食育研究家。九州大学講師/糸島市行政区長/1973年、大分県生まれ。農学博士。/年間の講演回数は100回を超え、大人向け学びの場である「大人塾」「ママ塾」「mamalink塾」等も主宰/主な著書に『いのちをいただく』『すごい弁当力!』『食卓の力』など、いずれもベストセラー/新聞掲載、テレビ・ラジオ出演も多数


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会議の力(ファシリテーション力)を身につける

10/31(月)は、第3期「福岡大人塾」第7回。
テーマは「会議の力(ファシリテーション力)を身につける」。

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ポイントの一つは
会議には
「共有」→「拡散」→「混沌」→「収束」→「合意」
という型があり
「拡散」と「収束」を一緒にしない
ということ。

つまり、拡散の段階では
否定や評価はせず
イデアを出しまくる。

参加者の皆さんにとっては
「なるほど!」ポイントのようで
「アイデアを拡散させよう!」となります。

しかし、逆に、これに引っ張られる結果になりました。

最終ワークは
「大人塾忘年会を企画する」という模擬グループ会議。

「どんな忘年会だったら楽しいかな?」
とアイデアを拡散し…

20分の話し合いの後、発表された結果は…

Aグループ:平日(12/8)の夜、レンタルカフェを借りて一品持ち寄りparty
Bグループ:日曜(12/4)の昼、九電体育館を借りてスポーツ大会
Cグループ:土曜(12/3)の昼、今宿野外活動センターでアウトドアクッキング

わ、わかりました。。。

では、各自スケジュール帳をあけ
「参加できる」「参加したい」
イデアに挙手しましょう。
半数以上が参加でき、
私も参加できる案を採択します。

結果としては
私はいずれの日も参加できず
いずれの案も不採択。

「拡散」に引っ張られすぎたのです。

忘年会等を企画する場合
いくつかのマストがあります。
例えば、今回の場合は
・できるだけ多くの受講者が参加できる
・ゴーシ先生が必ず参加できる、等。

このマストを明らかにして
「拡散」の前に「共有」しなければならないのです。
このマスト共有をとばして
拡散してしまうと
確かに楽しそうだけど
誰も参加できない非現実的な案がでてきてしまい
結局、実現できません。

今回のワークをやることで
改めて気づかされました。