で
「若者の食生活・食行動を改善する」
という問題解決学習を行っています。
その前提として
「いまどきの若者の食生活・食行動の実態」
を明らかにすべく
「3日間、食べたものすべて写真に記録し
pptにまとめ発表する」
という宿題を課しています。
ある女子大生の三食。
【朝食 8:30】
・紅茶
・ブルーベリーヨーグルト
・グミサプリ(2種類)
・青粒10粒
【昼食 11:00】
・ぷっちょ3粒
・お茶1本
【間食】
・揚げ鶏
・トマトジュース
【夕食 19:30】
・鍋
・ご飯
・麦茶
・グミサプリ(2種類)
ある男子学生の三食。
【朝食 なし】
【昼食 15:00】
・ビッグマック
・フライドポテトM
・コカコーラM
【夕食 24:00】
・バイト先のまかない石焼ビーフカレー
大学生の食生活としてありがちといえば
ありがちです。
この大学生は数年後必ず社会人になり
数年後、結婚し、数年後、親になります。
そこでどんな食卓を築くのでしょう?
一方で、
「弁当の日」を経験した子どもたち
大学生はどんな家庭をつくり
どんな食卓を築くのでしょう?
いや、未来の話ではありません。
子どもが作る「弁当の日」。
香川県の滝宮小学校で始まったのが2001年。
九大弁当の日が始まったのが2006年。
当時、弁当の日に参加した
小学生や大学生は
もう社会人になり、結婚し、親になりました。
弁当の日を経験した子どもたちは
どんな大人になり
どんな親になり
どんな食卓を囲んでいるのか。
どんな子育てをしているのか。
弁当の日OBが一堂に会し
弁当の日を経験したうえでの
現在の食、暮らし、子育てについて語ってもらいます。
彼ら、彼女らの話を聞くことは
「弁当の日」を経験する子どもたちの
未来を見ることになります。
「弁当の日」が未来を創ることを
実感できる食育シンポジウムです。